ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




湘南堂。神奈川県藤沢市片瀬海岸1-8。1992(平成4)年5月3日

江ノ電江ノ島駅から国道134号線の江の島入口交差点までの商店街の通りをすばな(洲鼻)通りという。湘南堂はその駅に近い辺りにある。『食べログ』には「創業昭和12年」とあった。そのサイトに「シューマイパン140円」の写真があった。ずいぶんと久しぶりに聞く名前だ。
手作りパンが売り物なのは変わらないが、上の写真では店先がパンも売っている菓子店のような具合だ。ベランダの壁を兼ねた店名の看板が店のこだわりらしく、きれいにメンテナンスされている。パンのショーケースは上の写真のものが今も使われているようだ。建物両端のタイル張りの柱を木で隠してしまったのが惜しい。



湘南堂、萬珍櫻。片瀬海岸1-8。2013(平成25)年3月14日

湘南堂の左は片瀬写真館。そのホームページには「先々代が開業し百年になりました。藤沢で一番古い写真館」とある。建物は関東大震災以前のものという。またHPでは、大正時代から平成14・15年に現在の構えに改装するまでの店先の変遷が写真でたどれる
片瀬写真館の隣は中華料理の萬珍櫻。ストリートビュー(2015年10月)を見たら取り壊されたところだった。『食べログ』によると、90年近く続く老舗だったが2015年8月末で閉店したそうだ。

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