私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

イソガニ改めクロベンケイガニ(釣査260種目):我泣きぬれて・・・①

2020-11-02 18:16:51 | 昆虫以外の節足動物
2020年11月2日(月)

※11/3 追記:tetsuさんからご指摘をいただきました。
下記したイソガニはイソガニではなく、クロベンケイガニのメスらしいこと。
また、以前の記録であるケフサイソガニは、タカノケフサイソガニに形態的特徴がより近いということ。
あらためて近隣の、例えば『岡山県海産底性動物記録』(私家本)などを使って、イソガニやベンケイガニの仲間をピックアップし、形態的特徴など1種ずつ調べてみました。
ご指摘は実に的確だとあらためて判断しました。
ありがとうございます!
間違えたことは反省よりもまず、即訂正です!
そして、碌に調べず思い込みで、記事をアップしたことは反省しきりです。
tetsuさん、助かりました!感謝感謝です。

以下のように、黄色で訂正しておきます。



イソガニクロベンケイガニのメスかな?


甲幅3cmほど


タナゴ竿・仕掛けで釣った260種目である。


10月24日のこと、友とT君と干潟へ。
友とT君はガサへ。

私は、チチブ・シモフリシマハゼ・アカオビシマハゼのチチブ属3兄弟が同所的にみられるこんなとこで釣り。


まったくピクリともウキが動かないよ~っ!
西日本豪雨以降、数回来てるけど、いつまでたってもこんな感じ。

ここに生息してたチチブ属たち、どこいっちゃったんだろ?
私としては、シモフリシマハゼがめっきり減ってるのが気になってて、お顔を見たかったんだケド。

あまりに哀しくなって、干潟の生き物たちと戯れることに。

石川啄木だって「 東海の小島の磯の白砂にわれ泣きぬれて蟹とたはむる 」(一握の砂より)と詠んでるように
私だって「瀬戸内の干潟の端の泥砂にわれ泣きぬれて蟹とたはむれた」ってよかろうもんっ!

と、いうことで誰でもいつでも釣れるイソガニベンケイガニの仲間を釣った。


「おっ!ハサミのつけ根に細かな毛状のんが生えちょらんど?」
「ということは、ケフサイソガニ以前釣ったタカノケフサイソガニ?ではない。イソガニかヒライソガニベンケイガニの仲間らしいね」
「どっちにしても、まだ釣ったことを紹介しとらんハズ・・・」

ちなみに、ケフサイソガニタカネケフサイソガニ?はこう。


ねっ!ハサミの間にフサフサある多いでしょ?


後は、イソガニかヒライソガニか問題ベンケイガニ類のどいつなのかを解決すればいいのだが・・・


何匹か釣ってみて
・模様の変異がほぼなく、大きいこと。
を根拠のない理由にして、イソガニということにしておこうかな?


指摘をいただき、クロベンケイ・ウモレベンケイ・ヘメベンケイ・カクベンケイ・ユビアカベンケイなど
近隣の干潟で記録されてるベンケイガニの仲間をリストアップして
ネット上の画像や記録で確かめてみて・・・

クロベンケイガニのメスが一番近いかな?

残念なのは、オスを撮影しておかなかったことやね。

ちなみに、タナゴ竿・仕掛けで、国内で釣った魚以外の生き物35種目。
コメント (4)
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