雷ブログ

落雷抑制システムが運営するブログ

消防自動車を買う時に読む本 イカロス出版

2023年10月13日 09時00分00秒 | 雷日記

こんにちは。落雷抑制の松本です。

 私が個人で消防自動車を買うことはなく、購入のための仕様書を書くこともないのですが、消防自動車は色々なアイデアが、凝縮して積み込まれたメカの固まりで、とても奥行きが深く面白い車両です。元になる自動車のシャーシは日野レンジャーなどのトラックなのですが、走行用のエンジンの力を消防ポンプ用に取り出すPTO((パワー・テイク・オフ)までがトラック・メーカーで、その上に特装車両メーカーが消防車としての必要装備を組み込むのですが、シャーシーの次に大事なのがポンプです。ポンプの動力はPTOから取り出され、消火活動に必要な水を放水します。その水も水槽付きのポンプ車だけでなく、河川/消火栓/防火水槽などから水源をどこにするのか、水を吸うための吸管は、太くて、硬く、ゴミを吸わないようにフィルターも付いています。これをどのように車体に収納するか? また、ホースを延長するために 専用のリヤカーのような車を後部に収納していたり、消防士の方の空気ボンベや小型消火器から小物の機材も沢山あり、これが所狭しと収納されています。こういうメカの固まりが消防車なんです。

 横浜市のレスキュー用の大型バスのような車両には、炎を浴びて火傷をしたり、化学工場の火災で危険物を身に浴びたりした場合の応急処置のためにシャワー室まで用意されています。消防車は大型で死角も多く、周囲を見張るためのカメラも多く用意され、運転士だけでなく運転席の後席からもモニター類を監視し、全員で見張りをしながら現場委に急ぐのはまるで、船乗りが全員でワッチしているようなチームワークで、これも好きな光景です。 まあ、お世話になることがない方がよい消防車ですが、赤く塗られて同じように見えますが、実は色々な種類があり、ウンチクの対象としては語るべきポイントが多く、実に興味深い車両なのです。

〒220-8144  
神奈川県横浜市西区みなとみらい 2-2-1
横浜ランドマークタワー 44階 4406
落雷対策専門の株式会社落雷抑制システムズ
電話 045-264-4110
公式サイト http://www.rakurai-yokusei.jp/
Eメール info@rakurai-yokusei.jp

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする