ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 



こみや婦人子供服店
墨田区墨田3-9
2013(平成25)年4月5日

玉の井いろは通りの鐘ヶ淵通りに近い辺り。こみやの建物は戦前の看板建築かと思わせるが、この辺りは空襲で焼き払われたと思われるので、戦後の建築だ。『玉の井 色街の社会と暮らし』(日比恆明著、2010年、2800円)の「昭和28年頃の玉ノ井界わいの住宅地図」には、「マスヤ洋品」で載っているが、同じ店だろうか? 昭和の洋品店の商品展示のやりかたはどこも似ている。商品はみんなパッケージから出して広げてしまうようだ。見本として見せているようではない。
こみやと横町を挟んで並んでいる松永寝具店は、業種からして古そうな店で、戦後すぐに創業したか再開した店のように思える。赤線があった時代は繁盛しただろうと容易に想像できる。



松永寝具店。墨田3-42。2013(平成25)年4月5日

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コメント
 
 
 
Unknown ( キューピー)
2019-02-25 18:21:01
松永布団店は戦前から続いた店です。戦前は賑わい本通りにあったのですが、焼失したため現在地に転居しています。戦前から銘酒屋に布団を販売していたので、戦後もカフェーに出入りしていました。その頃は布団の打ち直しがあったため、店の奥には広い作業場を持っています。
 
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