ふぅー。24日放送の新体制第一弾『爆笑オンエアバトル』未視聴分(4位ハライチ、2位マシンガンズ、1位U字工事以外)をやっと完走。
お笑い好き、ネタ番組好きでも、8組フルオンエア+オンバトプレミアム(今回はベルト持ちのトータルテンボス)一気見は結構腹にこたえますね。中華街グルメレポート後みたい。
何より今回は、新体制のシステム紹介も兼ねてか、挑戦各組の収録入り前コメント・ネタ見せ順抽籤風景などの前フリVが分厚く、「いよいよ計量、オンオフ決定」まで、正味59分ほどの放送時間中、約10分を消費しているんですよね。次回(5月23日予定)からはもっと短縮されるのかなとも思いますが、まずこのオードブル、と言うか“ピザのミミ”部分でかなり腹が埋まった感。
低kbの8位から、順位順に1位までオンエアというのも「おもしろくない順、ウケが少なかった順ですよ」とカミングアウトしてるみたいでどうなの?と首をかしげかけたものの、上記先取りつまみ食い3組以外では、今回353kb8位滑り込み(9位オフエアのストリークと4kb差)のイシバシハザマがいちばん笑ったんだから世の中わからない。
個人的には本当に久しぶりにTVで見たなという気がします。05年後半ぐらいだったか、オリエンタルラジオの「武勇伝ブユウデン」を初めて見たとき「オンバトで似たようなモーションの組いたよなぁ」と思った記憶があるので、もう4年近くあのシンクロツッコミモーションをやってることになる。最初に見たときは“毛量少ないのに無理やりアフロ”だったボケ石橋が、きれいさっぱり短髪にして、元・猿岩石で現・アダ名王の有吉にも、市川海老蔵さんにも似てきてましたな。
モーションつきシンクロツッコミの後、同じツッコミを硲が重ねてちゃんと“我に返らせる”構造もトボけた感じでいいし、終盤近く「なまはげみたいに…」辺りから硲が乗らず石橋をボケ域に置き去りにする流れもいい。何よりネタ後のMC小松アナとの「しょうもない話」で笑いました。あのオレンジ色、図ではなく地だったんだ。
ネタ的には、この消防士チームの、この状況をアームストロングが演じたら…とちょっと思いましたね。
377kb7位チョコレートプラネットは、やや持ち時間を持て余し気味で、終盤へ加速するナンセンスグダグダ感が笑い増幅につながらなかった感じ。「地球ですよ~」「ハハハ楽しいな~」の“いきなりスペースシャトル”は笑ったけどね。これもアームストロングに料理させてみたいネタだった。ボケのようなツッコミのような長田は、狂言の和泉元彌さん似なんですね。
393kb6位大輪教授は、いままでホワイトボードを使っていた“数字”ネタを、言葉と演技だけで笑わせる、なかなか挑戦作で来ました。笑え方としては水準以上だったけど、「~~な感情を引き出したいと思います」チン!のセルフ前振りがちょっとダレた。
409kb5位のろしも、持ち時間が半分も有効に使えてない。従来の常連組で言えば上々軍団やオジンオズボーンもそうなんだけど、どうして皆やたら歌いたがるんだろう。しかも、歌ったことがひとつもネタ質向上に貢献していない例が多過ぎる。今回のこの組も、「♪先生に言ってやろ~」まで延々引っ張ったことが後半への盛り上がりにつながらず、ただダレて薄くしただけだった。
449kb3位ザ・ゴールデンゴールデンは、女装・北沢のほぼ“出オチ”になってるのが、かつてのツインカム島根の“定子”みたいで若干ズルいですな。最近のこの組のオンエアなったネタの中では“演りきれていた”という点で良かったと思いますが、ちょっとまだひとつひとつの芝居に小劇場演技的な無駄なタメが目立ち、全体のテンポをモタらせている。この組にはむしろ、2分間ぐらいのショート縛りでのネタを見てみたい。
プレミアムに余裕の登場のトータルテンボスは、そろそろ“ヘンな店員orサービスマン大村と、振り回される客藤田”ネタ以外も見てみたいところですが、11ヶ月後のチャンピオン大会防衛に向けて本領発揮を温存しているのだろうね。さぞ斬新なネタがストックされているのだろうね。わはは、プレッシャーかけてハードル上げてやったぞ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます