京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

ポルトガル No.1 トマール

2012-11-10 22:27:52 | 
ポルトガルって、はっきりとは場所がわかんない… と言う声が聞こえたので、簡単な地図を。

                 
                 半島の西端に位置し、お隣はスペイン。
                 国土は、狭い日本のさらに4分の1、人口も
                 1000万人ちょっとの共和国です。

                
                ポルトガルと日本の関係は、1543年に鉄砲をもたらし、
                1549年には、ザビエルさんによってがキリスト教が
                伝えられたことは教科書で習いましたネ。
                以来460年以上、友好を保っている国なのです。

      
      ポルトガル一日目の観光はトマールという街から始まりました。
      ナバオン川の中流に位置するこの街のメイン観光はキリスト教修道院。

      
      キリスト教修道院は、1160年にテンプル騎士団によって建設が始められ、以降何世紀にも
      渡って増改築された結果、ロマネスク様式、マヌエル様式、ルネッサンス様式などさまざまな
      様式が混じった建築物となった。キリスト騎士団の本拠地となった、ポルトガル最大の
      シトー派の修道院。

      
      坂、階段、やっと入口。

            
            先ず美しい回廊。中庭を巡って、さっき入ってきた入り口の塔を望む。

      
      二階の回廊。壁にはアズレージョと呼ばれる藍色のタイルが張られている。

            
            部屋の壁一面に張られたアズレージョ。

      
      テンプル騎士団の円堂。外側は6角形、内部は8角形。その間は円形の高い天井を持つ回廊、
      騎士たちがすぐ出動できるように、馬にのったまま回りながら礼拝ができるようにだという。

            
            マヌエル様式と呼ばれる部分。マヌエル一世にちなんだ 
            独特の表現法を施した建築様式。

      
      マヌエル様式の窓。大航海時代の象徴である船のロープのモチーフが随所にデザインされている。

      確かに独特の建物は面白いし、アズレージョと円堂は見とれるほど美しい。
      この大きな修道院を見るためにトマールに立ち寄ったらしい。
      川に面したレストランでランチを食べて、午後、次の見学地へ向かった。