日本映画に続き、2019年の洋画のベストをまとめてみる。
1位 アベンジャーズ/エンドゲーム
MCUを愛したファンへの最高のプレゼント。これ以上ない結末。一言、ありがとう。
2位 パラサイト 半地下の家族
普遍的社会性を持った超一級の娯楽作。神がかり的な面白さ。笑いと驚きに満ちた展開、美しい脚本、完璧な演出。ポン・ジュノが辿り着いた境地。
3位 スパイダーマン:スパイダーバース
奇想天外な設定にも見事な「スパイダーマン」映画として着地。イマジネーションの洪水に震えが止まらない。アニメジャンルの枠を広げた金字塔。
4位 アメリカン・アニマルズ
語るべき物語の力。青春の焦燥を捉え、日常が非日常に変わる危うさ、容易さに、笑うよりも凍る。
5位 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
2大スターを配した正義の歴史改変。タランティーノ流のハリウッド、すわなち映画へのラブレター。
6位 マリッジ・ストーリー
離婚協議は死者の出ない戦争。家族になった愛する人と刃を交える残酷さ。2人の口論シーンは2019年映画のベストアクト。出会いと別れ、喜びと悲しみ。結婚の物語。
7位 フリーソロ
男は「完璧」な達成感を求め、極限状態に身を置く。凡人を恐怖に満ちた超人の世界に引きずり込む映画。撮る者と撮られる者の狭間にドキュメンタリーの在り様。
8位 THE GUILTY/ギルティ
ワンシチュエーションドラマのド傑作。人間の想像力では届かない闇の深さに打ちのめされる。
9位 魂のゆくえ
創造主である神は、それを破壊する人間の愚行を赦すのか。世界、あるいは信仰に絶望した神父の「魂のゆくえ」。
10位 ヒックとドラゴン 聖地への冒険
傑作で在り続けた3部作は、堂々の有終の美を飾る。一貫「犠牲」という重いテーマを扱いながらもアニメとしての見やすさを保持。成長という確かな進化。驚愕のスペクタクルと高揚の飛翔シーン。スクリーンに埋没、これぞ劇場で見るべき映画。配給に踏み切ったギャガの英断に拍手。
「パラサイト~」を見たあと、あまりの面白さ、完成度の高さに、普通に選んだら2019年のベストになると思われたが、やっぱ、MCUのゴールの感動には代えられなかった。1位の「エンドゲーム」は別格としてカウントしなければ、2位の「パラサイト~」と、3位の「スパイダーマン:スパイダーバース」は、どっちが1位でも良かったほど。なお、アメリカの多くのレビュアーが今年のベストに上げている「アイリッシュマン」、自分も2回見たけど、やっぱ長い、つまり冗長。。。。映画に鈍感な自分は2回目でようやく細かい脚本の意図が見えてきて評価される理由がわかった。1つ、「アイリッシュマン」を見て感じたことは、ネトフリの「クリエイターファースト」がなければ、この映画は生まれなかったということ。とても地味な内容の割に、めちゃくちゃ予算がかかっていることがわかる。3時間半という上映時間も、このようなドラマ映画の興行では考えられないし。名匠スコセッシが撮りたいものを好きなだけ撮った結果、多くの映画人を魅了する映画になったことは間違いなさそうだ。
2018年ベスト映画トップ10 【洋画編】
1位 アベンジャーズ/エンドゲーム
MCUを愛したファンへの最高のプレゼント。これ以上ない結末。一言、ありがとう。
2位 パラサイト 半地下の家族
普遍的社会性を持った超一級の娯楽作。神がかり的な面白さ。笑いと驚きに満ちた展開、美しい脚本、完璧な演出。ポン・ジュノが辿り着いた境地。
3位 スパイダーマン:スパイダーバース
奇想天外な設定にも見事な「スパイダーマン」映画として着地。イマジネーションの洪水に震えが止まらない。アニメジャンルの枠を広げた金字塔。
4位 アメリカン・アニマルズ
語るべき物語の力。青春の焦燥を捉え、日常が非日常に変わる危うさ、容易さに、笑うよりも凍る。
5位 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
2大スターを配した正義の歴史改変。タランティーノ流のハリウッド、すわなち映画へのラブレター。
6位 マリッジ・ストーリー
離婚協議は死者の出ない戦争。家族になった愛する人と刃を交える残酷さ。2人の口論シーンは2019年映画のベストアクト。出会いと別れ、喜びと悲しみ。結婚の物語。
7位 フリーソロ
男は「完璧」な達成感を求め、極限状態に身を置く。凡人を恐怖に満ちた超人の世界に引きずり込む映画。撮る者と撮られる者の狭間にドキュメンタリーの在り様。
8位 THE GUILTY/ギルティ
ワンシチュエーションドラマのド傑作。人間の想像力では届かない闇の深さに打ちのめされる。
9位 魂のゆくえ
創造主である神は、それを破壊する人間の愚行を赦すのか。世界、あるいは信仰に絶望した神父の「魂のゆくえ」。
10位 ヒックとドラゴン 聖地への冒険
傑作で在り続けた3部作は、堂々の有終の美を飾る。一貫「犠牲」という重いテーマを扱いながらもアニメとしての見やすさを保持。成長という確かな進化。驚愕のスペクタクルと高揚の飛翔シーン。スクリーンに埋没、これぞ劇場で見るべき映画。配給に踏み切ったギャガの英断に拍手。
「パラサイト~」を見たあと、あまりの面白さ、完成度の高さに、普通に選んだら2019年のベストになると思われたが、やっぱ、MCUのゴールの感動には代えられなかった。1位の「エンドゲーム」は別格としてカウントしなければ、2位の「パラサイト~」と、3位の「スパイダーマン:スパイダーバース」は、どっちが1位でも良かったほど。なお、アメリカの多くのレビュアーが今年のベストに上げている「アイリッシュマン」、自分も2回見たけど、やっぱ長い、つまり冗長。。。。映画に鈍感な自分は2回目でようやく細かい脚本の意図が見えてきて評価される理由がわかった。1つ、「アイリッシュマン」を見て感じたことは、ネトフリの「クリエイターファースト」がなければ、この映画は生まれなかったということ。とても地味な内容の割に、めちゃくちゃ予算がかかっていることがわかる。3時間半という上映時間も、このようなドラマ映画の興行では考えられないし。名匠スコセッシが撮りたいものを好きなだけ撮った結果、多くの映画人を魅了する映画になったことは間違いなさそうだ。
2018年ベスト映画トップ10 【洋画編】
これら、フォローしまあす!
と反省から始まった2020年(笑)
レビュアーの方のベストにはあまり入ってこないタイトルで、わかりやすく面白いタイトルではなく、あくまで個人的な見解です。あまり期待せずにご覧ください(笑)。