私を誕生させ続け、生かしてくれているもの

　「ことば」であった。現に今も。「ことばは絶対」にならせていただけている今だから言える。したがって、ことばを信じられていなかった頃には、不安に彩られていたようだ。と言うのも、不安が不安と言えないまま、いわゆる自覚になっていなかったのであった。今は、不安の相（すがた）が、ことばに顕かにさせてもらえているお陰で、落ち着けている。ことばの不思議力・・・心の風景は一変した。なによりも、自他が尊重できるし、共々の分かち合いに勝るものはない。戦争も対立もいじめも良し悪しもなし。一人独りは異質が、大前提にならせていただいてきた学びのプロセスがあってこそだが。その手だてが身にならせていただけているから、有難い。どこをとっても、外れないことも知ってしまえた。たった今も、ことばに誕生させていただいているし、ことばにしてことばに生かされている事実・・・・・・・。