雷ブログ

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働き方改革  労働時間規制の愚   集団自殺国家 日本

2023年10月30日 09時00分00秒 | 雷日記

こんにちは。落雷抑制の松本です。

 来年2024年からは、労働時間の規制により長時間労働ができなくなり、それによる仕事への影響が2024年問題として懸念されています。いろいろな業界で、それぞれの問題がありますが、例えば物流業界では年間の時間外労働時間の最大が960時間までとなり、これにより長距離トラックの運転手は、仕事が完遂できなくなり物流に支障をきたすことが予想されているそうです。 労働時間の短縮は順番が違うのです。まずは生産性を向上し、その結果、労働時間をが短くなる。。というのが本筋なのですが、結果としての労働時間の短縮が最初にあり、生産性の改善には無頓着。そうすると、労働時間の規制に引っかかり、仕事ができなくても、とにかく働くな(残業時をを減らせ)となっては、日本の経済がガタ落ちしていくのは当然です。

 労働時間が長時間に及び、それに耐えられなくなり自殺したのも労働災害になるそうですが、これは個人差、仕事の内容、職場の環境などにより本人の受けるストレスの大きさは異なります。 私は、週末も働いていますので、それだけで年間800時間の残業となりますが、好きでしている遊びみたいなものなので何の苦痛もありませんが、苦手な事を1時間でも強要されたらストレスに負ける事でしょう。

 しかし、生産性が悪ければ長時間労働で補うしかないのです。 残業時間の規制から入るのではなく、毎日の仕事の生産性を改善しようというのが先決で、労働時間の短縮はその結果なのです。 いつもながら、目的と手段が逆転し、その間にも日本のGDPはドイツにも抜かれ世界4位になてしまったようです。こういう自縄自縛の政策が進む限り、日本の没落は止まることがないでしょう。 残念ながら、日本は集団自殺国家となってしまったようです。


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