京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

星合の空をながめつつ…

2009-07-07 22:50:02 | 季節のことば
今夜は七夕、月もまんまるです。

        
        都会の空に天の川は見えないけれど、雲の切れ間から皓々と満月。

            
            願い事を書いた短冊を笹の葉につけて。

           秋の初風吹きぬれば、星合の空をながめつゝ、
           あまのと渡るかぢの葉に、おもふ事かくころなれや。
                       『平家物語・祇王』より

            星合は牽牛・織女の二星が会うこと、あまのとは天の川、
            あまのとわたるかぢの葉…のかぢは舟の楫と葉の梶の
            掛けことば。
            昔は梶の葉に願い事を書いていました。

        
        星合の空をながめつつ、私はお饅頭を食べる…

        
        求肥で餡をくるんだ上品なお餅の上に、彦星・織姫の
        二星を乗せてある。求肥は夜空のブルー、天の川を
        イメージしてキラキラ光るものが。

        
        鶴屋吉信製、その名も「お星さま餅」


        
        朝顔市で求めた鉢の朝顔、今朝見事な花が4~5輪咲きました
        昨日はもうしぼんでいて見られなかった団十郎