から揚げが好きだ。

映画とサウナ。

インサイド・ヘッド 【気になる映画】

2015-06-26 09:00:00 | 気になる映画


今年は、ハリウッドがいろいろとアツい。
日本でも公開中の「マッドマックス~」が、空前絶後の絶賛を受けたと思えば、現在アメリカで公開中である「ジュラシック・ワールド」が歴史的な特大ヒットを飛ばしている。そして、先週末より公開されたピクサー映画「インサイド・ヘッド」が、これまた大変なことになっている。

映画の中身は、とある少女の心の中に住む、5つの感情「ヨロコビ」「カナシミ」「イカリ」「ムカムカ」「ビビリ」が、ハプニングに見舞われ大冒険を繰り広げる話らしい。興奮と感動で涙が止まらない映画のようで、レビューを見ると、2010年の「トイ・ストーリー3」の熱量に似ている。かつて映画界の絶対王者であったピクサースタジオだったが、「トイ・ストーリー3」以降、「カーズ2」、「メリダ~」、「モンスター~」と、どれもパッとない作品をリリースし、その座は現在、ディズニーアニメに取って代わられた(同じ資本だけど)。「ピクサースタジオといえど、続編に頼らざるを得ないか」という印象が強まっていたなか、堂々の完全オリジナル作品としてリリースされた。これが大成功。その圧倒的な出来栄えに「お帰りなさい!ピクサー!!!」など、その復活を高らかに謳うレビューが目立つ。

こうした、批評家たちからの前評判が功を奏したのか、興行収入はオープニングで9000万ドルを稼ぎ出した。これは、ピクサー映画史上2位の記録。凄い。不幸にも「ジュラシック・ワールド」が異常なヒットを継続しているため、ピクサ ー映画として初の2位発進となったが、これは大変な快挙といえる。RottenTomatoのレビューを見ても、その絶賛ぶりは凄まじく、98%のフレッシュを獲得(かつてのピクサーの平均レベル)、オーディエンスでも90%の支持を超えている。

日本での公開は7月18日。あと3週間後だ。日本でも今年の夏映画の中で最大ヒットになる予感。非常に楽しみだ。
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