私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

ホソヒラタアブ季節的二型と幼虫?

2020-11-20 17:55:58 | アブ・ハエ・カ・ガガンボの仲間
2020年11月20日(金)

ホソヒラタアブ冬型でいいのかな?


ここ数日、暖かい日が続くせいか、虫たちの活動もやや回復気味らしい。
春からろくすっぽ釣りにも行かず、毎日の散策・虫探しが習慣化してるから、少し目が肥えてきたかなあ。

「おっ!見慣れぬヒラタアブの仲間やんっ!」と、パチリして・・・
帰宅後「どっひゃあ!」と驚くことになる。(目が肥えちゃおらんわ!)

な、なんと!
いっつも家の周りの小さき花にプンプン飛んでるホソヒラタアブだったんだ!
夏型と冬型といって、季節で体色が全然変わってくるんだって!

昨年4月に撮影した夏型と比べてみると


ほれっ! 全然違うでしょ?

かつて冬型はジュウニホシヒラタアブなんて名前の別種あつかいだったらしいから
私ごときの虫素人が、見慣れぬヒラタアブだと勘違いするのも、ある意味するどい観察眼かも?

好みはシックな冬型だな。

さらに、幸運は続くもんじゃね。

ヨモギハムシを見つけた菊の葉で、幼虫発見!


「やった~っ! ヨモギハムシの幼虫だ~っ!」と
喜び勇んで、調べてみたら・・・

ヨモギハムシの幼虫とは、全然違うやん!

それでもしつこく調べてみたら、これがどうやら「ホソヒラタアブの幼虫」っぽいのよ。

かくして、夏と冬、及びジュニア期のコーディネートをお買い上げ~っ!

いやあ、体験しつつ知ることは楽しいねえ。

何であれ自分のワクが広がるし、発想をとばす最初の一歩にもなるのかな?

コメント (2)
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『嚔(くさめ・くしゃみ)』 俳句ポスト365 :我だけ2連続の『並』!

2020-11-20 11:37:31 | 俳句
2020年11月20日(金)

愛媛県松山市主催、夏井いつき選者「俳句ポスト365」の「並・人・地・天」発表は先ほど完了。
俳句仲間が「もしや天や地に・・・」と、待っていたけど、やはり残念!

ほぼ2週間に一度提示された兼題をもとに気楽にネット投句、夏井いつきさんに選句してもらえて、無料。
俳句投句で無料なのは珍しく、ひとえに松山市行政と「俳句の種を捲く」ことに人生をかけた夏井いつきさんの心意気のおかげだ。

今回の兼題は『嚔(くさめ・くしゃみ)』
冬の季語としてだから、花粉症や噂によるケースは本意ではないらしい。

投句人数1882名:投句数9784句と、前回の『実紫』より少し増えたのかな。

こういう少々人間じみた兼題は苦手、三句ほど投句。

結果はね、『並』一ついただきました。
仲間は相変わらずみんな『人』だから、みんな良かった良かった!(素直にそう思えるようになったな)

では、我が駄作の紹介!

並選句むずずと嚔やまごん出没碑に立ちて


いきなり「やまごん」と言われても困るだろうから、句の説明を

やまごんは1980年、福山市山野町に出没したといわれる類人猿に似た未確認動物のことです。
1970年以降何度も出没し、世間をにぎわせたヒバゴンが移動してきたとも・・・ 今はその出没地に碑が建っています。


と、付加しとくのが礼儀かと思って・・・・・・つけといた。

たまたま現地を訪ねたとき、その「うさん臭さや町おこしへの切なる願い」を感じて、なんか鼻がむずかゆくなったから。
なので、冬の季語として成立してないよね。
そんなこと考えずに送ってるから。

さてさて落選二句だ。

やまごんの嚔一つか空揺るる


碑の横の岩のすき間に何かが、棒でつつくと飛び出してきて
私はカジカガエルとわかったけど、かみさんはすっかり驚いてしまって
「空や山が揺れたかと思った~っ!」なんて言うから、これが没になったのはかみさんのせいだ。

コピペ咎めるかや嚔七つ八つ


夏井いつきさんのYouTube収益化がうまくいかないことを知った頃の怒りの句。
なんとか「節度あるいつき組」の方々の要望・意見書で今は収益化できるようになってるけど。

ひどすぎるもんな、コピぺ。
私もかつて地元ゆるキャライラスト利用の許可を正式にもらうのに、「こんなに苦労してるんだ」と知ってね。
くまもんだって、たかがこの俳句ポストのゆるキャラよしあきくんだって同じやん。

まして、俳句が好きなのなら俳句に関わる番組や講演の無許可利用はあり得ないのでは?

さて、投句した後で困った。
この俳句に見合う画像が浮かばないもんな。

しかたなく家を飛び出して、申し訳ないけどセイタカアワダチソウを撮ってきた。
外来種であり、花粉症の大きなアレルゲンであることが、画像を無断使用する人たちのうさん臭さに通じるかも、と。

ま、どのみち季語の本意とは違う駄句中の駄句。
ワハハハハハ・・・落選句をつくった本人が言うから間違いない!

さて、最近真面目に吟行を重ねるかみさんのメモ帳に、こんな素適な言葉が記されてた。

掲載許可をもらって書いてみる。

自分のおらん句ならなんぼでもできる。
己の人間性が句に晒される。


聞けば、松本勇二さんという若き俳人さんの文章から自分なりにアレンジした抜き書きだそうだ。

現場主義・遊び感覚程度にしか時間をかけない私の俳句の中で「私の人間性はどう晒されてる?」
ごもっともと思いつつ、少しばかりびびっちまったなあ。
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