脱サラして一人親方になりました

脱サラして独立。我が道を行く男の独り言

リスク管理 ⑩

2021年08月13日 | 経営
売りたい、儲けたいと思うのは誰もが同じですが「売ってあげよう」「儲けさせてあげよう」とは、なかなか思えないかと思います。
会社員なら、相手先に値引きを要求しても「この値引きで相手が貧乏になる」とまでは考えません。
ですが、自分の給料が減る事は「貧乏になる」と理解できます。
売上と給料が結びつきませんので、考え方そのものが違うのです。

情に訴えるというだけでは経営ができませんが、少なくとも「情など不要」よりは売れると思います。
これ、見習い時代から開業初期までは「情など不要」という勘違いをしていて気づきませんでしたが、最近「情があっても良い」と考えるようになりました。
売る為のツールとして、という事です。

「お礼を言う」というだけでも大きな効果はあると思いますが、「今まで付き合いの無い人」を獲得する為には、お礼を言うチャンスをもらう事から始める必要がありますね。
チャンスをもらう、これが安売りでも良いとは思います。方法はさまざまです。
(私は安売りをしませんが)
そして、売った人が気持ちよくなる、これで次回以降の継続も狙えると考えます。
「顔なじみ」は否定しても「ファン」は肯定できるのです。

情の部分を構築するには、それも相応の時間が必要です。
だから「売上を伸ばす戦略」を行う手前で「情の部分を構築しておく戦略」を用意しておかねばなりません。

続きます。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« リスク管理 ⑨ | トップ | リスク管理 ⑪ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

経営」カテゴリの最新記事