昨日の大雑把話の続き。パワーストーンのパワー、人間の、石との付き合いは石器時代に遡る歴史があるだけに、本当にいろんな解釈があり表現がありますが、本やネットで少しずつ仕入れた知識を思い切りざっくりまとめて、
“透明・半透明・淡色(特に白色・寒色系)の石=抽象的、精神的、思想や魂に働きかけるパワー”
“不透明・濃色(特に暖色系)の石=現実的、具体的、身体(特に内臓)に効くパワー”
ととらえています。パワーストーンを歴史的学理的にきちんと研究している人にははなはだ申し訳ないけど、もうね、たとえば真っ赤な石のペンダントを身につけると元気が出てくる、ピンクの石を手のひらの上で転がすとやさしい気持ちになる、淡い紫の石を机の一隅に置いておくと気持ちが静まって集中力が増すような気がする、その程度でいいと思っています。昨日入手したムーカイトをためつすがめつしていると、何となくクチの中にチョコレートの味がしてきて幸せな気分になる、ぐらいの。
当地では1年前本放送された『けものみち』が、午後の時間帯に再放送されています.火曜からの1~4話を録画しておいたので、本日まとめて視聴。目に苛酷な画面の暗さ。て言うか4話まとめて観るなよ自分!暗いと言うより、どんなシーンでも概して色調が青いんですね。“蒼い”と表記したくなるようなコントラスト。米倉涼子さんと佐藤浩市さんに食い下がる仲村トオルさん扮する刑事が末期の肺癌を患い余命僅かという設定なので、彼の視力で見えた世界、ということなのか。それとも、「人間すべて腹の中はこんなだよ」との寓意か。
麻布の首領(平幹二朗さん)の意を汲んで、言うこと聞かない公団社長を脅すために愛人を絞め殺し、遺体を始末させた直後、速攻「お腹空いちゃって」とルームサービスを頼む吹越満さんが圧巻。頼むに事欠いて生牡蠣。ジュルリジュルリ食べる食べる。このドラマ本放送の頃は、ノロウイルスなんて話題にもならなかったんでしょうね。牡蠣の旬は真冬。間接的に、物語世界の季節感、寒々しい空気感を演出するのにも貢献しています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます