■3月1日
弥生の声を聞いていつまでもじじむさく厚ぼったいものを来ていてはとプチ衣替え。
ちょっとスッキリして身も軽くなった。
農協の野菜売り場他、食料品の買い物にあちこちへ。
鉢植えの紅梅は文字通り満開。すべての蕾が開ききっている。
これが昨年はひとつも花を付けなかったって信じられないほどだ。
桜の方は、今にも開きそうな気配だ。明日あたりはたぶん・・・・。
夕食時、咀嚼したものの嚥下に異常感が。痛みはないのだが、なんかつっかえる感じ。喉頭がん、食道がん、などの言葉がよぎる。
でも経験的にいって一番可能性のあるのは風邪。私の風はいつも喉から来るからだ。
結論は明朝の具合い次第だ。
■3月2日
起床。昨日は感じなかった喉の痛みが。やはり風邪だとの自己診断。
ほっておいても2、3日で治る風邪だが、何年か前、こじらせて急性気管支炎で41.5度の熱を出し、救急車で強制入院させられたことを思い出し、一応、行きつけのクリニックへ行くことに。
その前に洗濯物を干す。今日はよく乾くだろう。
クリニックの女医さん、口腔を覗いて、いつもの風邪ですね、喉が赤く腫れ上がっています、と薬を処方してくれる。
いい陽気でそのまま帰るのはもったいない。
喉に幾分の違和感はあるものの、その他はいたって快調。
近くの散策と洒落込む。
調合薬局を出たところで、鳥を腕にした男性に出会う。
「鷹ですか」と、私。
「そうです」
「なんていう鷹ですか」と、重ねて訊く。
「〇〇ホークという在来種で日本の鷹ではありません」と彼。
〇〇というのは私がよく聞き取れなかったから。聞き取れたとしても、私に鷹を差異化して理解する知識はない。
「狩りをするのですか」
「いいえ、飛ばせて楽しむのみです」
「写真を撮らせていただいていいですか」
「どうぞ」
と、いうのでこれらの写真。
猛禽類ではあるが、正面からのアングルは可愛い感じもある。
珍しいものを見せてもらった。
近くの川沿いに遡上する。2月16日に小さな魚の大量発生をみた場所だ。
その折にいたあんちゃんは、やがて川鵜がやってきてきれいに一掃してゆくといっていたが果たしてどうか。
まだ群れは健在だった。
私より若いおじいさんが幼稚園児ぐらいの孫娘を連れて釣りをしていた。
自分が釣って見せて、孫にも釣らせている。最初だめだった女の子もだんだん扱いに慣れてくる。
釣果は入れ食い状態。水を張ったポリバケツにどんどん溜まってゆく。小さいのは3センチほどだが大きいものは5センチほどある。
釣られた魚を見て、モロコであることがわかる。
「釣れたのをどうしようかな」とおじいさん。
「ガラスケースにでも飼われたら」
「うまく飼えますかねぇ」
「目ん玉に竹串刺して、さっと焼いてから甘露煮風というのもありますよ」と、私。
「酒の肴に合いそうです」と余分な一言も。
まあ、現実的にはそのままリリースだろうなとも思う。
でもこの大群、この前のあんちゃんが言ってたように、川鵜がやってこなかったらどうなるのだろう。このままここで成長することは考えられないから、やがてこの河川のあちこちに旅立ってゆくのだろうか。
しばらく見ていて、帰途に。
田んぼののり面が残っているところで赤紫の小さな花の群落を見つける。この花、毎年見ていて可愛いなと思うのだが、名前を知らない。だいたいイヌフグリと同じような場所で群生する。
帰宅して桜を見やる。白いところがちらっと見えるが開花とは言えない。
午後3時過ぎ、洗濯物を取り入れる。
予想どおりよく乾いていて、肌触りも心地いい。
念の為、桜を見ると、オゝッ、開いているのがちらほら。
これをもって、わが家の開花宣言とする。
弥生の声を聞いていつまでもじじむさく厚ぼったいものを来ていてはとプチ衣替え。
ちょっとスッキリして身も軽くなった。
農協の野菜売り場他、食料品の買い物にあちこちへ。
鉢植えの紅梅は文字通り満開。すべての蕾が開ききっている。
これが昨年はひとつも花を付けなかったって信じられないほどだ。
桜の方は、今にも開きそうな気配だ。明日あたりはたぶん・・・・。
夕食時、咀嚼したものの嚥下に異常感が。痛みはないのだが、なんかつっかえる感じ。喉頭がん、食道がん、などの言葉がよぎる。
でも経験的にいって一番可能性のあるのは風邪。私の風はいつも喉から来るからだ。
結論は明朝の具合い次第だ。
■3月2日
起床。昨日は感じなかった喉の痛みが。やはり風邪だとの自己診断。
ほっておいても2、3日で治る風邪だが、何年か前、こじらせて急性気管支炎で41.5度の熱を出し、救急車で強制入院させられたことを思い出し、一応、行きつけのクリニックへ行くことに。
その前に洗濯物を干す。今日はよく乾くだろう。
クリニックの女医さん、口腔を覗いて、いつもの風邪ですね、喉が赤く腫れ上がっています、と薬を処方してくれる。
いい陽気でそのまま帰るのはもったいない。
喉に幾分の違和感はあるものの、その他はいたって快調。
近くの散策と洒落込む。
調合薬局を出たところで、鳥を腕にした男性に出会う。
「鷹ですか」と、私。
「そうです」
「なんていう鷹ですか」と、重ねて訊く。
「〇〇ホークという在来種で日本の鷹ではありません」と彼。
〇〇というのは私がよく聞き取れなかったから。聞き取れたとしても、私に鷹を差異化して理解する知識はない。
「狩りをするのですか」
「いいえ、飛ばせて楽しむのみです」
「写真を撮らせていただいていいですか」
「どうぞ」
と、いうのでこれらの写真。
猛禽類ではあるが、正面からのアングルは可愛い感じもある。
珍しいものを見せてもらった。
近くの川沿いに遡上する。2月16日に小さな魚の大量発生をみた場所だ。
その折にいたあんちゃんは、やがて川鵜がやってきてきれいに一掃してゆくといっていたが果たしてどうか。
まだ群れは健在だった。
私より若いおじいさんが幼稚園児ぐらいの孫娘を連れて釣りをしていた。
自分が釣って見せて、孫にも釣らせている。最初だめだった女の子もだんだん扱いに慣れてくる。
釣果は入れ食い状態。水を張ったポリバケツにどんどん溜まってゆく。小さいのは3センチほどだが大きいものは5センチほどある。
釣られた魚を見て、モロコであることがわかる。
「釣れたのをどうしようかな」とおじいさん。
「ガラスケースにでも飼われたら」
「うまく飼えますかねぇ」
「目ん玉に竹串刺して、さっと焼いてから甘露煮風というのもありますよ」と、私。
「酒の肴に合いそうです」と余分な一言も。
まあ、現実的にはそのままリリースだろうなとも思う。
でもこの大群、この前のあんちゃんが言ってたように、川鵜がやってこなかったらどうなるのだろう。このままここで成長することは考えられないから、やがてこの河川のあちこちに旅立ってゆくのだろうか。
しばらく見ていて、帰途に。
田んぼののり面が残っているところで赤紫の小さな花の群落を見つける。この花、毎年見ていて可愛いなと思うのだが、名前を知らない。だいたいイヌフグリと同じような場所で群生する。
帰宅して桜を見やる。白いところがちらっと見えるが開花とは言えない。
午後3時過ぎ、洗濯物を取り入れる。
予想どおりよく乾いていて、肌触りも心地いい。
念の為、桜を見ると、オゝッ、開いているのがちらほら。
これをもって、わが家の開花宣言とする。
正確さには自信ありませんが、窮屈だった若いころ覚えた短歌です。いまも窮屈になると思い出しています。