冬青(そよご)風

常緑樹の森の下に佇み、かたい葉が風にそよいで、ソヨソヨと音をたてる。
ソヨゴの語らいを聞いていただければ幸いです。

ハイキング日和な矢田寺へんろみち

2008年11月22日 20時32分04秒 | 矢田寺へんろ道修復作業
  
        休憩所のある石手寺の紅葉です。

 9時から本堂でおへんろ講座をしたあと、2時間ほどかけてへんろ道を歩く、
 へんろみち保存会主催の矢田寺四国88ヶ所ミニ霊場のハイキングが行われた。
 昨日までの厳しい冷え込みがが嘘のような、暖かい小春日和の1日でした。
 



 ハイキングには40人ほどの参加者があり、本堂の座敷集合して会が始まる。
 矢田寺へんろみち保存会の顧問もされている大和郡山の上田市長さん、同じく
 顧問の矢田寺念仏院の大浦ご住職お二人の、へんろみちの復元や歴史などを
 10分ほどづつ話してくれました。
 最後に矢田寺へんろみち会長の山下正樹さんの、へんろ講座が30分あった。
 歩きへんろの魅力について、みなさん興味深く拝聴してくださった。 



 10時からハイキングに2班に分かれて、へんろみちを歩きました。
 1番札所の霊山寺の前で、全員で般若心経を挙げて出発しました。

        

       1班と2班の間隔を5分ほど開けて歩きます。
       私は2班を受け持ち、おもな札所では立ち止まり説明をします。
       45番岩屋寺あたりの紅葉です。日当たりのいい場所のおくは
       紅葉しているのですが、手前はまだ少し時間がかかりそうです。



 もみじ谷では、苗木2300本を育てた三橋さんも、一緒に上がってこられて、
 これまでの取組みなども皆さんにお話された。

        
         日当たりのいい場所の楓は、しっかり紅葉しています。



 51番石手寺にあるじゅっぷく小屋で休憩したあと、へんろみちで
 一番高台にある場所に、矢田寺の高祖が祭られている。
 左が勝谷順道像、右が弘仁年間に矢田寺を中興した満米上人像です。

 ここからは88番までは山を巻きながら下っていきます。
 この高台までが、へんろみちは登りが続きますが、ゆっくり歩いてくれば
 それほどしんどくはないです。

 途中お話や休憩をはさんで、ちょうど2時間ほどで皆さん結願されました。
 変化に富んだへんろみちに、皆さん満足して帰ってくださいました。


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ブログのことで (magazinn55)
2008-11-23 11:27:57
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