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心に映りゆくよしなしごと書きとめどころ

エジプトの変と二月の川柳もどき

2011-02-12 17:28:33 | ポエムのようなもの
       
           私の勉強風景 外付けHDの向こうは亡父の肖像写真


 ムバラク体制がついに瓦解したようですね。
 倒したのは民衆の積年の怒りでしょうが、それを結びつけた Face Book の威力もなかなかなものですね。
 アメリカン・ドリームの出世物語だと思っていましたが、その機能はまた別ですね。

 昨年末の日記に、アメリカの週刊誌「タイム」の恒例の企画「Person of the Year」に、ウィキリークスのアサンジ氏を退けてFace Bookのザッカーバーク氏が選ばれたことに批判的なことを書きましたが、どうやら自己批判しなければなりませんね。

     http://pub.ne.jp/rokumon/?daily_id=20101228

 もっとも、媒体の創設と隠された情報をリークするということとは次元が異なりますから、アサンジ氏の仕事を過小評価するものではありませんが・・・。

 しかし、これからのグローバルな情報網が、Face Book や Google のもとに一元化されるとしたら、それもまた恐いのではないかと臆病な私は考えてしまうのです。

 といったこととは関係なく唐突ですが、「二月の川柳もどき」です。

    二月来る お神籤がもう外れてる

    口笛が鋭角になる二月の夜

    こら二月あんかけうどん食べに来い

    さざめきを秘めて二月の梅になる
 
    二月には二月の掟 東風も吹く


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6 コメント

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Unknown (りいら)
2011-02-12 19:43:15
アッサラーム アライクム!!!

エジプト民衆の快挙に興奮して、お久しぶりにお邪魔しました。
それにしてもあのタハリール広場を埋め尽くす人の波、どの人もマイクをむけられれば自分の言葉で激しい意見を述べ、小さな子供までこの革命の意味を理解しているようでした。
今後政権を握る人もこの力を知って、より幸せな国になるように祈ります。

六文銭さま、遊民での情熱あふれる文に教えらています。(ちえこさんが送ってくださいました)

カトリックでは霊的花束という重宝な(笑)言葉がありますが、私もこれにならい霊的チョコレートささげます♪
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Unknown (六文錢)
2011-02-13 00:27:02
>りいらさん
 お久しぶりです。
 エジプト民衆の快挙にはご同慶の至りです。

 ただし今後の推移でどのような体制が出来上がるのか今のところ不確定ですが、おっしゃるように「より幸せな国」になる様祈らずにはいられません。

 背後にいるアメリカが望むような反アラブ・親イスラエルの体制も考えものですし、かといってイスラム原理主義の支配では人々は(とりわけ女性は)また新たな桎梏の中に至ることになるのですから、それらとはニュートラルな民主主義国家が出来上がればいいのですが・・・。

 「霊的チョコ」確かに受け取りました。「霊的に」味わせていただく所存です(笑)。
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Unknown (Tです。)
2011-02-13 11:47:21
スパイシーで私の名前で検索してみてください。
http://spysee.jp/
ザッカーバーグさんはつながりの深い知人なのです。
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Unknown (りいら)
2011-02-14 15:53:51
ザッカーバーグ氏って若いんですね。
ルックスからいうと私はアサーンジ氏のほうがずっと好きです(笑)
長身でプラチナブロンドの髪。小さな目が何をしでかすか分からない狂気を秘めているようです。
グアンタナモ収容所の暴露では、ちょうどアルジャジーラがこちらで放送されたときと同じような興奮を覚えました。
アサーンジというファミリーネームは中国系の血筋からきているそうですね。最初はアサシンかと思いました(笑)
母親が「学校教育は権力順応型の人間になる」と信ずるアナキストで学校にいかせず、もっぱら図書館にこもりカフカが好きだとのこと。

ジュリアンという名前がぴったりの、頭のよい可愛い子供だったのでしょうね。

カルト的崇拝者も多いとか、彼だからできたということを若い人たちに分かってほしいですね。



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Unknown (六文錢)
2011-02-16 00:45:42
>Tさん
 拝見しました。
 確かにザッカーバーク氏とはダイレクトの繋がりですね。
 こうした相関図は面白いですね。
 前に読んだものでは、私の知り合いの百人がさらにその知り合いの百人を紹介するというのを続けると、六回目にして世界中の人がカバーできるというものです。
 ところでTさんは、長谷部誠を通じてサッカー関連とも繋がりをお持ちですね。

 
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Unknown (六文錢)
2011-02-16 00:51:05
>りいらさん
 日本では余り考えられないことですが、欧米などでは公教育や学校教育を敢えて受けないで育ち、特殊な才能を持った人たちがいますね。
 学校教育はある種の普遍性のようなものを叩き込みますが、それだけにあたら個性を一定の型にはめてしまうリスクもあるのでしょうか。
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