新潟カウンセリング研修センター

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「今ここ」が自身に明かされるとき

2020-02-08 11:15:03 | 私の声
 人間(ひと)は誰しも「今ここ」に出会いたがっている。そう断言できるのは、この私が、カウンセリングに出会い、人生を変わらせていただいた体験から言える。知識でもなく、観念や他人から聞いて知ったのでもなく、事実に基づいている。残念ながら肉眼で見せられないものだから、自身で体験学習をする他はない。「やってみよう」とその人に、そのことばがやってくるかどうかだ。「やってみよう」のことばに、足が運ばれるかどうかだ。
 周りを見渡せば、なんと「頑張る・頑張らないと・頑張らなければ」等と「反省する・反省しなければ」と言い、繰り返している人たちばかりだ。疲労が溜り、心身が病み、悲劇が起こり続けているのは、当然の結果としてうなづける。当研修センターでは、一人でもそのような方に手を差し伸べたい一心で、情報を駆使しているのだが届きにくいのが残念でたまらない。日常会話ではとても育まれ合えない、学びの場としてカウンセリングがある。カウンセリングと言うことばが同じであれば、みな同じと捉えているようだが、全く違うのである。カウンセラーが学び続けているかどうかであるから、一般には分かりづらいのも無理ない。「今ここ」に出会えた瞬間、閉ざされていた目の前が、明るく広々とした道がおのずから開かれたのだ。頑張らずともいい世界が、用意されていたのだ。努力・頑張るを教えている学校教育は、疑いもせずに今日も明日もやり続けている。子供たちの成長の妨げになっていることを、一人でも気付ける教師がいることを願うばかりだ。自分の今に疑問に感じた教師に会いたい。
 当研修センターは、年中無休で学びたい方々をお迎えしている。

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