イエローフローライトを探して

何度も言うけど、
本当にブログなんかはじめるつもりじゃなかった。

そんなに蛸なのか

2011-06-01 22:48:57 | 健康・病気

先週の『おひさま』は、“戦時中ならではの泣ける話、ちょっといいエピソード”の典型例を隙間なくつなげて、安心して泣き、笑える“自動操縦モード”でしたね……という記事を書こうと思っていたら、茂樹兄ちゃん(永山絢斗さん)の、胸痛みつつも身の引き締まる帰隊を目前にした週末、ズコンと奇襲をくらってしまいました。

ひさびさの、魔女の一撃。ぎっくり腰とも言う。

タイミングが悪すぎますよ。夜更けお風呂から上がって、カビ対策にせっせと浴槽周りの水滴を拭いて、よっ!と無防備に立ち上がろうとすると、あ……来た?……違うよね?…でも……やっぱり来たーーーー!!……という感じ。最悪です。もっとズギュンと速攻なら、一瞬は気絶するほど痛くても、逆に遠のくのも速いのですけど。あ?…あ?式にじわっと来るのがいちばんタチが悪い。治りにくいのですよ。

しかも、お風呂後のお風呂掃除後、て言うか掃除中ですから、バスタオル一枚の全裸。全裸で魔女の一撃まともに食らうとは、今年始まって以来最大のアンラッキー。こんなこと言ったら震災原発被災者の皆さんに失礼か。しかし何度も言いますけど全裸ですぜ。お食事中の皆さんにおかれましてはひらにご容赦を。そういう問題ではない。とにかく全裸で深夜、忍者のようなそろそろ動きしかできない状況になってしまったのだ。

これ以上アンラッキーな状況というと、「この態勢のまま、M7級の直下型」しか思いつかないくらいのアンラッキーです。

そろそろしか動けないなら素直にそろそろで抗戦。浴室も室内も暖かい季節でせめてもの、ちょっぴりのラッキー。

浴室から、とにかく何かしら着る物のある場所まで辿り着くのが大仕事。こういうとき限定で、家がどえらく広大な豪邸に感じます。

豪邸でなかったこともさることながら、鎮痛剤ロキソニンが今年1月からOTCの仲間入りをしていたのもいささかのラッキーでした。歯痛や頭痛など首から上ゾーンの、急に来た、かつ一過性と自分でわかる痛みなら、イブA、それも、軽ければ1錠っきりでまずまずおさまるのですが、じわっと系、それも身体の枝葉じゃない“幹”の部分に来た痛さはやっぱりロキソニンがいちばん頼りになるのです。

イブAを服んで、“力不足”のときは、メインの敵たる痛みのほうはいっかな後退しないまま、手先や首筋に妙な冷感が出てきて、“服み損”になる。

ただロキさん、イブAなどイブプロフェン系の鎮痛剤以上に、胃に厳しいので、頓服で服むときはとにかく何でもいいから胃に入れて、胃薬とともにいっとかないと、今度はプチ胃炎を起こして何日も尾をひく厄介になる。いい薬は、効くんだけど、手続きも抜かりなく必要です。

深夜、寝る前に食べると脂肪になるんだよねーとか何とか言いながら、翌日のお弁当に作っておいた竜田揚げやポテサラなんかまで食べてしまった。こんなに痛いのに、どうして食欲はダメージを受けないのか。食べてるうちに、これはロキさんを空きっ腹にお迎えしないための緊急避難なのだということを忘れて、本格的なメガ夜食と化し、危うく「うー、ここらで冷えたSAPPORO生搾り1本怖い」まで行きそうになりました。おお危ねえ危ねえ。1滴でもアルコール入れたら、その瞬間からあらゆる鎮痛剤、解熱剤、かぜ薬も12時間乃至24時間、お差し止めの身体になってしまう。

都合3回ほどロキ殿のお世話になりましたが、なんやかや3日ほどでどうにかまっすぐ背筋を伸ばしてまっすぐ歩けるところまでは漕ぎつけました。とりあえず『おひさま』で、オクトパス飯田小太郎先生(近藤芳正さん)がお元気に蕎麦を食しておられるようでひと安心。英語が敵性語になって、失業中じゃないといいですが。

あと、ロキ殿とともに雌伏中、わけあって縁付いた韓国歴史ドラマ『善徳女王』に、ものの見事にはまってしまいました。全62話、DVD31巻。本当に、つくづく韓国の視聴者は体力があるなあ。

コメント
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