喝! ~since 2005~
ごく普通の日記と、旅行・登山・資格試験・家庭菜園などの個人的備忘録
 



やきそばにゴキブリが混入していたというペヤングやきそばの件は、結局メーカー側が混入の可能性を認め、回収作業に入っているようですが、この件はブログをやってる自分としても考えさせられる事件でした。

ネットではゴキブリが混入する環境で作っているにも関わらず、当初は「ありえない」とメーカー側が表明していたという初動の対応のまずさが標的になっているように見えますが、自分が感じたのは、たった一人の一般人の情報発信が大きな社会現象を生み出す可能性があるのだということ。

これまでもツイッターなどでバイトなどの従業員(いわゆるバカッターと言われる方)の投稿から閉店に追い込まれた店舗というものはあった。でも今回は相手の落ち度を指摘して広めたもので、自業自得系とはちょっと違う気がする。つまり、こうやってブログを書いてる自分も発信しうる可能性があるということに少し危機感を覚えた。

例えば自分がどこか旅行に行って、この店あり得ないわ~的なショックな何かがあったとして、自分はそれを思い出のつもりで多少の批評の文章と共に写真を掲載したとすると、やってること自体は今回の事件と近いことになるケースもあるんじゃないかと。そりゃぁそんなに訪問数もないブログだからツイッターのように大勢が気がつくような事はないだろうけど。

一応自分は最低限の気を使うようにはしている。もし自分が同じ目にあった場合(カップめんとかにゴキブリが入っていたとしたら)は、さすがに写真までは載せることはないと思うけど、もっとハードルが低くても今のネットでは食いつかれる可能性があると思う。かといってすべての掲載を自粛してしまうとブログがとてもつまらないものになってしまうんだよな。世の中の常識と言われるレベルを常に考えながら多少の注意をして写真を掲載していこうと思いました。

今回写真を載せた方は…まさかこんなことになるとは思わなかっただろうな。もちろん投稿者が被害者なので責めることなんてできないが、まるか食品の従業員170名の雇用も危機にさらされるわけだし、被害者本人にも少なからず後悔があるんじゃないだろうか?雇用は継続するとニュースでは見たが、この企業規模で主力製品が数か月販売停止になるのはかなり厳しいのでは。ネットが普及する前だったらまず明るみに出ることはなかったんだろうが、こういう時代になってしまったからには食品を扱う企業は明日は我が身でしっかりとチェックをしていかなければならないんだろうな。

コメント ( 0 ) | Trackback (  )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする