ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




鮒忠不動産事業部。台東区浅草5-30。2011(平成23)9月11日

当ブログ前回の「スナック街角」と同じ横丁の、「ミナガワ工芸」の向かいにあった看板建築型の長屋。写真右奥がガレージで、そこも鮒忠が使っているから、建物全部を鮒忠が使っていたと思える。寮にしていたのかもしれない。1966(昭和41)年の地図でも「鮒忠根本」で、住所は「浅草千束町(せんぞくまち)三丁目54」。
2018年に取り壊されて、現在は「三井のリパーク」。写真でも建物の裏は駐車場だが、それがより広い駐車場になっている。2枚目写真がその駐車場で、左奥が千束通り。千束通りに出て、右へ2軒目に「鮒忠浅草本店」(うなぎ、焼き鳥)があった。この店も不動産事業部と同時期に取り壊されて、現在は「三井のリパーク」。



更科蕎麦大三。浅草5-30。2011(平成23)9月11日

1枚目写真左奥の建物。居酒屋だったような構えだが住宅になっているようだ。その左は千束通りの角にある「大三」という蕎麦屋。看板建築の上の壁に「更科蕎麦」の文字がある。2014年頃に取り壊され、写真中央の家は2019年頃になくなって、いずれも駐車場になってしまった。

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