ETUDE

~美味しいお酒、香り高い珈琲、そして何よりも素敵な音楽。
これが、私(romani)の三種の神器です。~

ウィーン カフェ巡り (ウィーン旅行記 その5)

2006-05-01 | その他
24日に観た「愛の妙薬」の感想を書く前に、一息いれてカフェのお話などを・・。
10年前にウィーンへ行ったときは、はっきり言って「ザルツブルク音楽祭のついで」というスケジュールで、正味2日間もありませんでした。
しかも、シェーンブルン宮殿の近くのホテルだったので、リンクの中に行くにしても必ず地下鉄に乗って行く必要がありました。
今回は、オペラ座近くのグランドホテル・ウィーンが宿でしたので、ほんとにどこへ行くのにもとても便利。さくさく歩いて行けます。
実は、今回の旅行では、タクシー、地下鉄、列車は言うに及ばず、路面電車すら乗りませんでした。
オペラ・コンサートの合間を縫っては、公園を散歩したり、美術館やモーツァルトハウス等の見学。そして、喉が渇いたりお腹が空いてきたところでカフェにというコースです。
そういう意味では、随分ゆったりと街の空気を吸ったような気がします。
美術館等の話はまた別にさせていただくとして、ここでは、今回の旅行のもう1つのテーマであったウィーンのカフェのお話を。

ウィーンへ着いた日の夜に行ったレストラン=フューリッシュ。
空港からホテルまで案内していただいたIさんに紹介してもらいました。
ヴィーナーシュニッツェルのボリュームの大きさに、目を白黒。
でもとても美味しかった。



ウィーンフィルの定期演奏会の後は、ホテルザッハーへ。夜だったので問題なく座れました。独特の雰囲気がありました。ここではグラーシュをいただきました。そして、締めくくりはもちろんザッハトルテとメランジェ。
甘すぎると聞かされていましたが、このあんずジャムの入った濃厚な味、私は好きです。
ただ、ほんまボリュームあるなあ。



「フィガロの結婚」の開演前に、昼食をかねてちょっと一息ついたのは、カフェ=オーバーラー。
ここのケーキは美味しいです。甘さもほどほど。とても気に入りました。
日本人にも人気が高いと聞いていましたが、激しく同意。



大感動の「フィガロ」のあとは、その余韻を味わいつつカフェ=モーツァルトへ。
このお店のターフェルシュピッツは、牛肉がとろけるようで絶品でした。
そして、スウィーツはモーツァルトトルテとカイザーシュマレン。
名物モーツァルトトルテはもちろんのこと、ウィーン風パンケーキであるカイザーシュマレンもとても美味。でもやはりボリュームが・・・。



最後の観劇であった「愛の妙薬」を見るまえに立ち寄ったのは、カフェ=デーメル。
モーツァルトトルテとコーヒーケーキを注文。ケーキの製造工程を見せてくれるのが面白かった。



それから「愛の妙薬」のあとは、随分遅い時間だったのですがカフェ=シルクへ。
初めてインペリアルトルテをいただきました。美味しかったけど、ちょっと硬い?
写真は残念ながらありません。

そして、忘れてはならないのが毎朝の朝食。
グランドホテル内のグランドカフェ(何と単純なネーミング!)でいただきましたが、これがまたGood。バイキングなんですが、どの料理も実に美味しい。


おまけに、なじみになったお店のおじさんが、「卵料理を食べないか?」と聞きにきてくれます。それで注文したオムレツも素晴らしい味。
毎朝毎朝「ボリュームありすぎ。ちょっと無理?」と思いつつも、ぺろりと平らげてしまいました。
最後の日に、また空港まで案内してくれたIさんによると、ウィーンでもこのグランドカフェは有名だそうです。
道理で美味しいはず。「食」という意味でも大満足な5日間でした。
コメント (8)
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