新作DVDレンタルにて。
カリフォルニア州で未曾有の大地震が発生し、離れ離れとなった家族の救出劇を描く。
ハリウッドの映像技術はもう行くところまで行ってしまったという感じ。災害描写のスケールとディテールのレベルが凄い。海上で津波に遭遇した場合の対処法だったり、高層ビルの落下物から身を守るための防衛策だったり、嘘かホントかわからないサバイバル術がたくさん出てくる。大地震の中で人命の脅威となるのは、人間たちが作った建造物であり、災害≒人災という見え方も強くなる。
しかし、その映像の熱量とは裏腹に、登場キャラが織りなすドラマはツッコミどころ満載でどこか抜けている。一刻を争う事態で、娘を救出する両親がなぜか余裕たっぷりだったり、都市がグチャグチャになるような状況の中で、親子がうまい具合に再会してしまうなど、ありがちな展開のオンパレード。苦笑し、ハマりきれない中、しょーもないことに目をつける。これは1人の少年の性の目覚めの物語ではないかと。家族の1人娘である大学生女子は、地震の直前で出会った2人の兄弟と行動を共にすることになる。娘演じるアレクサンドラ・ダダリオのグラマラスボディは相変わらず素晴らしく、そのホットな女子を目の当たりにして弟の少年は呟くのだ「あーボクも早く大人になりたい」。やはり男子であれば誰しも、その谷間に目がいってしまうというもの。ダダリオは女優としてやりづらいだろうな。。。
【60点】
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