命をつないだ桜が今年も

実家の駅前の桜のことです。

　　　　　　　　
　　　　　　　　１０年近く前のこと、駅の建て替えと駅前の整備に伴い、切り倒されようとしていた
　　　　　　　　改札口前の２本の桜が住民の署名により移植されることになって、命をつないだ桜です。

　　　　　　　　
　　　　　　　　一本は以前とあまり変わらない改札口付近に。

　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　３年前にＵＰした写真を見ると、枝を伸ばして随分と大きく
　　　　　　　　　　　　　　なったのがわかります。皆、木の下に集まっていました。
　　　　　　　　　　　　　　待ち合わせ、名残惜しげにさよならのおしゃべり、写真を
　　　　　　　　　　　　　　撮っている人もいっぱいいました。

　　　　　　　　
　　　　　　　　もう一本の桜はロータリーの真ん中に。

　　　　　　　　
　　　　　　　　左奥の桜と手前の桜、今年も花開いて、行き交う人々の心を癒してくれています。
　　　　　　　　きっと、この町に住んで、この駅で乗り降りする人たちの思い出もつないでくれて
　　　　　　　　いることでしょう。そしてこれからも。