いろいろな方がネットで「菖蒲」について書いていらっしゃいます。時期ですものね。そこで、「勝負々々」というわけではありませんが、「私も行ってきたよ~ん」という軽いノリで載せてみました。
さほど規模の大きくない北陸路の菖蒲園でしたが、ぼぼ四方を山に囲まれ、菖蒲の周りを紫陽花が取り巻くというなかなか風情のあるロケーションでした。
この若いひと、残念ながら私たち一行とはまったく関係がないひとです。
同じ菖蒲でも開花時期が微妙に違うようで、惜しむらくは、もう盛りを過ぎたもの、これから開花するものとがまちまちで、密集感がやや希薄だったことです。しかしよく見るとまだまだ蕾のものが多く、もう少ししたら足元いっぱいの菖蒲が色めき立つのだろうと思いました。
おりからの小雨が一層風情を引き立ててくれましたが、紫陽花もまだ花が若いようで、やはりここが北陸路だということが実感されました。
左の写真のつぼみが咲き揃うと壮観だと思います。
それにしても偶然撮れたアキアカネのその赤いこと・・・で、ン?と疑問が湧くのでした。
この時期、いくらなんでもアキアカネがこんなに赤くなるでしょうか?
そこで「お調べ、お調べ」。
果たせるかな、赤いトンボはアキアカネという私の先入観を見事覆すデータが・・・。
赤いトンボは他にもいて、例えばもう夏には赤いナツアカネ、そして全身真っ赤な、日本ではいちばん赤いというショウジョウトンボ・・・。
そう、どうやらこれはそのショウジョウトンボ(猩々蜻蛉)のようです。
池の水面をスイスイ飛び回る真っ赤なトンボを観た喜び、そして、その正体を知った喜び、やはり自然観察は面白いですね。
しかし、これを調べている途中で、「かつてヘリコプターで農薬を散布していたころ、このショウジョウトンボたちも犠牲になり、その死骸があぜ道などに点々としていて、それが赤いだけに一層目立って痛ましかった」という叙述に出くわし、せっかくの気分が削がれてしまいました。
生涯一農夫だった私の祖父(母方)は、トンボを追い掛け回すガキの私に、「トンボはな、田んぼの害虫を退治してくれるのだから虐めちゃぁいかん」といっていたのを思い出しました。
あらら、菖蒲の話がとんでもない脱線、私の悪癖ですね。
さほど規模の大きくない北陸路の菖蒲園でしたが、ぼぼ四方を山に囲まれ、菖蒲の周りを紫陽花が取り巻くというなかなか風情のあるロケーションでした。
この若いひと、残念ながら私たち一行とはまったく関係がないひとです。
同じ菖蒲でも開花時期が微妙に違うようで、惜しむらくは、もう盛りを過ぎたもの、これから開花するものとがまちまちで、密集感がやや希薄だったことです。しかしよく見るとまだまだ蕾のものが多く、もう少ししたら足元いっぱいの菖蒲が色めき立つのだろうと思いました。
おりからの小雨が一層風情を引き立ててくれましたが、紫陽花もまだ花が若いようで、やはりここが北陸路だということが実感されました。
左の写真のつぼみが咲き揃うと壮観だと思います。
それにしても偶然撮れたアキアカネのその赤いこと・・・で、ン?と疑問が湧くのでした。
この時期、いくらなんでもアキアカネがこんなに赤くなるでしょうか?
そこで「お調べ、お調べ」。
果たせるかな、赤いトンボはアキアカネという私の先入観を見事覆すデータが・・・。
赤いトンボは他にもいて、例えばもう夏には赤いナツアカネ、そして全身真っ赤な、日本ではいちばん赤いというショウジョウトンボ・・・。
そう、どうやらこれはそのショウジョウトンボ(猩々蜻蛉)のようです。
池の水面をスイスイ飛び回る真っ赤なトンボを観た喜び、そして、その正体を知った喜び、やはり自然観察は面白いですね。
しかし、これを調べている途中で、「かつてヘリコプターで農薬を散布していたころ、このショウジョウトンボたちも犠牲になり、その死骸があぜ道などに点々としていて、それが赤いだけに一層目立って痛ましかった」という叙述に出くわし、せっかくの気分が削がれてしまいました。
生涯一農夫だった私の祖父(母方)は、トンボを追い掛け回すガキの私に、「トンボはな、田んぼの害虫を退治してくれるのだから虐めちゃぁいかん」といっていたのを思い出しました。
あらら、菖蒲の話がとんでもない脱線、私の悪癖ですね。
を催し、黙然とせざるを得ません。
猩猩蜻蛉の赤いのは雄で、雌は橙色らしいですね。
ついでにハシタナイ知ったかぶりをさせてください。
「八丁蜻蛉は、尾州八丁畷に多い最小の可憐な蜻蛉」と歳時記にあったので、岡崎の八帖町かと思ったら、「これはヤダノテッポウバハッチョウメにのみ発見せられ」(江戸時代の『蟲類寫集』)とあり、ということは現在の東区大幸町辺ということなのでしょうか。
どこかにひっそりと水場があるんでしょうね。
風評被害のことしか考えていないのですね。
http://blogs.yahoo.co.jp/t_mit21/3727840.html
農水省、スーパーに産地表示するな!
農林水産省が総合食料局流通課長の名で、
小売業関係団体の代表者あてに送付した
協力依頼書に驚きの指示内容があった
問題の記述部分は、以下↓
「消費者が科学的・客観的な根拠に基づいて適切に対処していただけるよう、野菜等の販売時における産地名の掲示等について、御配慮をお願いいたします。」
漱石の句、確かに良いですね。
八丁蜻蛉、Wikiでは《「ヤダノテツポウバハツチウメ」(矢田鉄砲場八丁目)にのみ発見せられるために「ハツチウトンボ」の名を有する、との記載に因むとされる。この矢田鉄砲場八丁目の詳しい場所は現在不明》とありました。
いずれにしても尾州が発祥の地であることは間違いありませんね。
>maotouyingさん
トンボがいる風景っていいですね。
その黄土高原にもいるというトンボが、一見豊かに見える私の周辺の田んぼでは近年見かけることがぐんと少なくなりました。
田植えなど必要なときだけポンプで汲み上げた水をU字溝で田へ流し、その他一年の大半はカラカラのコンクリートのむき出しではヤゴが育つことなどできないのです。
>Tさん
脱線、歓迎ですよ。
ご提示のHPで調べたところ、そのお達しは4月にすでに出されていますね。そしてそれはどんどん浸透しつつありますね。
私はよくスーパーなどへ買い物にでかけますが、以前は県単位で表示されていたものがたしかに「国産」とだけ書かれたものが多くなっています。
以前この日記で、三陸支援のささやかな気持ちでワカメを買ったと書きましたが、それも不可能になったわけです。
一方、放射能を忌避する情報も遮断されたわけですね。
風評被害に払うお金を節約するためでしょうか。
いずれにしても「知らしむべからず、よらしむべし」というお上根性丸出しのひどいお達しですね。