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映画とサウナ。

全米映画俳優組合賞が発表された件。

2016-02-02 01:49:16 | 日記


アカデミー賞の行方を占う意味で最重要と位置付けられる全米映画俳優組合賞が29日に発表された。
予想困難と思われた賞レースだが、ここに来て鮮明に見えてきた。但し一部を除いて。。。。
それにしても、今年のアカデミー賞候補の批判の的となっている人種問題。その反動がやや行き過ぎ(笑)。

【映画部門】

キャスト賞 「スポットライト 世紀のスクープ」
主演男優賞 レオナルド・ディカプリオ 「レヴェナント: 蘇えりし者」
主演女優賞 ブリー・ラーソン 「ルーム」
助演男優賞 イドリス・エルバ 「ビースト・オブ・ノー・ネーション」
助演女優賞 アリシア・ヴィキャンデル 「リリーのすべて」

この結果を受け、ディカプリオ、ラーソンに加えて、ヴィキャンデルの助演女優でのオスカー受賞がほぼ確実になった。その一方で、逆に予想が難しくなったのは、助演男優賞だ。アカデミー賞にノミネートされなかったイドリス・エルバが受賞!「ビースト・オブ・ノー・ネーション」での彼のパフォーマンスは圧巻の一言で納得の受賞という感想だが、最有力とされたマーク・ライランスが受賞を逃したのは、オスカー候補者における「有色人種の候補者なし(すべて白人)」という批判の反動だろう。自分が思うにイドリス・エルバがオスカー候補に入らなかったのは、彼自身の問題ではなくNETFLIX(反映画興行会社)が製作した映画に出演したことが一番大きいと考える。なので、引き続き、マーク・ライランスのオスカー受賞は揺るがないと思うが、ライランスVSスタローンの勝敗は果たして。。。
また、「スポットライト 世紀のスクープ」がキャスト賞を受賞したことで、作品賞受賞が濃厚になってきた。

【テレビドラマ部門】

男優賞(ミニシリーズ・テレビ映画部門) イドリス・エルバ 「刑事ジョン・ルーサー」
女優賞(ミニシリーズ・テレビ映画部門) クイーン・ラティファ 「Bessie(原題)」
アンサンブル演技賞(ドラマ部門) 「ダウントン・アビー」
男優賞(ドラマ部門) ケヴィン・スペイシー 「ハウス・オブ・カード 野望の階段」
女優賞(ドラマ部門) ヴィオラ・デイヴィス 「殺人を無罪にする方法」
アンサンブル演技賞(コメディ部門)  「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」
男優賞(コメディ部門) ジェフリー・タンバー 「トランスペアレント」
女優賞(コメディ部門) ウーゾ・アデューバ 「オレンジイズニューブラック」

テレビドラマ部門でも、アカデミー賞の反動で人種の多様性を肯定する気運が如実に出たようだ。イドリス・エルバは映画部門と合わせて二冠の快挙!!受賞作の大半が日本でも馴染みのあるドラマ、キャストが揃った。ヴィオラ・デイヴィスと、ウーゾ・アデューバは2年連続の受賞。あと、ケヴィン・スペイシーも。「ハウス・オブ・カード」のシーズン3はいったいいつになったら日本でリリースしてくれるのだろうか。DVDでも良いので早くリリースしてほしい。
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