務川慧悟ピアノリサイタルへ行く。
地元、旭丘高校から東京芸大を経て、2014年、パリ国立高等音楽院に審査員満場一致で合格し渡仏中。詳しい経歴は書かないが、逸材だと思う。いまに日本を代表するピアニスト、いや国際的に評価されるピアニストになると思う。
弱冠23歳の青年は、気取ったところもなく、スタスタ(本当にそんな感じなのです)と舞台に現れる。しかし、ひとたび鍵盤に手を置くと、豊かな音が溢れ出し、あるときはピアノが軽やかに歌い、またあるときは重厚な唸りを発する。
リストの難曲をらくらくと弾きこなす。そしてラフマニノフも。
そうかと思うと、ラモーの曲をクラヴサンを思わせるタッチで弾いたり、ドビュッシーの繊細な音を醸し出したりする。
一番いいことは、マナジリを決してではなく、ピアノを弾くことが楽しくてたまらない雰囲気が全身から伝わってくるところだ。そしてまだまだ伸びしろがあることを存分に感じさせるところだ。
彼のピアノを何度も聴いたひとは、聴くたびにうまくなっているのがよくわかるといっていた。
とても清々しいコンサートであった。
彼が大成するまで生き延びて、またその演奏を聴きたいものだ。
https://twitter.com/keigoop32
地元、旭丘高校から東京芸大を経て、2014年、パリ国立高等音楽院に審査員満場一致で合格し渡仏中。詳しい経歴は書かないが、逸材だと思う。いまに日本を代表するピアニスト、いや国際的に評価されるピアニストになると思う。
弱冠23歳の青年は、気取ったところもなく、スタスタ(本当にそんな感じなのです)と舞台に現れる。しかし、ひとたび鍵盤に手を置くと、豊かな音が溢れ出し、あるときはピアノが軽やかに歌い、またあるときは重厚な唸りを発する。
リストの難曲をらくらくと弾きこなす。そしてラフマニノフも。
そうかと思うと、ラモーの曲をクラヴサンを思わせるタッチで弾いたり、ドビュッシーの繊細な音を醸し出したりする。
一番いいことは、マナジリを決してではなく、ピアノを弾くことが楽しくてたまらない雰囲気が全身から伝わってくるところだ。そしてまだまだ伸びしろがあることを存分に感じさせるところだ。
彼のピアノを何度も聴いたひとは、聴くたびにうまくなっているのがよくわかるといっていた。
とても清々しいコンサートであった。
彼が大成するまで生き延びて、またその演奏を聴きたいものだ。
https://twitter.com/keigoop32