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心に映りゆくよしなしごと書きとめどころ

枯れたものへのフェチ

2007-01-19 00:48:07 | 写真集
 枯れる。多くの草木が枯れる
 冬は枯れたもののオンパレードだ。

 枯れるって何だ。  
 老いの始まりか?
 死への接近か?
 あるいは死そのものか?

 それとも再生のための・・。

 最近、間接的にではあるが、「老い」に触れた書に接した。そのせいか、「枯れる」という現象が幾分気になり、目に付くようになった。しかし、よく観ると、それはそれで結構美しいのだ。

 ではパレードの始まり。

     
        これは草むら
 
          
       紫陽花の立ち枯れ

      
         ススキ

       
        セイタカアワダチソウ

     
          これも草むら

     
          カラスウリ

     
          休耕田の立ち枯れ
 
     
          キャラブキの花

     
         おなじみネコジャラシ
   
     
      最後に新しい息吹を・紅梅の蕾
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3 コメント

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Unknown (三島広志)
2007-01-19 22:30:48
紫陽花の老残に雨降り止まず 広志

昔作った句です。
句会のご婦人方の不況をかいました。
今は多少その思いが理解できる年齢になりつつあります。
返信する
Unknown (六文錢)
2007-01-21 16:46:27
>>今は多少その思いが理解できる

 とは、その折り、ご不況を示されたご婦人方の思いでしょうか。確かに雨に打たれた様は幾分みじめですが、私が写真に撮った、紫陽花、背高泡立草、伽羅蕗などの立ち枯れた花は、それなりに凛とした様子をたたえていて綺麗だったですよ。

 昔は、ドライフラワーを見て、何だそんなもの花のミイラじゃないかと思っていたのですが、それを作る人たちの気持ちが、少し分かるような気がしました。

 
返信する
Unknown (三島)
2007-01-22 00:34:13
老は決して残ではない
残は残念 残酷 無残
いいイメージではないですね
舞踊家大野氏のごとく老に酔う存在もまた優れたあり様
などと色々考えています
わたし 空手の道場では圧倒的な最高齢者でおじいさん扱いされていますので・・・(^_^;)
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