昨夜は『くりぃむナントカ』(テレビ朝日系)を出会いがしら視聴。北京五輪野球予選で、ずいぶん遅くまでずれ込んだんですね。結局台湾を下して星野ジャパン五輪出場なった様子で、そっちはめでたしめでたし。のび太古田敦也さんの限りなく応援に近い解説、五輪本番でも聞けるかな。
一方“ナントカ‐1グランプリ”で審査員席に座ってたM‐1チャンピオンOB3組は、どうしちゃったのかってぐらいカドが取れて、面白くもなんともなくなってた。この人たちを一瞬でも「面白い!」と思った時期、と言うか時間があったのが信じられないくらい。
2002年ますだおかだ、2004年アンタッチャブル、2005年ブラックマヨネーズ。これに01年中川家・03年フットボールアワー・06年チュートリアルが加わればコンプリートなんですが、こうして並べて見ると、M‐1も焼き畑農法式のシステムなんだなぁという気がする。
全員、おもしろさが磨り減ってると言うより、TVに出ている、出してもらってるということの有り難味が自他ともに思いっきりなくなり、やることなすこと「当たり前」になってきた。中ではアンタ山崎がまだ若干“攻めて”いるかな。あとますだが見た目締まって綺麗めになったぐらい。
一方現役のM‐1チャレンジャーとして麒麟とトータルテンボスが参戦していましたが、トタテンはともかく麒麟は『ホームレス中学生』田村が印税長者になってしまったからなあ。くりぃむ上田に「(M‐1チャンピオンの賞金山分けで)500万もらってもハシタガネって感じでしょ?」と水を向けられて「ハシタガネです」って言っちゃってましたからね。
何より川嶋の、スピードワゴン井戸田の安達祐実さんとの結婚後の小沢と、体温退き方、顔つきのしらけ方がよく似ている。もう漫才で必死に上を目指していくのバカらしくなったんじゃないかな。
03~06年の間に一度は麒麟にM‐1かオンバトチャンピオンを取らせてあげたいと思ったけど、いまとなっては取らないでラッキー。吉本興業も、どっちか取るまで『ホームレス中学生』の出版を待ってあげてもよかったんじゃないかと思いますが、胴元って常に早く駒を金に替えたいものだろうしね。
結局はくりぃむしちゅー←海砂利水魚の方向性がいちばん手っ取り早く賢明なのかもしれないし。
23日のM‐1決勝、楽しみなんだか何なんだかわからなくなってきました。
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