2020年2月17日(月)
アブラハヤである。

昨年の11月上旬の東海道中ガサ釣り記の続き。
地域の環境保護活動の御大にホトケドジョウやウシモツゴの生息地と保護の状況を見させてもらった後のこと。
「私魚人さん、釣りしたいでしょ?」
「いえいえ、個人の趣味でご迷惑をかけるようなことは・・・」
「いや、大丈夫な流域を案内しますよ。アブラハヤ釣ってみますか?そこは国内外来なんですよ」
「釣ります!釣ります!」 現金なもんだ。
なんせ、アブラハヤとタカハヤには曰く因縁があるんである。
タカハヤは兄貴夫婦やその後3馬鹿兄弟で釣りをした故郷の小川。
タカハヤ:広島西支局誕生なるか!・・・の巻 釣査123種目
その小川は西日本豪雨ですさまじい土石流となり
3馬鹿兄弟で釣りをした小川は・・・
未だにタカハヤの姿どころか川の改修中だし
アブラハヤにいたっては、地方TV局のローカル自然番組に
えっ? 広島県北にアブラハヤ? : TVの情報を確かめに(下線部クリックで過去記事へ)
翻弄されてきているのである。
さてと、くねくねぴゅんぴゅん、どこへ行ってるのやらわからないまま到着。
御大と弟子は仕掛けの準備、友は流域の観察。
私は・・・・・・ホットケーキをコネコネ丸めて釣りの準備。
30分ほどで釣れたのはカワムツばかり・・・トホホホホホ。
「仕掛けをあげてみますか!」と・・・・・・
「いたっ!」
カワムツに混じって上の写真のアブラハヤ。
もう1つの仕掛けにも

このアブラハヤ、西日本ではめったにお目にかかれない魚なのである。
近縁のタカハヤや北海道でヤチウグイを採ったことはある。
けど、アブラハヤは初めて手にしたのである。
アブラハヤ2匹を再度並べて


釣ってきた過去のタカハヤと比べてみる。


確かに
尾柄長÷尾柄高=2以上→アブラハヤ(細っこい)
尾柄長÷尾柄高=2未満→タカハヤ (太っちょい) が確実なのかも?
側部の黒い縦線が明確なこともアブラハヤの特徴かもしれんな。
背部からも比べてみる。
アブラハヤ

タカハヤ


体の太さの違いがはっきりわかるなあ!
背ビレに走る黒線が続くかとぎれるかで見分けられると書いてる人もいる。
ケド、たった1カ所で見ただけのアブラハヤ2匹ではわからないなあ。
ただ、実際にアブラハヤを見てびっくり仰天したのは
胸ビレつけ根の鮮やかなオレンジ色

アチコチでタカハヤを釣ったり採ったりしてきたつもりやケド
「こんなハデな色したつけ根は見たことないわあっ!」
アブラハヤは釣れぬままだけど、大満足だっ!
さてさて、次はどこ案内してくれるんやろか?
アブラハヤである。

昨年の11月上旬の東海道中ガサ釣り記の続き。
地域の環境保護活動の御大にホトケドジョウやウシモツゴの生息地と保護の状況を見させてもらった後のこと。
「私魚人さん、釣りしたいでしょ?」
「いえいえ、個人の趣味でご迷惑をかけるようなことは・・・」
「いや、大丈夫な流域を案内しますよ。アブラハヤ釣ってみますか?そこは国内外来なんですよ」
「釣ります!釣ります!」 現金なもんだ。
なんせ、アブラハヤとタカハヤには曰く因縁があるんである。
タカハヤは兄貴夫婦やその後3馬鹿兄弟で釣りをした故郷の小川。
タカハヤ:広島西支局誕生なるか!・・・の巻 釣査123種目
その小川は西日本豪雨ですさまじい土石流となり
3馬鹿兄弟で釣りをした小川は・・・
未だにタカハヤの姿どころか川の改修中だし
アブラハヤにいたっては、地方TV局のローカル自然番組に
えっ? 広島県北にアブラハヤ? : TVの情報を確かめに(下線部クリックで過去記事へ)
翻弄されてきているのである。
さてと、くねくねぴゅんぴゅん、どこへ行ってるのやらわからないまま到着。
御大と弟子は仕掛けの準備、友は流域の観察。
私は・・・・・・ホットケーキをコネコネ丸めて釣りの準備。
30分ほどで釣れたのはカワムツばかり・・・トホホホホホ。
「仕掛けをあげてみますか!」と・・・・・・
「いたっ!」
カワムツに混じって上の写真のアブラハヤ。
もう1つの仕掛けにも

このアブラハヤ、西日本ではめったにお目にかかれない魚なのである。
近縁のタカハヤや北海道でヤチウグイを採ったことはある。
けど、アブラハヤは初めて手にしたのである。
アブラハヤ2匹を再度並べて


釣ってきた過去のタカハヤと比べてみる。


確かに
尾柄長÷尾柄高=2以上→アブラハヤ(細っこい)
尾柄長÷尾柄高=2未満→タカハヤ (太っちょい) が確実なのかも?
側部の黒い縦線が明確なこともアブラハヤの特徴かもしれんな。
背部からも比べてみる。
アブラハヤ

タカハヤ


体の太さの違いがはっきりわかるなあ!
背ビレに走る黒線が続くかとぎれるかで見分けられると書いてる人もいる。
ケド、たった1カ所で見ただけのアブラハヤ2匹ではわからないなあ。
ただ、実際にアブラハヤを見てびっくり仰天したのは
胸ビレつけ根の鮮やかなオレンジ色

アチコチでタカハヤを釣ったり採ったりしてきたつもりやケド
「こんなハデな色したつけ根は見たことないわあっ!」
アブラハヤは釣れぬままだけど、大満足だっ!
さてさて、次はどこ案内してくれるんやろか?
それとメスが産卵床を掘る習性が変わってますよね。ピノキオ顔一度見てみたいものです。
何でアブラハヤは東日本にいるんだろ?
そう思うだけで、大切さ・希少性を知るきっかけになるでしょうに。
安易な放流や乱獲・飼育魚のエサ取りなどもできるだけ慎んでほしいものです。
タカハヤのピノキオ顔は見たことあるのですが、アブラハヤはもっとのびるのかなあ?