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心に映りゆくよしなしごと書きとめどころ

「あいちトリエンナーレ」チラ見のチラ見

2016-09-02 14:53:38 | 日記
                  
 
 いろいろな事情で、名古屋へ出る機会が減ってきた。
 そのせいで、行ける折には、沢山の目的を詰め込む。
 先般も、同人誌の編集会議、観たい映画の鑑賞、今池で週一しか営業していない店へ久々に出かけ「今池人」たちとの歓談、などを組み込み、編集会議と映画の間に、「あいちトリエンナーレ」の愛知県芸術文化センター会場で、観ることができるものをとでかけた。

             
             

 しかし、実際にできた余裕時間は、移動に要するものなどを差し引くと30分足らずで、8階以上の上階でのものを観る時間はとてもない。
 そこで、地下2階のフリーの会場のみを観た。タイトルにいうごとく、チラ見のチラ見というほかはない。
 そんなことだから、内容についてあれこれいう資格もなければ資料もない。

             

 畏友・大野左紀子さんの助言に従って、面白い、楽しい、好き、という基準にのみ従って、駆け足で観た。
 写真はそれらである。
 最後の何枚かの写真、やや薄暗いところにいろいろと陳列してある。それらもだが、移動中に足もとがベコベコしたり、躓きそうな凹凸があったりするので、入り口で椅子にかけているお姉さんに、「この足元の違和感も作品のうちですか?」と尋ねたら、彼女は作家ではないようだったが、即座に、「いいえ、床の設置がうまくゆかなかっただけです」とのこと。

             
             
 
 美術館の本来の床を傷つけないよう、その上に合板の床を貼ったのだが、その寸法取りが悪くてピッタリ収まらず、凹凸ができてしまったらしい。不器用な作家だ。
 内心では、そうした肉体感覚自身が作品の内容だったら面白いのに、と思っていただけにいくぶんがっかりした。

 一番下は、会場から出たところにある、オアシス21という広場に展開されたかなりでかい子供用の遊具である。気のせいか、これも作品っぽく見えた。

             

 もちろん、ほかにもいろいろ面白い企画があちこちの会場に広がっている。
 たぶん、見にゆく時間が取れないだろう。残念だ。

 http://aichitriennale.jp/


【おまけ】同日に行われていた、「第18回にっぽんど真ん中祭り」、通称「どまつり」の踊り手の皆さん。

             
             



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