「料金安すぎで損害」 韓国電力の株主が代表訴訟(日本経済新聞)
韓国電力公社の株主13人が19日までに、「電気料金が安すぎて会社に損害を与えた」として、同社の金雙秀(キム・サンス)社長に2兆8千億ウォン(約2千億円)を会社側に賠償するよう求める株主代表訴訟を起こした。最近3年の電気料金が原価割れの水準のまま放置されていることによって会社に同額の損害が発生したと主張している。韓電は海外に頼る燃料費の高騰が原因で2008年から赤字経営が続いている。段階的に料金を値上げしているが、燃料費上昇などのコストを賄えない状態は変わっていない。
好調韓国経済もいろんなところに歪みをもたらしているんだろうなあ、ということの一端が窺える話であり。
一方で、こんな話を聞くと、日本の電力会社の株主って、なんと大人しいんだろう、という気も。