イエローフローライトを探して

何度も言うけど、
本当にブログなんかはじめるつもりじゃなかった。

それはありません

2009-07-22 00:06:21 | 昼ドラマ

ビールらしいと言えば、先日出先で招ばれたAsahiザ・マスター。これは本当にコクがありますね。

香りや飲みくちがどうこうより、いきなり“舌触り”が濃厚。なんとなく、学生時代無理クリ勧められて初めてビールっちゅうもんを飲んだときの記憶がよみがえりました。冷たい飲み物と言えば甘みのジュース系か麦茶、さもなきゃ牛乳しか知らなかった舌に、決して「飲みやすい」とは感じられないのだけれど、妙に引っかかりがあって後を引く感じ。「オトナの階段のぼる」感触とでも言いますか。

商品サイトにもある通り、“麦芽とホップと水だけ”しか原材料に使っていないという高純度のたまものか(普通のビールだって麦芽とホップと水じゃん、と思いきや、たとえば同じAsahiで言えばスーパードライにしてもプレミアム熟撰(じゅくせん)にしても、麦芽&ホップのほかにスターチ(澱粉)やコーンや米が使われています)。

その麦芽も一部はドイツ産を使用しているそう。ま、原材料に関しては、何をどれだけ使ったことによってどんな味になるのか、シロウトには判断も論評もしかねますが、“軽快”とか“さっぱり”といった要素よりも“古典的なビールの飲みごたえ”に集中した骨太な作りは、なかなか好感が持てます。

マットゴールドの配色の中間にの環を入れた缶デザイン、AサヒBールのイニシャルをホップの実(?)に配したエンブレムも、ビール本場ドイッチュラントなエキゾティシズムがあります。

自宅で安上がりにお手軽に“セルフ乾杯”するのに、甘めで軽めな新ジャンルを飲み慣れている月河みたいな向きは、たまにはこういうゴリッとしたやつ行ってみて、ビール伝統の味を思い出す必要がありますね。

ひとつ残念だったのは、ご馳走してくれた知人が、泡がきれいに出てぬるくなりにくいという、内側が素焼きになった肉厚な陶製カップに注いでくれたので、製品色がわからなかったこと。ドイツ伝来のピルスタイプビールですから、先日のSAPPORO焙煎生とは対照的な淡色黄金色だったと思うのですが、この次はやはり透明なグラスでいってみませんと。

…さて、そのザ・マスターのCMで葉加瀬太郎さん小野リサさん松下奈緒さんらとともに『乾杯の歌』を披露しているブラザートムさんのジュニア・小柳友さん演じる『つばさ』翔太は、右足の骨折が治った途端今度は左膝靭帯断裂でつらいことになっています。宮崎ポロラティーヴォ?コロラティーノ?ロスインディオス?クールファイブ?だかの監督からも「オマエのポジション無いから」と実質戦力外通告、しかも電話一本という冷たさ。こんなときつばさ(多部未華子さん)の「もう一度一緒にがんばろう」「ワタシにできることなら何でもするから」式の励ましはきっついなぁ。

今日(21日)は地元有力財界人の役で冨士眞奈美さんも登場。年齢不詳派手ハデファッションとヘアメイクが、まんま『ハゲタカ』のサンデートイズなのね。でも社員に草むしりさせたりはなくて、おもしろくていい人そうですよ。冨士さん、収録の合い間に仲良しの吉行和子さんと、亡き岸田今日子さんの思い出話なんかされているかしら。

「イモはお好き?」のひと言に過剰反応する真瀬(宅間孝行さん)、「…あ、なんかこう、ものすごく弾力のある床ですね!」には腹抱えて笑ったな。つばさまで「ほんとだー!」って調子合わせてやんの。もうね、天下のNHKが毎度受信料使って、大の大人つかまえてどんだけバカバカしいことやってんだよっていう『つばさ』ですが、このバカバカしさがたまらなく好きなんだなぁ。『サラリーマンNEOのようなスマートな、小ジャレたバカバカしさではなく、隅から隅までダサいバカバカしさ。

…好きなドラマなのにこんなに“バカ”の2文字をリフレインさせていいのか。とりあえず真瀬頑張れ。恋愛対象になり得ない(by空気読めないのカッタマリ=加乃子)けど。「うちの玉木と“恋仲”でして」というもろ昭和おっさんなボキャブラチョイスといい、応援せずにはいられません。

『夏の秘密』は第37話、予告の段階で思ったのですがフキ(小橋めぐみさん)ちょっとズルいぞ。紀保(山田麻衣子さん)と比べると、フキが圧勝で似合うと断言できる数少ないファッションアイテム=喪服(もちろん和服)で勝負。そりゃ伊織(瀬川亮さん)もギュッてしちゃいますね。紀保には第1話のウェディングドレスがあったんだし、フキも得意衣装での見せ場がなくっちゃ。

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