利き手の親指の先が死んだ状態だと、キーボード以外にも、些細な日常動作で、一気に厄介化・無理難題化したことがたくさんあります。
① ジョグダイヤルなどつまんで回すものがつまめない。指先に挟むだけ挟めても、回せない。
② スナップホックが嵌められない。突起を凹みに押し込もうとしても、凹みの裏側を支えていることができないので、“押し”込むチカラが入らない。
③ 回してあける式のビン、缶のキャップ(“ニンニクの力スーパー”など)(←例が…)があけられない。ジョグダイヤルと同じ理由。
④ ネックレスのチェーンがかからない。輪カンをひらけないから。(←2回めからは、輪カンを親指の、無傷の部分に載せておいて、人差し指でひらくコツを覚えました。人間、努力だ。必要は発明のマザーだ)(ファザーはどこだ)
…いちばんまいったのは、止血したあと、(そうそう、血、止まったんですよ。いやーよかった。1時間超、じわじわちょびちょび出続けてたときは、また縫合か!?しかし、先月の包丁傷のような“直線”じゃなく“せん切りスライス”をどう縫うんだ!?縫い糸で“橋”でも架けるのか!?…と、いろいろ想像して目の前真っ暗になりかけましたが)それこそ“凹み”になっているスライス痕を消毒して絆創膏を貼る、その絆創膏の個装紙の、あの開けグチが“二枚舌”になってるトコあるでしょ?あれをベリッと剥がし開けられないんですよ。どうしてくれる絆創膏屋さん。具体的には、ケアリーヴのニチ○゛ンさん。指先の傷に推奨の製品なんだから、指先死んでる人間にも剥がし開けられる包装にしてもらわないと。
結局、“二枚舌”の一枚を前歯で挟んでおいて、もう一枚を生きてるほうの手指でつまんでベリッといってやった。わおっ、なんか野性的。こういうとき、脳は1~2秒のうちに、直ちに、死んでる部位をあきらめて、生きてる部位を使っての答えを反射的にはじき出すもんです。
…あ、でもウチの高齢組のように、挟む前歯がすでに上下無い人はこれもアウトか。絆創膏屋さん、歯が無い人間が指先死ぬ傷になった場合でも、開けられる包装にしてもらわないと。
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