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イエローフローライトを探して

何度も言うけど、
本当にブログなんかはじめるつもりじゃなかった。

8から10へ、その後 ~ジャブ山ジャブ子(←意味不明)~

2019-10-11 10:31:19 | ニュース

 わかりづらいとか紛らわしいとか、準備に手間暇かかるカネもかかるとか、消費者からも小売業者からもさんざんな言われようだった消費税率8→10パーセントアップ“軽減税率”、あと“キャッシュレスでポイント還元”、なんだかんだで走り出して二度めの週末になろうとしていますが、皆さん、もう慣れましたか。使いこなしてドンと来いの領域ですか。

 月河家も遅まきながら先月末の週末は幾手かに分かれて“駆け込み消費”の一端を担いまして、いま流し下の調理用品・清掃用品ボックスがロール式キッチンペーパーと、函ティッシュ型ペーパータオルの買い置きみっちりでドア開閉面倒くさいことになっていますが、大いなる経済循環の辺境の下流の弱小の末端の泡沫世帯の足掻きなんてせいぜいこの程度。

 これだけ仕込んだからとうぶんモノを買っておカネが出ていくことはないだろう!と思ったのはせいぜい一日か二日で、三日めぐらいには当たり前の様に消耗品もお菓子もドリンクも、いつもの店でいつものように買うようになりました。

 税率8パーと10パーの品目の決済時区分けやキャッシュレス対応に忙殺されたに違いない小売店さんたちも、少なくともうちの行動半径内では別にさしたる混乱もなく、お昼時の混雑時も夜8時以降の閑散時もさくさくお客さんをさばいていますよ。

 お昼時「中で食べると税金高いから」と敬遠されてイートインがガラガラなんてこともなく、いつも賑わってた時間帯はいつも程度には賑わっているみたい。車で来た人は、駐車場がすいていれば車内に持ち帰って中で食べるかもしれませんが、熱い飲み物などを熱いうちに飲みたい、休憩時間終わりまでに余裕持って食べたいというときに、660円の買い物を648円で済ませるために、こぼさないようおそるおそる一丁区画、横断歩道一本歩いて職場のデスクなどに持ち帰るってのも現実的じゃありません。 

 いまは暑からず寒すぎず、本州以西の皆さんには申し訳ありませんが大雨強風も少ない時期なのでインでもアウトでも一応選べるけれど、真冬ともなれば足元も悪く厳寒荒天の日もあり、税率2%アップなんか問題にせずイートインを利用する人はもっと多くなるでしょう。北国雪国では“買ったもの持って歩かなくていい”有難みは、年じゅう乾いた地面を短い靴で歩ける地方の人にはたぶんおわかりいただけないくらい、それはそれは大きいものでね。

 どこかのテレビ番組で軽減税率関連でやっていた“テイクアウトで買って、店を出て店の屋根のヒサシの下で食べたらどうなるんだ、店から店員が防犯カメラとか見て出てきて「ちょっとちょっとお客さん」つって2%追加払わされるのか”なんて疑問も無用だった模様。ヒサシ下でいきなりシュパーッて缶開けて飲んでる人もいるけど、ビール類・缶チュー缶ハイボール類はもともと10パーになっちゃってるし。

  ミネラルウォーターは8パーだけど、水道料金は10パー”ってのも結構、来ましたね。確かにミネラルウォーターはほぼクチに入るけど、水道水は洗濯にも掃除にも使います。六甲のおいしい水をボトルからゴッゴッ洗濯機に入れてシーツやおむつ洗う人はあまりいないと思う。そもそもミネラル度=硬度が高いほど洗剤も溶けにくく泡立ちも悪いでしょうし。

 逆に、「食べる!」って標榜すれば8パーになるなら、「ウチの子は特異体質で、金属食べるんです」と言い張れば、冷蔵庫や車も8パーで買えるかも。

 「ウチの子はもっと特異体質で、鉄筋コンクリート食べるんです」とプッシュすれば、マンションも8パーになるかも。

 「ウチの子はさらに特異体質で、を食べるんです」と叫べば、ダイヤモンドやルビーやエメラルドや、オパール、サファイアその他も8パー夢ではない。

 「そのダイヤモンドの立て爪はプラチナざぁましょ?そこはウチの子が」「お互いおカネがかかって大変ざぁますわねぇオホホ」おい!本当に食べるのか、ここでいま食べて見せろ!「外で食べたら10パーになるじゃござぁません?オホホ」「テイクアウトでウチで戴きますわ包んでくださる?オホホ」と逃げる。

 ・・・・・・・・・・まぁ個人的には駆け込み8パーゲットしたい高額商品なんてのもあいにくなかったので、むしろ、この機を待っていたかのように当地の公営交通が、初乗り&1区間につき10円値上げされたのが、じわじわとジャブの様に効いてきてます。

 ちょっと外回り遠出したり、行って帰ってまた行ってピストン運動したりするとチャージ式の交通系カードの減りが早い速い。当地のコンビニ・セイコーマートでも電子マネーとして使えるので、ふと気がつくと出かけるたびにチャージせざるを得なくなってるような気も。

 地元に近いセイコーマートがわりとヒマそうなときに、「うちのクラブカード(←ポイントためたり特定商品の会員割引あり)お持ちなら、電子マネー“ぺコマカード”作りませんか?」と言われたんですが、もうカードはええっちゅうの。4年前にセブンイレブンで同じような勧誘されて作ったnanacoカード、ずっと休眠してたのをこないだ“起こした”ばっかりだし、それよりずっと前、楽天市場でDVDかなんか初めて買った時に自動的に送られてきた楽天カードが、いつの間にかこれまた自動的に楽天Edy付きカードになってるし、だいたい電子マネーって、特に地方ではカードによって使える店と使えない店があって、結局全種類持って歩かなきゃならないので、言うほど便利でもシンプルでもない。

 あと、郵便料金ね。ハガキ62円が63円、封書82円が83円。いちいち旧来のやつに1円切手貼り足さなきゃならないし、気がつけば引き出しに、いつ買ったか思い出せない50円・52円、80円の切手や、官製ハガキも無視できない数量残っているので、これまたジャブの様にストレス。ハガキの宛名面に3枚も切手貼ったら、差出人の住所を書くスペースがない。スタンプの住所印おしたらはみ出す。

 横列に貼ったら、今度は宛名スペースが微妙になる。古い切手やハガキ、ぜんぶまとめて郵便局の窓口に持って行って、総額計算して新料金の額面のやつに交換してもらったらいいのでしょうが、一枚ずつに手数料がかかるんですよね。それもどうなのと。

 とりあえず1円切手をまとめて買ってこようと思ったら、そう考えた人が近所に多かったらしく、在庫が6枚しかありませんでした。6枚ぜんぶ月河が買ったら、飛び込んできて、いま、今日すぐ出さなきゃならない郵便がある!って人が困るかもしれないから、控えめに4枚だけ買うことに。

 もちろん1円×4枚で4円ナリ。この日の現金の買い物はこれが初めて。予想していたことですが、切手・ハガキは電子マネーもクレジットカードも使えないそうです。


キャンプ場の謎 ~道志たもんか?「あいどんのー」~

2019-10-08 16:18:30 | ニュース

 先月21日に山梨県のキャンプ場で行方不明になった小学一年の女の子の件、手掛かりがさっぱり見つからないまま捜索が捜査になり、大勢の素人ボランティアまで参加して、それをまた取材する報道陣に(たぶん)野次馬も集まって、今度はそのボランティアさんや報道カメラマンが山道から滑落したりして、プロの捜索救助を仰いだりもうてんやわんや。幼いお子さんの命が危ぶまれる事態だからあんまりおおっぴらに不謹慎な喩えも使えませんが、まさに木乃伊(ミイラ)とりが木乃伊、コントみたいなことになっています。

 不本意にも“現場”となってしまったキャンプ場のある同県・道志(どうし)村、調べてみたら人口1600人少々です。山梨県の東側県境で神奈川県と接し、“キャンプ銀座”とも称される、大小のキャンプ場が密集する所だそうですが、たぶん騒動のピーク時には、善意の人、そうでもない人とり交ぜてネイティヴ人口の5倍くらい動員したのではないかと思われます。トイレとかシャワーはどうしたんだろう。ボランティアさんも日帰り手弁当で来られるかたばかりではないような気もします。コンビニやごはん屋さんはあるのかしら。あったら特需で消費税率上げ前の駆け込み消費どころじゃない、一年分を二週間ばかりで売り上げて、今年の残りは寝てても遊んでてもいいくらいのウハウハ左団扇で「店休んでキャンプでも行くか!紅葉だし!」「・・ここキャンプ場だよ?」なんて・・・・・なってないかな。

 『いだてん ~東京オリムピック噺~』ウォッチャーとしては、ストックホルム大会のマラソンに日本代表として初参加したときの金栗四三選手のように、ゴールしてない?途中棄権もしてない?金栗どこ行った?どこにいる?と、代表チーム(とはいえ金栗入れて二名)の監督・団長たち異国の地で右往左往大騒ぎして見つからず、とりあえず全員宿舎のホテルに戻ったら、アラ不思議本人が部屋で寝てた・・みたいな、脱力だけどホッとする結末を期待したんですが、収穫なく迷走のままのようです。

 「事件性は薄い」とされていた早い段階から、警察が警察犬を伴って山道を探る場面もTVで見ましたが、訓練され鍛えられた警察犬くんが臭跡もたどれない、遺留品も、血痕のひとつも発見されないとなると、クマその他の野生動物に襲われたでもなかろうし、もう限りなく白旗、お手上げ状態に近い。

 月河家はかく申す月河本人、非高齢家族、高齢組および高齢組の高齢でなかった時代も含めて、「山があったらよけて通る」精神の、平坦舗装道路大好き軟弱者の集まりなので、キャンプ場なる施設の空間的・施設的常識がさっぱりわからないのですが、離れた都会からキャンプを楽しみに来るお客さんはほとんどそれ用のマイカーで訪れるのだろうし、そういう大きめの、多人数が乗れる車がずらっと並ぶ駐車場がほど近い所にありそうな気がするのですけど。

 車がからめば、空間は容易に飛びます。わずか数分から10分間ぐらい人目につかない場所を、身長125センチの華奢でおとなしい女子小学生が独りで歩いていたら、同じキャンプメンバーの一人の親をよそおった悪い人が、「こっちこっち」と手を引いて車列の合間を縫って、わーっと乗せて発進して走り去ってしまうなんてことはできないロケーションなのかしら。いかに小村でも観光客の集まる駐車場と名がつけば、車上荒らしや接触事故にそなえて、防犯カメラの1台や2台くらい装備してそうなものなのに。

 もちろん警察や自衛隊など捜索・救助のプロの皆さんがこれだけ長期間駆り出されたのだから、手掛かりの可能性のありそうな場所やモノはすみずみ洗い済みでしょうな。当初一緒にキャンプする予定だったご家族の私物のスマホ携帯などに撮られた動画も、所持していただけぜんぶ集めてチェック済みでしょう。たまたま近隣にいた別のグループのそれも調べられたはず。

 行方不明判明直後ドアタマの「事件性は薄い」「道に迷ってここらのどこかで動けずにいるはず」と、“7歳女児の足の推定行動半径”にとらわれた動きが、あとあと禍根を残さなければいいがなぁと思います。

 ちなみに『いだてん』の金栗選手は、本番当日のストックホルムの異常な猛暑に、いまで言う熱中症になって意識が混濁し走路を間違えてしまい、お茶会中の民家の庭に迷い込んで倒れたところを当家のご家族や来客たちにレモネードやらシナモンロールやら介抱されたものの、自分がオリンピックの日本代表でマラソン競技中だということは言葉の壁で「あいどんのー(I don’t know.)」しか言えず、とりあえず木陰で上着をかけてもらい爆睡しているところを現地の通訳たちに見つけられて、監督・団長が知らないうちに宿舎に運ばれていた・・という結末でした。

 実際、当日の暑さは金栗さんだけではなく他国代表選手(当時のオリンピックは欧米の白人選手がほとんどで、いま陸上界を席巻しているアフリカ系勢は皆無)にも厳しすぎるレベルだったようで、参加選手の半分が完走できず脱落、ドラマにも登場したポルトガル代表の選手は搬送はされたものの、意識が戻ることなく翌日死亡しています。

 金栗さんは期待されたメダルはかないませんでしたが、現地の名も知らぬ人たちの思いがけない善意のおかげで命拾いしたのです。

 この後、金栗がリベンジを期したベルリン大会は第一次世界大戦のために中止になってしまいますが、8年後のアントワープ大会、さらには12年後のパリ大会にも、漸く育ってきた日本陸上界の後輩たちを率いて出場した金栗、いよいよ現役を退き帰郷する際「三度のオリンピック出場でいちばんの思い出は?」と尋ねられ、じっと考えた末に「紅茶と、甘いお菓子がおいしかった」と答えます。

 三回出場して、アントワープの16位が最高、あとの二回は完走できずですから、記録だけ見たら悔しい、苦しい思い出しかなさそうに思いますが、その中で“行きずりに救護してくれた異国の人たちの優しさ”が、レモネードとシナモンロールの味になって、十数年の苦しさ辛さを突き抜け最後に金栗に残った。

 道志村から消えた女の子も、悪いほうに想像をめぐらすと、どうしても「悪い人が何処かへ・・」となってしまいますが、“いい人”の善意がなんらかの形で割って入って、いい方に状況を転がしてくれている可能性も皆無ではないはず。人探し・人命救助のプロアマ問わずこれだけの人数の熱量を集めたことがからっきし無駄になるとはとても思えません。いいほうのニュースを待ちたいところです。


みんなもちつけ ~クリステルを振り捨てない~

2019-08-07 16:00:22 | ニュース

 小泉進次郎議員と、滝川クリステルさん結婚だって。しかもデキ婚だって。

 うひゃひゃひゃひゃひゃひゃ。クリちゃん例のオリパラ東京招致の「お・も・て・な・し」ぐらいから、国がらみ公的がらみの広告塔or案内役的なお仕事多いし、接点はいかにもありそうだったけど、先行するFRIDAYとか文春砲とかが無かったので、サプライズ感なかなかでしたね。

 気がつけば2013年9月7日早朝ブエノスアイレスから生中継されたあの招致決定からもう6年経つのだなぁ。経ったから実開催もあと一年弱に近づいてるんだけど。お肌もも体型もほとんど変わらないように見えるクリちゃんも、調べたら1977年10月生まれでもうすぐ42歳ですと。デキ婚てのはどうなの?クリちゃんはタレントアナだからまぁアレだけど、進次郎くんは役者や芸人じゃなし国会議員でしょ?・・という向きもありましょうが、女性がお母さんになれるタイムリミットは厳しいものがあるのでね。お互い思い立ったら「すぐやる課」ですわ。

 3歳年下1981年4月生まれ進次郎さんに「この(会見の)あと、文書で(正式報告を)・・」と促されて囲み記者団から離れるとき横を向いたら、確かに白いワンピのお腹が他の部位に比べてふっくら厚めでした。

 ミヤネ屋で読売新聞の橋本五郎さん、元阪神タイガースの独身部長赤星憲広さんなどのひとしきり驚愕コメント一巡のあと、宮根氏「とりあえずコマーシャル行きましょう、コマーシャルの間に落ち着きましょう」と言ってたのが笑った。アンタが落ち着けと。

 まずは横須賀の小泉家に、女っけが入ってよかった。人の家だし別にどうでもいいんだけど、正月とかお盆休みに「久しぶりに家族全員集まった」ってときに、独身の野郎ばっか三人ってのもね。どんな話に花を咲かせりゃくつろげるのかと。

 純一郎パパは男の子を欲しがってそうだけど、月河は何となく女の子だといいなァと思います。野郎三人で寄ってたかってお姫さま扱い、宝石扱い。見ても触ってもニオイ嗅いでも、ぜんぶ新鮮。一気に家の中が賑やかになるだろうけど、一丁間違えれば犯罪になりそう。クリステルママ見張ってないと。

 「木を隠すなら森に隠せ」じゃないけど、“職域や方向性が近しくて、いかにも距離近そう、接点ありそう、会ったり話したりの機会多そう”ってのも、むしろ盲点で、野次馬マスコミから注目追尾されにくいのかもしれませんね。ちょっと前の、プライベート恋多き派蒼井優さんと、喪男代表南海キャンディーズ山ちゃん(山里亮太さん)とは真逆の方向性で、どちらもご本人たちは狙って戦術組んだわけじゃなかったでしょうが、結果的には最強になった。

 マスコミ、写真誌、スポーツ新聞夕刊紙、TVレポーターの皆さんは今夜あたり“大反省会”でしょうな。「誰か、今後のネタのエサもらって伏せて協力してたヤツいるだろ!絶対いる!」と血で血を洗うスパイ探しが繰り広げられるかもしれない。

 ざまぁ見さらせ。何の関係も恩恵もないけど、なんか気分いいね。

 純一郎パパが報告聞いたときの「(結婚は)一度はしたほうがいい」ってのも、実感があってなかなかよろしい。進次郎議員も、少子化対策、子育てサポート政策、これからは言いっぱじゃなく発言にも重みが出て政治家として階段を一階上ることになるでしょう。次の改造で、御祝儀入閣の目も出て来ましたよ。

 遊説に集まる女性ファンは若干減るかな?でもあんまりいい年になるまで結婚しないでいると、それはそれでヘンな噂を呼びますからね。入閣バージンのうちのいまが潮時かも。とりあえず「お・し・あ・わ・せ」に。


7ペイ顛末 ~イザヤ・ベンダサン氏ありせば~

2019-08-02 21:16:43 | ニュース

 天下のセブン&アイHDが満を持して世に送り出したスマホ決済システム“7pay(セブンペイ)”の、デビュー僅か一か月でのまさかのセキュリティー大失態すごすご撤退、で、はしなくも露呈した流通小売業界の“キャッシュレス化あたふた狂騒曲”ぶり。

 経済産業省が中心になって、ここ数年、押しに押されている“キャッシュレス化”、流通小売の現場での人手不足救済のためとか、東京2020に向け、より一層のインバウンド招致のためとか、いやいやすべての末端購買行動を全国津々浦々吸収把握して、全体主義国家ばりにビッグデータ集積するためだとか、いろいろ理由付けされていますが、月河と同じ弱小零細泡沫消費者の皆さん、ぶっちゃけどれくらい利用されていますか“キャッシュレス”。

 諸外国に比べて普及浸透が遅れていると言われる我が日本のキャッシュレス決済、月河家では長年消費の主導権を握ってきたのが高齢家族その2とその1で、もちろんクレジットカードすら一般的でなかった時代に人生の大半を過ごしてきていますから、「モノを買ったのに現ナマを出さない」「現ナマが出て行っていないのにモノだけ増える」事に多大なる抵抗を示します。

 彼ら曰く「たとえば1万円のモノを買ったら、財布の中がモノと入れ替わりに1万円分寂しくならねばならない」。

 モノを買うということにリアルなフトコロの痛みが伴わないのは途方もなく危険である、「カードをやたら勧めて使わせるのは、痛みをマスキングして、より多く、本当は要らないモノまで買わせようとする商売人の手口だから、ゆめゆめ乗せられてはならない」という意味のことを日常よく言っております。

 地域的な事情もあるかもしれない。当地は専門店会が発行する割賦信用販売カードが、大手の銀行系・流通系より一足早く若い専業主婦・OL層に普及したため、この時期にすでに“お局さま”年代だった人たちには“クレジットカード=月賦でモノを買う(質素倹約の精神の薄い)人たちの使う物”という、どちらかというと基本ネガティヴなイメージがついて回っているように思います。彼らは月河が1万5千円ぐらいの洋服や機器を分割手数料のかからない2回払いで買うのも感心しない様子です。「いま1万5千円ないなら、5千円ずつ貯金して、3か月後に買え」と言いたいみたい。3か月も経ったら、服ならソールドアウトか時季遅れ、デジタル機器なら次バージョンになってるっつうの。

 思うに、彼らは基本、モノが無い、しかも一億総貧乏でおカネも無いという時代に幼少~青春期を過ごしてきているため、「自分の手元にあるカネ以上の値段のモノをいますぐ欲しい、支払い完済より先に手に入れたいと思う、その料簡が人としてけしからん」価値観が骨の髄までしみついているのでしょう。

 月河も実はキャッシュレス化にあまり積極的ではありません。

 あまりどころか、気が進まないことおびただしい。銃口突き付けられて「キャッシュレス決済にしないと殺すぞ」と脅されたら、その時に考えればいいくらいに思っています。

 勤め人時代に勤務先のやむなき付き合いで途方もなくいろんな系統のカードを作らされましたが、高齢組に揶揄されるまでもなく、カードがあったところで結局、銀行口座の額を上回る消費はできません。“今日のいま使っていい金額”だけ口座から下ろして財布に入れ、さっき千円減った、いま千五百円減った、だからあと何千何百円残ってる・・とリアルにビクビクしたり安心したりしながら買い物するほうが、何週か後に“えーッいつの間にこんなにチリツモ?”という額がドーンと口座から落ちるよりも、一周回ってストレスが少ないと思います。

 月河はスマホユーザーではありませんが、7payのセブン&アイが発行しているnanacoカードは、4年ほど前、地元近隣にセブンイレブンが移転オープンして間もなく、レジのおねえさんのお薦めでなんとなく作って、いまも保有はしています。「ポイントが付きますよー」と満面の笑みで自信満々にお薦めしてくれたんだけど、チャージと残高の管理が面倒で、ポイントの恩典に浴さないうち、この地元のセブン店舗だけで3~4回使って、ほどなく休眠プールに入りました。

 他に当地ではローカル公共交通系カードがあり、こちらは日常の移動・帰宅に必要欠くべからざるものですから、nanacoよりちょっと前、テレフォンカード式磁気プリペイドカードが廃止になってからは、毎日携帯して切らすことなくチャージし続けていますが、交通機関以外の、おもに駅直結の商業施設やモール内のサービス店舗でも電子マネーとして使用できる範囲が年々広がっているにもかかわらず、交通機関乗車料金以外に使ったのは一度か二度です。クレジットカードを登録してのオートチャージも気が進まず、最小単位の千円ずつちょこまか現金チャージして今日にいたっています。

 何というか、この、“カード”という名の手のひらに乗るサイズのプラスチックの小片に、或るスキルのある人が或る装置を駆使すれば読み取れる個人情報がぎっしり詰まっていると思うと、落としたり失くしたり盗まれたりしたら・・という恐怖が、カードをケースから出し入れするたび毎に常に脳裏の一端をよぎるわけです。

 こういう不安は、高齢組には逆にわからないらしい。

 「なに、現金小銭ジャラジャラ入れた財布だって、落とすときは落とすし盗まれるときは盗まれるじゃん」と、コンビニでも美容院でもカードで支払う知人は笑います。「盗まれても読み取られないためにID登録して、10ケタからのパスワード登録して、それをまたノートに書いたりして管理させられてんじゃん」と。

 しかしですよ、たとえば、昨今有り得ないけど、現金10万円入った財布を持ってたとしましょう。盗まれたら10万円損するだけですみます。盗んだ10万円に『月河』と名前が書いてあるわけじゃないから、戻って来る可能性もありませんが、使われた先から、泥棒よりもっと悪い人に辿って来られる心配はない。

 然るに、カード一枚盗まれたら、カードローンで限度額いっぱい不正使用される以前に、登録してある住所氏名生年月日固定電話番号も盗み読まれる公算が大。

 そしてカードにはもれなく金融機関口座が紐付きになっています。

 言われるまでもなく、残高だって大してありゃしません。財布にある現金に毛の生えたようなもんです。

 しかし口座には履歴がある。入出金が記録されている。当方の買い物した店、場所、電気ガス光熱費、上下水道、納税額、還付額、医療費薬剤費、どこで仕事して幾ら振り込まれたか、ボーナスが幾ら出て前期前々期に比べ幾ら減ったか増えたかまで、見る人が見れば読み取られてしまう。

 だからそれを不正に読み取られないようIDやらパスワード認証が・・と前述の知人や世間の多くの人は言うでしょうが、それって月河のカードなら月河だけが知っていて、月河が韓国時代劇みたいに椅子に括りつけられてギーコラ拷問されて吐きでもしないかぎりこの世の誰ひとり知らないまま、というわけにはいきません。カード会社のデータ倉庫に、合い言葉よろしく原簿が保管されているわけです。

 これこそパスワードどころじゃなくがっちり十重二十重に電子ロック施錠されているに違いない。と思いたい。

 ・・・けど、おぉ今般の7payのような事案が、現に発生したではありませんか。世界のどこかから、ロックがどんな巧妙で悪質で暴力的なアクセスを受けて、どれくらいの確率でどの程度の情報を漏洩させてしまうかまったくわからないのです。

 キャッシュレス決済は便利です。それは認めます。しかしその便利は何項目もの、知られずもがなの個人情報を白旗かかげてお預け、提供することで担保されている。便利な決済サービスを提供するセブン&アイのような会社、カード発行元が当方の、絶対悪用されては困る、命に代えても守秘してもらわなければ許せない情報を、どれくらい真剣に、スキなく保管してくれているか、信用しようと思えば信用できるけれども、疑問符付け始めれば無限大に疑問符が並んで行く。 

 今回、月河の年代にとっては1970年代「あいててよかった」のキャッチで認知したセブンイレブンも、いまはこんなサラリーマン然としたおじさまたちが経営陣なんだなあ・・というのもある意味軽い衝撃でしたが、本来“切らして困ったモノ、急に必要になったモノが、深夜早朝でも買える”というきわめてアナログな消費者サービスから始まったコンビニエンスストアの会社が、キャッシュレス電子決済というデジタルの極み、会社のそもそもの出自を思い返せば不得意に決まっているサービスを、急ごしらえでカバーしようとして、案の定大しくじりにしくじったのは腑に落ちる結末の様にも思いました。

 やっぱり、性に合わないこと、任じゃないこと、同業の誰よりも隅々熟知している自信がないことには手を出さないに限ります。

 月河も、まぁ銃口突き付けられなくてもキャッシュレスユーザーにいずれなるかもしれないけど、カードを出し入れするたびに脳裏をよぎるイヤぁな感じに、慣れないよう、鈍感にならないようにやっていきたいと思います。


反社の闇からお家騒動へ ~長いものにはグダグダ巻き~

2019-07-26 22:23:51 | ニュース

 反社会勢力への芸人直(ちょく)闇営業問題、迂回し過ぎた台風みたいに、ブワンとほどけてゆるんできましたな。“👁(目)”もスカッとくっきり澄んでなくなって、モヤモヤどこにあるのかわかんなくなってきた。

 20日の宮迫・田村亮揃って謝罪会見は、司会進行もなく当事者みずから仕切りの手作り感、TV地上波なしネットのみの生中継という非日常感が見ているほうにも伝わってきて、彼らとテンパりの波長合わせて見聞きしたからそれなりにシリアスでしたが、これを受けての22日の岡本社長のヨレヨレマラソン会見の後は、あまりのアレさに松本人志さんがツイートする、明石家さんまさんもラジオで言及する、極楽とんぼ加藤浩次さんは自分のMC番組で「経営陣一新しないなら辞めてやる」と啖呵切る、亮の相方田村淳さんは、宮迫相方蛍原徹さんは、宮迫とも極楽加藤とも長年共演してるナイナイ岡村さんは、大先輩オール巨人さんは、おおかたが存在すら忘れてた清水圭さんは・・・・・・とどんどん蜂の巣突っついたみたいに発言者、発言のそのまた分析論評者が増えて行って、もう一昨日ぐらいからは「誰がいちばん影響力あると思いますか皆さん」と、各TV局がおもしろがって煽ってるような地合いになっています。

 また、“消長の激しいお笑い界でのマウンティング・派閥動向”“誰が誰と仲いいか、誰が誰を快く思ってないか”系の話題って、反社がどうだこうだどころじゃなく年じゅう視聴者の大好物だから、各局、退職した吉本マネOBOGなんかまで引っ張り出してきて論評させる喋らせる。吉本のアナログ汗かき時代のサクセスストーリーなら、これまたなんぼでもしゃべるネタがあるんですね。

極めつけは、もう8年も前に芸能界自体から退いたはずの島田紳助さんが、「宮迫がもともとは悪いけど、辞めたらあかん、ここは冷静になって、偉(えら)なってからもういっぺん喧嘩せえと」「大崎(会長)クビにしたら吉本潰れんで」「松本(人志さん)とはやりとりはしてないけど、言わんでもアイツわかってくれてるやろから、男気あるし」等とオマエどんだけ大所高所よ!なクチぶりで、しかも“カメラ回さない条件”という、開いた口が塞がらない大物感まる出しでコメント出し始めました。

 もう無茶苦茶。世も末。そもそも、“芸能界、お笑い界の黒い交際”“反社とのつながり”問題は、この人からあの時期端を発して、この人をきっちり黒白つけられずにドサクサおクチチャック引退を許してしまったから、こんにちのこのモヤモヤにつながっているんでしょうに。

 この人のキャラからいって、独占インタビューですとマイク向けられればきいたふうなことの週刊誌数ページ分ぐらいはスイスイクチから出て来るに違いないのですが、よくまあ聞きに行くもんだし、聞いたら活字にするもんだと思う。

 しかも「(宮迫に)吉本に腹立つことはあるやろけど、ここは長いものにはぐるぐる巻きやと」と、本当に言ったのか知らないけどちょっとオモロクないこともないのがますますイラッとくる。

 現役時代の活躍が華々しかっただけに、引退したいまも、黒い交際の件はコッチに(どっちに?)置いて、成功した先輩芸人として私淑する若手が少なくなく、何かしら発言すれば注目もされるのはしょうがないし個々の自由ですが、なんかみんなツラの皮が厚いし、簡単にものを忘れるし水に流すなあ。 

 結局は、吉本の、分を過ぎた急成長→肥大化やガバナンスの不行き届き云々を指摘しているような振りをして、媒体の皆さんはやっぱり1980年代のMANZAIブームや『ひょうきん族』時代の空気感が忘れられず懐かしいのでしょう。あの頃お笑い界を牽引した名前が出てくると飛びつくし、「あの頃は芸人の仕事、マネージャーや事務所との関係、ギャラ、ああだったこうだった」「いまでもあの頃一緒にやった誰某とはこんな関係だ」の話をさせたがる。

 結局皆さん“お笑い界と反社の関係の実態解明”“完璧クリーンにするには”なんて真剣に危機感持って考えてはいないし、期待もしてないんでしょうね。ビートたけしさんが言っていたように、芸人にクリーンとか品行方正を求めても虚しいし、何もおもしろくならないと、媒体も視聴者も皆だいたい見当がついている。

 名のある芸人誰某が退社したとしても、代わりがどこかから出てきて、誰某はどこぞに移籍して同じことになるだけだし、この件で初めて見た様な社長や会長が辞めて、輪をかけて見たことない誰ぞに交代しても、吉本の株でも持ってる人以外には何の影響も恩典もない。

 皆さん、どうでしょう、本当は“もっとずっとすごい超大物の反社交際真っ黒ネタ”がヒョウタンからコマみたいに出てくるのを、心の底ではいちばん待望してたりしませんか。

 ・・・でも、掛け値なしに媒体の向こう側もこっち側も全員ぶっ飛ぶような大物なら、反社なんかよりそれこそもっとずっとすごいチカラと結びついているだろうから、ヒョウタンもコマも出る前にまるごと粉砕されて終わりでしょうね。結局宮迫クラス止まりか。

 やっぱり状況を牛耳るには「偉なってから」ですか。なんともモヤモヤ。もひとつ台風来て吹き払ってくれないかな。