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心に映りゆくよしなしごと書きとめどころ

「赤く咲く花・白い花」&六の時事川柳

2007-04-22 14:17:24 | 川柳日記
(このタイトル、島倉千代子のデビュー曲、「この世の花」の出だしであることが分かる人ってそんなにいないだろうな)
 
 昨日の土曜日は半日、県立図書館にこもりました。
 拳銃を持って立てこもったのではありません
 返済期限が来ているのに読み切れていなかったものを読むためと、他に幾分かの調べ事があったからです。

 長時間の読書や調べ事は、もともと容量の少ないハードディスクしか備えていない頭脳には負担です。
 すっかり疲れ切っていましたので、とりわけ酷使した眼を癒すべく、庭園を散歩しました。

 桜の後を追って咲き始めた花々が私を誘います。
 しかし、もともと曇り空だったのに加えて、迫り来る夕闇はあまり良い条件とは言えません。とりわけ、写真など撮ろうとする場合にはです。

 
 
 でも、強引に撮りました。
 白い花は、ハナミズキです。
 つい最近、その真っ赤な実を撮ったつもりでしたが、あれはもう昨秋のことだったのですね。

 庭園の隅で紅い花が私を招きます。
 近づくと、それは真っ赤なシャクナゲでした。
 出来るだけ自然光で撮りたかったのですが、夕闇は迫り、なおかつ光があまり射さない場所とあっては、フラッシュに頼らざるを得ません。

 
 
 おかげで、ご覧のようなみじめな写真となりました。
 とりわけ、これ程真っ赤なものは、真っ白な犬や、真っ黒な猫を撮るのと同様、とても難しいのです。

 というようなわけで、癒しの散歩のつもりが、一生懸命努力している自分を演じる結果となってしまったのです。
 なかなか、余裕を持って生きることが出来ない私なのでした。

 

<今週の川柳もどき> 07.4.22

 銃声が太平洋にコダマする
  (東西で発射事件相次ぐ)
 
 美しい国への道は力ずく
  (相次ぐ強行採決)
 
 この電気にも隠蔽が混じってる
  (発電所の不正相次ぐ)

 高野連火中の栗をわしづかみ
  (特待生本当になくせるの)

 無念だが紳士撤退やむを得ず
  (「紳士録」個人情報保護で発刊不能に)

 花筒は昔ながらのにする
  (墓地でステン製99本盗難)
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