京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

半夏生と半化粧

2009-07-01 23:00:49 | 季節のことば
夏至から数えて11日目、新暦の7月2日頃が半夏生(はんげしょう)と呼ばれる日です。
半夏生は季節を分ける七十二候の一つですが、農作業の目安として、八十八夜と
共に重要な節目だったようです。

        
        これは半夏生といわれるドクダミ科の植物。
        半夏生の頃に花が咲くのでハンゲショウと名づけられたらしい。

        
        また、花が咲く頃、葉の表面が白くなるので、半化粧とも
        書かれる。裏面は緑のままなのが不思議。

        
        半夏生は梅雨の末期にあたり、この日までに田植えを済ませる
        慣わしだった。自然現象や暦を農事の目安としなくなった現代は
        効率がよくなったかもしれないが、無味乾燥な気がする。


思い出したように降る雨、まだ梅雨真っ最中を感じる。
ムラサキツユクサは雨の方が好きみたい。
日が照るとはなびらはくしゃくしゃとしぼんでしまうから。


同じムラサキツユクサでも少し大きい、オオムラサキツユクサ。
しかもムラサキというよりピンク。


ムラサキツユクサ:ツユクサ科北米原産。

        おまけ
        
        母の庭の本日のブルーベリー。もう少したくさんありました。
        摘みながらお毒見してしまいましたので