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心に映りゆくよしなしごと書きとめどころ

名古屋千種区古井伝説と夜のJR岐阜駅

2022-05-09 15:48:17 | よしなしごと
5月9日(月)
 大型連休が終わった。それとともに、好天続きだったのが崩れはじめた。雨はシトシト程度だが、昼ぐらいから気温がぐんと下がった。朝方からは数度は下がったのではないだろうか。治りかけの風邪がぶり返すといけないので、薄手のジャンバーから毛糸のカーデガンに着替える。
         
 昨日は名古屋今池での集まりにでて、夕刻から、居酒屋時代の常連だった当時の若手の客と久々に逢い、名古屋駅近くで飲みながら話す。当時20代だった彼も、もう50代だ。独学ながら、在日の立場からいろいろ学び、考えている人だ。

 こちらも、この間学んだことを含めていろいろ話す。3時間近く経って散会。
 彼から、金時鐘の書をもらう。このひとの詩は読んだことがあるが、まとまったものは読んでいないので、真摯に向かい合ってみようと思う。
           
 写真はそれとは関係ないが、私が居酒屋をしていたところに近い高牟神社の境内と、帰り着いた岐阜駅の夜景。

          
               
 古井伝説発祥地点ともいわれる高牟神社 近くには弁慶が掘ったという井戸のある寺院もあり(ただし、弁慶の井戸は全国各地にある)、旧地名も元古井だった。ここから南へ古井の坂(残念ながら「恋の坂」ではない)を下ると吹上町に至る。吹上では文字通り水が自噴していて、昭和の時代にはその水を用いたサッポロビールの名古屋工場があった(現在は撤退)。これから見るに、今池近辺は水の豊かな段丘をなしていて、その南への水の補給地だったことがわかる。吹上の先の鶴舞(名古屋有数の公園がある)も、もともとはツルマで、「ツル」は「水が流れる所」「マ」は「間」を意味しているといわれる。それを「鶴舞」という美しい文字表記にしたため、地元では未だに公園や駅名(地下鉄・JR中央線)町名、図書館名、小学校名などで、その読みが別れていて、いずれを「ツルマイ」いずれを「ツルマ」か分かる人はよほどの名古屋通である。話が逸れたが下も高牟神社境内の写真。

               
               
               

               
                 JR岐阜駅北口広場 金の信長像と噴水
          
          同じく一階コンコース9時半だというのに人影はほとんどない
          
                 同じく岐阜駅の南側外観

 
 

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