釣り師の方から旬のイサキの釣果のおすそ分け二尾をいただく。
それぞれ30センチに迫ろうかという良型。
写真の魚肌、鱗がはっきりしないのは、わざわざ鱗を引いたものをお持ちいただいたため。右下は、白子。
頂いた二尾にはそれぞれ、真子が入っていた。
三枚におろす。
まだ腹骨はとっていない。
ここから用途によって処理が違う。
刺身用は、腹骨をそぎ取り、中央の小骨が入ったチアイの部分を取り除き、腹身と背身に分ける。その皮を引いて切り分ければ刺身の出来上がり。
イサキの刺身は、桜色に輝いていて美しい。
腹骨やチアイ部分は捨てないで中骨やカマの部分とともにアラ炊きにする。
真子や白子は、別途あっさりと煮付け、生姜の千切りを乗せる。
もう一尾はムニエルにするつもりなので、腹骨はとるがチアイ部分は気になる小骨を毛抜きで取るぐらいでそのままにする。皮も引かない。皮をうまくこんがり焼き上げると、いい味のアクセントとなる。
海なし県の岐阜にいながら、こんな新鮮な海の幸をいただけるというのはとてもありがたいことだ。
感謝しつつ、いただくことにする。
大変遅くなり申し訳ないことですが、ご本をお送りくださりありがとうございました。皆様の書かれたものに大変な労力を思いながら羨望しつつも私などは何か一つを知るなり感じるなりでいいと思いながら、少しづつ拝読しております。
今後とも、よろしくお願いいたします。