◎ジェイド・タブレット-10-36
◎垂直上昇への仕掛け-36
◎モクシャ-1
◎独存、無我、自由
モクシャとは、ニルヴァーナのこと。OSHOバグワンの説明によると、ジャイナ教では、「カイヴァリア:独りあること」、仏教では、「ニルヴァーナ:無我」、ヒンドゥー教では「モクシャ:自由」と呼び名が異なるだけということだそうだ。
クンダリニーがニルヴァーナに覚醒するプロセスと謳いながら、どうしてクライマックスが、ニルヴァーナではなくモクシャ{実在、意識、至福}なのか怪訝に思う人もいると思う。冥想十字マップで言えば、ニルヴァーナであって、無相三昧(ニルビカルパ・サマーディ)。
モクシャは、禅の十牛図で言えば、第八図の一円相。
モクシャとは、何かと言えば、言葉では表現できない。それが作法になっている。
参考までに、ゲーランダー・サンヒターから
『こころを肉体から分離して、それを至上我へ合一させる。これがサマーディなりと知るべし。これはダシャー等からの解脱と名付けられている。』
(続ヨーガ根本経典/佐保田鶴治/平河出版社p131から引用。ダシャーの意味は不明だそうです。)