もう五〇年来、主に食卓で愛用してきたレトロ感のある私の椅子、最近、座板(お尻を乗せる部分)が割れて壊れてしまった。
というのも、釘を一本も使っていなくて、各部品の差し込みのバランスだけで作られているため、中心たる座板の破損は致命的でバラけてしまうのは避けられない。
う~ん、このまま捨ててしまうには惜しい。なんとか、自力で直せないものかと試みた。ようするに、座板が割れたのだからこれをくっつければ元のように組み立て可能なのだ。
そこでうちにある道具箱類を引っ掻き回し、なんとか使えるものを見つけ、あとは釘を使おうと修理に取り掛かる。
背中側からみた修理跡 下側の平板が二枚あったのでこれがメイン
あとは釘をぶきっちょに曲げたのみでブサイクだが、まっいいか
何の部品かわからないが、金属の平板で両端に穴が空いているものを見つけ、これをメインにとにかく割れた座板をくっつけるようにした。その他の部分は釘に頼り、しかも私のぶきっちょのせいで、だらしがない修繕になってしまったが、そうして直した座板を中心にほぼ元通りに椅子を組み立てることが出来た。
くっつけた痕跡は残るが、座板に座布団をかければまったく目立たない。
ところで、直している途中で、「キツツキマーク」というシールがあったので、ググッてみたら、この椅子、現在も製造販売されている飛騨木工のヒット商品で、現在の価格は60,500円という。
あ~、諦めて捨てなくてよかったという感想と、それだけ高価な椅子だったら、ちゃんとそれに見合った部品を捜してきて、もっと丁寧に修理すればよかったという反省が交差している。
しかし、なんとかしっかり固定することが出来て、びくともしないので、改めてこれを終生使い続けたいと思っている。
というのも、釘を一本も使っていなくて、各部品の差し込みのバランスだけで作られているため、中心たる座板の破損は致命的でバラけてしまうのは避けられない。
う~ん、このまま捨ててしまうには惜しい。なんとか、自力で直せないものかと試みた。ようするに、座板が割れたのだからこれをくっつければ元のように組み立て可能なのだ。
そこでうちにある道具箱類を引っ掻き回し、なんとか使えるものを見つけ、あとは釘を使おうと修理に取り掛かる。
背中側からみた修理跡 下側の平板が二枚あったのでこれがメイン
あとは釘をぶきっちょに曲げたのみでブサイクだが、まっいいか
何の部品かわからないが、金属の平板で両端に穴が空いているものを見つけ、これをメインにとにかく割れた座板をくっつけるようにした。その他の部分は釘に頼り、しかも私のぶきっちょのせいで、だらしがない修繕になってしまったが、そうして直した座板を中心にほぼ元通りに椅子を組み立てることが出来た。
くっつけた痕跡は残るが、座板に座布団をかければまったく目立たない。
ところで、直している途中で、「キツツキマーク」というシールがあったので、ググッてみたら、この椅子、現在も製造販売されている飛騨木工のヒット商品で、現在の価格は60,500円という。
あ~、諦めて捨てなくてよかったという感想と、それだけ高価な椅子だったら、ちゃんとそれに見合った部品を捜してきて、もっと丁寧に修理すればよかったという反省が交差している。
しかし、なんとかしっかり固定することが出来て、びくともしないので、改めてこれを終生使い続けたいと思っている。