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【どのようにラマダーンを迎えるか】(違うバージョン)

2009年08月15日 | ラマダーン特集
1.喜びの気持ちで迎えましょう。アッラーの使徒(平安と祝福あれ)はラマダーンがやってくることを教友たちに吉報としていつも伝えていたことが分かっています。《あなた方にラマダーン月がやって来ました。ラマダーン月は、祝福された月であり、アッラーはその月の斎戒をあなた方に課し給いました。天国の諸扉は開かれ、地獄の諸扉は閉められます。・・》(アフマド出典)
  私たちの善良な先代たちであるアッラーの使徒(平安と祝福あれ)の教友、そしてその追従者たちはとてもラマダーン月を重視し、その到来を喜んでいました。それ自身が恩恵であり、祝福が降下するこの月が近づいているという知らせ以上の喜びがあるでしょうか。

2.ラマダーンを有意義に過ごすために、事前に計画を立て、それを行えるよう決心しましょう。残念ながら多くの人たちや、宗教熱心と言われる人たちもが現世のための詳細な計画を立てており、来世のための計画を立てる人は少ないです。なぜなら、現世における人間の生きる意義に気づいていないためです。ムスリムはラマダーン月に自分自身を調教する多くのチャンスがあることに気づいていなかったり、または忘れています。来世のための計画とは、崇拝行為やアッラーにお仕えすることでラマダーンを勝ち取る計画です。実行的な計画を立て、ラマダーン月の日々を崇拝行為で過ごすことを獲得しましょう。あなたの手元にあるこのメッセージはきっとあなたがラマダーンを有意義に過ごすための手助け
となるでしょう。

3.ラマダーン月に関わる規則を知りましょう。信者は規則を知りながら、アッラーを崇めなければなりません。アッラーがしもべに定め給うた義務について無知であったことで責任を免れることはありません。その義務の一つがラマダーン月の斎戒です。信者はラマダーンが始まる前に、自分の斎戒が正しく、嘉納されるものになるために、斎戒について知っておくべきなのです。「あなたがたがもし分らないなら,知識を与えられている民に問うがいい。」(蜜蜂章43節)

4.罪や悪行の放棄を決心し、すべての罪から悔悟してからラマダーンを迎えましょう。悔悟とは、その罪を二度と繰り返さないと心に決めることを言うのです。ラマダーンは悔悟の月でもありますが、この月に悔悟しない人は一体いつ悔悟するのでしょうか。「あなたがた信者よ,皆一緒に悔悟してアッラーに返れ。必ずあなたがたは成功するであろう。」(御光章31節)

5.真っ白に輝くページで向き合いましょう。
  A.真剣な悔悟でアッラーと
  B.その命じられたことに従うと誓ったアッラーの使徒(平安と祝福あれ)と
  C.両親、親戚、妻、子供たちと
  D.あなたが属している社会と。誠実で有益なしもべになりましょう。

以上の方法でラマダーンを迎えましょう。雨を欲する大地、治療を施す医者を受け入れる患者、長い間留守にした愛する人を待つ人のように。
だからこそ、アッラーよ、私たちをラマダーンに到達させ、私たちからそれをご嘉納ください。あなたこそがよく聴き、知り給う御方です。

(サーイドネットより)
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