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心に映りゆくよしなしごと書きとめどころ

出番を待つ 晩春から初夏へ

2012-04-25 01:47:54 | インポート
 ちょっと遅くやってきただけに今年の春は駆け足なのでしょうか。
 24日には30度越えの真夏日を観測したところもあったようです。
 2日続きの雨とそのあとにやってきたこの暖かさに誘われて、わが家でもいろいろな植物が出番を待ちかねています。

       

 まずはアケビの新芽なのですが、実はこれおじゃま虫なのです。
 もう30年ほど前、渓流釣りに行った帰りに山からとってきたものを二、三本植えたのですが、それが伸びるは伸びるは、ついには何本かの植木を完全に覆い尽くすほどになりました。それでいてあけびの実は二、三個しか採れないのです。
 
 笑い話にしているうちはよかったのですが、電話の引き込み線にまで這い上がり、とうとう、当時の電電公社に注意を受けるに至りました。一度は無償で除去してくれましたが、次回からは故意の損傷として有償にしますと脅されました。
 ここにいたっては、ついに、泣いて馬謖を斬らざるをえなくなったたのです。
 できるだけ根っこから除去したつもりなのですが、根が地を這っているものとみえ、それ以降、毎年新しいものが何本か生えてくるのです。鮮やかな新芽を除去するには忍びないのですが、放置しておくと前の二の舞で、民営化されたNTTは無償で除去はしてくれないでしょうから、見つけ次第取り除いています。
 これももう少し猶予を与えてやりますが、あと何日かの運命です。



 ツツジのつぼみもはち切れそうになって来ました。
 赤いのものと白いものがあるのですが、どういうわけか白いもののほうが早いようです。
 写真を撮っていたら何やらもぞもぞしています。数ミリの可愛いてんとう虫です。
 
       

 このてんとう虫、なかなかの愛嬌者で、最初、花のつぼみのところでもぞもぞしていたと思ったら、私のカメラのレンズの方へやって来るではありませんか。そこで「ハイ、ポーズ」です。
 実は私、去年まで、このてんとう虫は赤星てんとう虫だとばかり思っていました。しかしじつは違うのですね。赤星の方はもっと大きな楕円の赤が背中に付いているもので、こちらの方はナミテントウムシというのだそうです。

       
 
 しかもこのナミテントウムシ、実に色々なバリエーションがあるのです。
 これはネットの図鑑から拾ったものです。

          

 最後はスズランの新芽です。日陰に置いてあるので少し遅いかも知れません。
 うっかりすると花が咲いているのも見落としてしまいます。
 葉陰で人知れず静かに咲く奥ゆかしさ、まるで私のようですね。
 (今笑ったひと、廊下で立っていなさい!)

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