アヴァターラ・神のまにまに

精神世界の研究試論です。テーマは、瞑想、冥想、人間の進化、七つの身体。このブログは、いかなる団体とも関係ありません。

小暑のバランスと歩行改善と転倒防止エクササイズ

2024-07-12 03:27:14 | 天人五衰、ロコモ、フレイル

◎きくち体操と平田篤胤の養父篤穏、身体バランス練習、シニア向け

 

きくち体操20分×2と、Olivia Lawsonの室内散歩20分×2を一日の目標としてやっている。猛暑により、屋外散歩は、竹脇まりなの室内散歩20分に振り替えている。なお竹脇まりなの室内散歩メニューは、全部で数種類と少な過ぎ。

 

きくち体操は、足首回しと長座の比重が高いが、ポーズに気をとられずに指図をおもに聞いていると、『ポーズや形でなく、意識で動かす』と盛んに言っている。

要するに筋肉のやせは、その筋肉について無意識になったところから発生するというニュアンスのようだ。翻って若い人向けの筋トレは、いわば筋肉をつけやすいところからつけているような節があるのではないか。

きくち体操では、過去何十年の実績から老人の筋肉のやせがちなところから重点的に強化しているわけだが、その眼目は、太ももの筋肉を意識して上側に上げるとか、足指の小指だけを意識して動かすとか、『意識して』に重心がある。

菊池和子先生の話ぶりでは、年齢と共に無意識になった筋肉からやせていく部分が増え、そういう部分は、最後は筋肉がなくなり皮だけになるという。

 

このようにわかってきてから、あおむけになっての片足上げが90度しか上がらないことをあまり気にやまないようになった。

 

さて平田篤胤の養父篤穏の寝る前の体操の中にきくち体操と似た部分がある。

『①まず仰向きに寝る

②次いで両足を揃えてかかとを押し出すように強く踏み伸ばせ。

③そして全身の気を臍のあたりから、その下丹田、そして腰、脚、足の裏にまで充たすのだ。

④次には指を折って、呼吸を百息まで数えるがよい。

⑤呼吸を百息数え終わったならば、踏みしめた力を緩めよ。

⑥これを一晩に四、五回続けるのだ。』

(古武術と身体 日本人の身体感覚を呼び起こす/大宮司朗/原書房P150から引用)

 

この『②次いで両足を揃えてかかとを押し出すように強く踏み伸ばせ。』がきくち体操と似ている部分で、これにより太ももの筋肉を意識して上側に上げることになる。

 

最近は猛暑のため、睡眠時に輾転反側し目覚めた時に、この太ももの筋肉を意識して上側に上げる動作を行うようにしている。おかげで、起床時の一歩目の足のふわふわした感じが若干緩和された。

きくち体操では、両腕を伸ばして結んで開いてもやるが、これも輾転反側時にやりはじめて、若干の効果を感じている。

 

なお平田篤胤の養父篤穏の方法は、イメージでもってエーテル体全体に気を巡らすことにより、健康を維持しようとするもの。

これは、百息で5分以上かかるので、一晩で30分もかかるのが大変ではある。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏至のバランスと歩行改善と転倒防止エクササイズ

2024-06-24 03:43:25 | 天人五衰、ロコモ、フレイル

◎きくち体操復活、身体バランス練習、シニア向け

 

1か月ばかりOlivia Lawsonの室内散歩20分×2を中心のエクササイズにしたら、膝裏が硬くなり、猫背になってきたので、これは、猫背、へっぴり腰、膝を曲げたままの老人の歩行姿勢になりそうなことがわかったので、きくち体操を復活した。

といっても、きくち体操は一貫して継続して朝一番の体操メニューに10ポーズ程度は入っていたが、短時間過ぎて効果がなかったということ。

 1年ほど前にきくち体操を大幅カットした理由は、ふくらはぎなどの筋肉がついてこないことが理由だった。確かにOlivia Lawsonの室内散歩は強度があって、筋肉の張りは出る。だけれど筋肉増強までには至らなかった。

 

最近一日にきくち体操を40分から1時間やってみると、きくち体操は、老化により筋肉がやせたり弱ったりしそうなところを重点的に動かして血行を促進して筋肉復活を図るもの。

要するにきくち体操は老人の筋肉やせ対策に特化した体操であることが改めてわかった。中野ジェームズ修一さんのストレッチでは、筋肉の伸ばしは、15秒以上やれば効果があると説明しているが、きくち体操では、筋肉の伸ばしを平気で2、3分やることが多い。老人は、伸ばしは15秒では足りないのだろう。

きくち体操は、筋肉の伸ばしの時間が長いのでこなせるメニュー数は少ないが、背筋は伸び、膝裏も力がつき、効果はすぐ実感できる。この辺が菊池和子先生数十年のノウハウなのだろう。

きくち体操を実質復活して間もないが、歩行バランスも若干の改善が見られる。

 

また猛暑の季節が始まる。室内ウォーキングと体操のメニュー選択の重要性を再認識させられた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

芒種のバランスと歩行改善と転倒防止エクササイズ

2024-05-31 15:12:56 | 天人五衰、ロコモ、フレイル

◎身体バランス練習、シニア向け

 

すっきりと晴れない日が続いています。

今頃の季節は若い頃から不調なことが多かったのですが、それを思い出しました。

 

屋外散歩20分を2~3回にして、Olivia Lawsonの室内散歩20分を1回に減らしたら、てきめんに膝回りが弱くなってきましたので、Olivia Lawsonの室内散歩20分は最低2回はやるように変えたばかりです。

30 MIN BOOSTED WALKING WORKOUT FOR WEIGHT LOSS- No Jumping Fat Burning - YouTube

 

日がなマウスとキーボードの生活で、左手の弱体化が著しいのと、字を書くのもおっくうになってきたので、ボールペンで字を書く練習とロープ結び(昔ボーイスカウトの教本に複雑極まりないのが載っていたが、そういうのをやってみたい。)の練習を始めることにしました。

 

最初は、もやい結びを何回も練習するのから始めたいと思います。ロープ結びは、船舶、登山、ワイルドライフなどで必要で、ネットにもいろいろ上がっています。しかし狙いはあくまで手指のリハビリです。

字を書くのも、「最近の若い女性は手書きの字がきたない」などと他人のことは言えないほどに、自分の手指が退化してしまいました。将棋駒を積むリハビリもあるようですが、当面ロープ結びとペン字をやろうと思います。

ペン字も千字文でもやろうかと思いましたが、当面は住所氏名で。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

穀雨のバランスと歩行改善と転倒防止エクササイズ

2024-04-25 05:13:59 | 天人五衰、ロコモ、フレイル

◎身体バランス練習、シニア向け

 

春なのに梅雨のような天気が続き、来るべき酷暑も思いやられ、冷却グッズを気にするこの頃です。

Olivia Lawsonの室内散歩に変更して、1か月半以上経過しました。これは、1回20分を一日3~4回やるようにしています。

片足立ち時間は、1秒だったのが、5秒できることが多くなった程度の改善です。実は革命的な進歩ではあります。

 

Olivia Lawsonの室内散歩メニューは結構きつく、ふくらはぎの張りはなくなったものの、太ももの張りが継続、むしろ下半身の筋肉の凝りが課題になるようになりました。中腰でのポーズがわりにあるのと上半身ねじりが多いのが特徴ですが、これはネット動画の老人向け体操にはあまり出てこない種類のものであることが着目点です。

能楽によくある膝を半端に曲げたままの動作は、まだできると言えるほどではありません。全体的に膝回りが強化され、太ももの付け根の痛みは変わりません。

膝回りの強化のおかげで、バランスのとり方は少々上手になった感はあります。ただし、その場での膝を曲げたままの駆け足はまだできません。それほどに足裏・足首以上の筋力が何十年単位で弱まったことを感じさせられます。それもOlivia Lawsonをやり始めてからわかったことです。

Olivia Lawsonの室内散歩は、1メニュー40秒から50秒ですが、きついので30秒ぐらい画面どおりやり(以前は20秒)、残り時間は足踏みが多いです。

まず転倒しないことに注意し、やると必ず痛めるポーズはやらないように、それとやり過ぎに注意して進めています。

なおスマートウォッチで、心拍を見ながらやっていますが。心拍が90台になると疲れた感が出ます。100を超えると負荷かけすぎかなと動作をセーブしています。

以下はOlivia Lawsonの室内散歩のおすすめ一例ですが、STANDING CARDIO というのが適度に負荷があり室内向けには適しているように思います。

なお30分、40分ものは20分で切って分割でやっています。

 

40 MIN METABOLIC WALKING EXERCISES FOR WEIGHT LOSS- No Jumping _ Standing _ Walk at Home Workout

40 MIN METABOLIC WALKING EXERCISES FOR WEIGHT LOSS- No Jumping | Standing | Walk at Home (youtube.com)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春分のバランスと歩行改善と転倒防止エクササイズ

2024-03-21 03:22:11 | 天人五衰、ロコモ、フレイル

◎身体バランス練習、シニア向け

 

春なのに台風並みの北風が吹き荒れ、神様のご機嫌が気になるこの頃です。

 

Olivia Lawsonの室内散歩に変更して、2週間以上経過しました。これは、1回20分を一日3~4回やるようにしています。

片足立ち時間は、1秒だったのが、3秒できることが多くなった程度の改善です。

Olivia Lawsonの室内散歩メニューは結構きつく、ふくらはぎの張りは常時、太ももの張りが時々起こるようになりました。中腰でのポーズがわりにあるのと上半身ねじりが多いのが、ふくらはぎと太ももの張りにつながっているように思います。

特に膝を半端に曲げたままで動作できなかったのが、微妙にできるようになったのを感じています。全体的に膝回りが強化され、太ももの付け根が痛むようになっています。

膝回りの強化のおかげで、バランスのとり方は少々上手になった感はあります。ただし、その場での駆け足はまだできません。それほどに足裏・足首以上の筋力が何十年単位で弱まったことを感じさせられます。それもOlivia Lawsonをやり始めてからわかったことです。

 

なおパソコン使い過ぎシニアのためのめまい・ふらつき防止エクササイズはやめました。なお以下のポイントについては、留意するようにしています。

『※ふらつきやめまいを感じた場合は、できればその方向を見つめ続けるようにしてください。つかまらないようにして、自分を落ち着かせて、めまいがほとんど消えるかどうかを確認してください。3〜4秒後、ふらつきによるめまいが消えるのを感じます。その後、そのまま続けられると思います。』

 

Olivia Lawsonの室内散歩は、1メニュー40秒から50秒ですが、きついので20秒ぐらい画面どおりやり、残り時間は足踏みが多いです。

まず転倒しないことに注意し、やると必ず痛めるポーズはやらないように、それとやり過ぎに注意して進めています。

なお最近スマートウォッチで、心拍を見ながらやっていますが。心拍が90台になると疲れた感が出ます。100を超えると負荷かけすぎかなと動作をセーブしています。

 

以下はOlivia Lawsonの室内散歩のおすすめの一例です。

30 MINUTE NO REPEAT STANDING CARDIO STEP WALKING WORKOUT

https://www.youtube.com/watch?v=UYYe6xpHQ5A&t=4s

30 MIN METABOLIC WALKING EXERCISES FOR WEIGHT LOSS- No Jumping _ Standing _ Walk at Home

30 MIN METABOLIC WALKING EXERCISES FOR WEIGHT LOSS- No Jumping | Walk at Home (youtube.com)

30 MIN METABOLIC WALKING EXERCISES FOR WEIGHT LOSS- No Jumping _ Walk at Home

30 MIN METABOLIC WALKING EXERCISES FOR WEIGHT LOSS- No Jumping | Walk at Home (youtube.com)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

啓蟄のバランスと歩行改善と転倒防止エクササイズ

2024-03-07 03:35:35 | 天人五衰、ロコモ、フレイル

◎身体バランス練習、シニア向け

 

「60代以上のバランスと歩行改善のベスト10練習」(SENIORS OVER 60: BEST 10 EXERCISES TO IMPROVE BALANCE AND WALKING: COMPLETE COURSE/Proprioceptive Rehab by Dr. Doug Weiss DPT)

を一日2回2か月やりましたが、片足立ち時間に改善は見られず、むしろ足腰膝の筋力が落ちてしまったので、やめました。

なお「60代以上のバランスと歩行改善のベスト10練習」には、かかと-つま先歩き、またぎ越しでの重心移動、後ろ歩きによる前傾歩行防止など見るべきテクニックはあります。

 

代わりにOlivia Lawsonの室内散歩に変更しました。これは、1回20分を一日3回やるようにしています。

これに加え、一日1回の【中野ジェームズ修一】の10分のスクワット&フロントランジをやっています。

 

Olivia Lawsonの室内散歩は、竹脇まりなのより、より力強く、ダイナミックです。30分か40分ものをやるようにしています。

1メニュー40秒ですが、きついので20秒弱だけ画面どおりやり、残り時間は足踏みが多いです。

以下は一例です。

40 MIN METABOLIC WALKING EXERCISES FOR WEIGHT LOSS- No Jumping

https://www.youtube.com/watch?v=61H7HVvS5_I&list=PLW6oseVSNn-dPjGj7LTWGY8fBq9GAwlyE&index=2

 

Olivia Lawsonの室内散歩は、始めてまもないですが、膝回り、もも裏、腕回りなどがしっかりしてきて、効果が顕著です。

まず転倒しないことに注意し、やると必ず痛めるポーズはやらないように、それとやり過ぎに注意して進めています。

うすら貧血はだいぶ改善しましたが、下半身の筋肉の弱りは、例の「60代以上のバランスと歩行改善のベスト10練習」の負荷不足によってむしろ進行してしまった印象があります。

Olivia Lawsonの室内散歩は、結構激しいので、シニア向けリハビリではあまりやらせないようなレベルのものだと思いますが、加減をみながらこのようなものにチャレンジすることも必要だと思いました。

老化具合は人によって千差万別、自分に合ったものは自分で試していくしかないのでしょう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

立春のバランスと歩行改善と転倒防止エクササイズ

2024-02-06 19:47:20 | 天人五衰、ロコモ、フレイル

◎身体バランス練習、シニア向け

 

「60代以上のバランスと歩行改善のベスト10練習」(SENIORS OVER 60: BEST 10 EXERCISES TO IMPROVE BALANCE AND WALKING: COMPLETE COURSE/Proprioceptive Rehab by Dr. Doug Weiss DPT)

を継続してやっていますが、youtubeで音楽をつけてみました。

(これは、前後、左右、上下の転倒防止とバランス改善に特化した10の体操を紹介しているもの。英語ですが、字幕は日本語字幕に変換可能です(設定⇒字幕⇒自動翻訳⇒日本語を選択)。)

 

1.最初はつかまってよい。左前足のかかとが後ろの足のつま先に触れて20秒間立ったまま。これを3回繰り返す。次に左右の足を替える。最後は椅子などにつかまらない。先にかかとで着地し次につま先を意識する。これだけでできるまで数週間かかることもある。

Tabata Song - Thunderstruck / 20-20 Split | Workout timer: 8 Rounds With Vocal Cues / (youtube.com)

 

2.正面のいすなどにつかまりながら、両かかとを1,2秒間上げて下す。これを10回やって1分休憩を×3セット。

 1分タイマー:https://www.youtube.com/watch?v=MkBZIfSyeD0

 

3.正面のいすなどに両手でつかまりながら、右足で立つ。次にその手を放す。最初は1秒もできないかもしれないが、段々伸ばしていって20秒が目標。20秒を3回連続でできれば卒業。左足も同様。

Tabata Song - All The Things She Said / 20-20 Split | Workout timer: 8 Rounds With Vocal Cues / (youtube.com)

 

4.正面のいすなどに両手でつかまりながら、左に一歩、次に右に一歩サイドステップ。大股でまたぎ越すイメージ。目標は両手を放して右に一歩、左に一歩で三往復。

 

5.椅子から手をつかわないで立ち上がる。できない場合は、おしりに枕を1個か2個当てて座面を高くしてやる。目標は10回立ち上がって1分休憩のセットを3回。

1分タイマー:

1 Minute Timer - Beautiful Piano Music | Countdown (youtube.com)

https://www.youtube.com/watch?v=JjLlv81CR_s&t=7s

 

 6.片手で椅子につかまりながら、綱渡りのように、前足のかかとが後ろ足のつま先に触れるように前方に3,4歩歩いて反転を3回。慣れてきたら手を放してこれを行う。(かかと-つま先歩き)

 

7.後ろ向きに三歩あるいてUターンして後ろ向きに三歩。これを3回繰り返す。慣れたら手を放してやる。これは、前かがみ歩行の予防。

 

8.両側につかまれるものを用意して、片手で椅子につかまりながら、高さ15cmほどの踏み台を片足ずつ足指でタップする。左右各20回が目標。慣れたら手を放してやる。

 

9.片手で椅子につかまりながら15cmほどの棒をまたぎ越し、戻る。左右各足で10往復ずつ。慣れたら手を放し前後20回が目標。

 

10.椅子につかまりながらゆっくりと高さ10cm踏み台を後ろ向きに降り昇る。右足で降り、右足から昇る。これを10回。左足で降り、左足から昇る。これを10回。慣れたら手を放す。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パソコン使い過ぎシニアのためのめまい・ふらつき防止エクササイズ

2024-02-02 17:13:57 | 天人五衰、ロコモ、フレイル

◎めまい・ふらつき防止の身体バランス練習、転倒防止

 

紫微斗数や四柱推命など東洋系の占星術では、節分から新年であり、年が革(あらた)まります。

節分前日は、そこはかとなく年の暮れ、前年の総決算の雰囲気があるものです。

 

さてリハビリの道30年の理学療法士Dr. Doug Weissのめまい・ふらつき予防のバランス訓練を紹介します。

めまい・ふらつきと言えば、脳血管障害、メニエル病、外傷性などお医者さんに相談すべきものがまずありますが、これはそれ以外で、老化+ストレートネックなどのようにパソコン、スマホ使いすぎでのバランス失調(片足立ちが1秒しか出来ないなど)に効果あるものだと思われます。

 

このエクササイズは、歩いている時などに前を犬猫が横切るなど自分の視線を一瞬変えたりする時に、それをきっかけに自分の姿勢や空中位置がわからなくなり、めまいやふらつきを起こし転倒することがあるのですが、そうしたケースに対応するものです。急に広い場所に出る場合も起こりやすいです。

PCやスマホを見た直後に立ち上がりにくいのもその症状と思います。

https://www.youtube.com/watch?v=EZrF93_eMmQ

 

実際のエクササイズは至って簡単で、一回5分で一日5回。効果が出るのは2,3か月後というDr. Doug Weissの説明です。

 

エクササイズ:

1.立って両脇に2脚の椅子の背もたれをつかまれるように置く。

2.両足をほぼ一直線上に置き、片足のつま先が別の片足のかかとに接するように立つ。

(1)まず床にあるものを2~3秒見つめる。

(2)ゆっくり頭を上げて真正面にあるものを2~3秒見つめる。

(3)ゆっくり頭を上げて天井にあるものを2~3秒見つめる。

 

バランスを崩しそうになったら椅子につかまる。最初はつかまることが多いと思います。

(1)から(3)を繰り返し、20秒毎に足の左右を入れ替えて、5分間継続する。

 

※ふらつきやめまいを感じた場合は、できればその方向を見つめ続けるようにしてください。つかまらないようにして、自分を落ち着かせて、めまいがほとんど消えるかどうかを確認してください。3〜4秒後、ふらつきによるめまいが消えるのを感じます。その後、そのまま続けられると思います。

 

20秒毎のタイマーミュージック

(TABATA筋トレ用なので20秒運動+20秒休みですが、これでも使えます。tabata 20/20でyoutube検索すると他にも見つかります。)

5分は300秒ですがこれは320秒くらいあります。

 

私は始めたばかりですが、薄皮2枚程度は効果を感じています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小寒の片足立ちバランス改善と歩行改善、転倒防止

2024-01-12 20:19:54 | 天人五衰、ロコモ、フレイル

◎身体バランス練習、シニア向け

リハビリの道30年のDr. Doug Weissの

How to WALK to prevent Falls

(英語ですが、字幕は日本語字幕に変換可能です(設定⇒字幕⇒自動翻訳⇒日本語を選択))

を見て、歩行改善について以下考えさせられました。

 

彼の説明では、歩行とは、

  1. 背筋を伸ばし、前かがみにならず正しい姿勢で行うもの。
  2. 両手を振りながら、手と足は左右交互に出るもの。
  3. かかとが先に着地し、つま先が後に着地が正常。つま先が先に着くと転倒しやすい。つまづくという表現があるとおり。
  4. 足は、並行にそろえて前に進むのが正常。バランスが崩れてくると、転倒が不安なので、左右両足の角度が開いてきて、足と足の横の距離も広がる。こうなるとますます転倒しやすくなる。
  5. またバランスが崩れてくると、前かがみになりやすいが、ますます転倒しやすくなる。
  6. 転倒は身体の重心移動がうまくいかなくなって起きる。よって転倒防止は重心移動の練習である。筋トレはあまり重要ではない。(と言いながら、バランス改善の10エクササイズには、椅子スクワットなど筋トレが2種入っている。)
  7. 歩行時のバランスがとれないというのは、バランスを取る機能が失われたということ。幼児は、はいはい、つかまり立ち、二足歩行と進んで歩行時のバランスを取る機能を獲得した。老年になってその機能は失われつつあるが、幼児のようにその機能を練習によって獲得することができる。
  8. 歩行練習するとバランスが悪いから転倒するかもしれないということでおっくうになり歩行練習しないと、ますますバランスは悪くなる。杖や歩行器の使用は、常時使用するのは歩行機能回復に悪いという意見もあるが、バランス改善練習時には、杖や歩行器を使うことで歩行距離が延び、関連筋肉も強化されバランスも改善するのだからどんどん使用するべきである。

 

感想としては、椅子スクワットと足首上げで最低限の筋トレはまず必要。その次にバランス系エクササイズ。バランス系エクササイズは、脳に来るので慣れるまで、転倒しないように1歩1歩気をつけてやり続けるしかないのでしょう。

きくち体操で、空中にボールを投げて片手でつかむ練習があるが、重心移動ではない。

なおProprioceptiveという言葉は、空間認知という訳が適当だと思います。

また『バランス改善の10エクササイズ』は、合間の休憩時間も入れると30分くらいかかり、1日2回は結構大変です。

Good day.

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冬の片足立ちバランス改善と転倒防止訓練

2024-01-06 10:58:18 | 天人五衰、ロコモ、フレイル

◎身体バランス練習、シニア向け

◎バランスと歩行改善のエクササイズ・ベスト10

 

「60代以上のバランスと歩行改善のベスト10練習」(SENIORS OVER 60: BEST 10 EXERCISES TO IMPROVE BALANCE AND WALKING: COMPLETE COURSE/Proprioceptive Rehab by Dr. Doug Weiss DPT)

を初めて一通りやってみました。一時間弱かかりましたが、いくつかの発見がありましたので、コメントしてみます。

(これは、前後、左右、上下の転倒防止とバランス改善に特化した10の体操を紹介しているもの。英語ですが、字幕は日本語字幕に変換可能です(設定⇒字幕⇒自動翻訳⇒日本語を選択)。)

1.最初はつかまってよい。左前足のかかとが後ろの足のつま先に触れて20秒間立ったまま。これを3回繰り返す。次に左右の足を替える。最後は椅子などにつかまらない。先にかかとで着地し次につま先を意識する。これだけでできるまで数週間かかることもある。

初日コメント:ほとんど椅子の背につかまりっぱなし。ファッション・モデル歩きの基本。

 

2.正面のいすなどにつかまりながら、両かかとを1,2秒間上げて下す。これを10回やって1分休憩を×3セット。

初日コメント:半分くらいつかまる。

 

3.正面のいすなどに両手でつかまりながら、右足で立つ。次にその手を放す。最初は1秒もできないかもしれないが、段々伸ばしていって20秒が目標。20秒を3回連続でできれば卒業。左足も同様。

初日コメント:ほとんど椅子の背につかまりっぱなし。つかまりながらも身体が揺れ出すのには参った。これがバランス不安定の核心かもしれない。

 

4.正面のいすなどに両手でつかまりながら、左に一歩、次に右に一歩サイドステップ。大股でまたぎ越すイメージ。目標は両手を放して右に一歩、左に一歩で三往復。

初日コメント:ほとんど椅子の背につかまりっぱなし。

 

5.椅子から手をつかわないで立ち上がる。できない場合は、おしりに枕を1個か2個当てて座面を高くしてやる。目標は10回立ち上がって1分休憩のセットを3回。

初日コメント:これはできるが、効果は大。膝がしっかりする。

 

6.片手で椅子につかまりながら、綱渡りのように、前足のかかとが後ろ足のつま先に触れるように前方に3,4歩歩いて反転を3回。慣れてきたら手を放してこれを行う。

初日コメント:ほとんど椅子の背につかまりっぱなし。きつい。ファッション・モデル歩き。

 

7.後ろ向きに三歩あるいてUターンして後ろ向きに三歩。これを3回繰り返す。慣れたら手を放してやる。これは、前かがみ歩行の予防。

初日コメント:ほとんど椅子の背につかまりっぱなし。

 

8.両側につかまれるものを用意して、片手で椅子につかまりながら、高さ15cmほどの踏み台を片足ずつ足指でタップする。左右各20回が目標。慣れたら手を放してやる。

初日コメント:ほとんど椅子の背につかまりっぱなし。

 

9.片手で椅子につかまりながら15cmほどの棒をまたぎ越し、戻る。左右各足で10往復ずつ。慣れたら手を放し前後20回が目標。

初日コメント:ほとんど椅子の背につかまりっぱなし。

 

10.椅子につかまりながらゆっくりと高さ10cm踏み台を後ろ向きに降り昇る。右足で降り、右足から昇る。これを10回。左足で降り、左足から昇る。これを10回。慣れたら手を放す。

初日コメント:ほとんど椅子の背につかまりっぱなしだが、椅子の背ではつかまるものとして低い。極めてゆっくりでないと危なくて、できない。

 

1.踏み台は、créerのを使っています。

2.おけたに整骨院の片足立ち1分youtubeを半年くらいやっていますが、所要3分なので、片足立ちバランスのバロメーターとして半年以上継続中。

3.”【日替わりトレーニング総集編】立ったまま靴下が履きたい等バランスを良くしたい方に向けた片足立ち向上を目的としたトレーニング集/フラミンゴの介護予防チャンネル

これは、あまり知られていないバランス用の筋肉強化メニューが中心で、見るべきものはある。だが私にはあまり効果がなかった。

 

4.最近の室内ウォーキング(室内散歩)

Olivia Lawsonの30分ものを(20分と10分に分割して)中心にやっています。竹脇まりなよりハードですので、そのままでなく、できないのはやわやわと無理せずにやっています。室内散歩メニューがとても豊富で、選曲が抜群で、元気が出ます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冬の身体バランス練習、シニア向け

2023-12-31 17:32:57 | 天人五衰、ロコモ、フレイル

◎片足立ちバランス改善と転倒防止訓練

椅子からすっと立ち上がれるようになったが、片足立ちバランスは、おけたに整骨院の片足立ち1分youtubeを半年くらいやっているが、効果はない。私は、せいぜい1、2秒です。

また youtube:” 【日替わりトレーニング総集編】立ったまま靴下が履きたい等バランスを良くしたい方に向けた片足立ち向上を目的としたトレーニング集/フラミンゴの介護予防チャンネル
を始めたが、これも効果がない。

そこで、「60代以上のバランスと歩行改善のベスト10練習」(SENIORS OVER 60: BEST 10 EXERCISES TO IMPROVE BALANCE AND WALKING: COMPLETE COURSE/Proprioceptive Rehab by Dr. Doug Weiss DPT)
を発見したので、ご紹介。
これは、前後、左右、上下の転倒防止とバランス改善に特化した10の体操を紹介しているもの。英語ですが、字幕は日本語字幕に変換可能です(設定⇒字幕⇒自動翻訳⇒日本語を選択)。
結構説明が長いので、以下に各エクササイズを要約してみました。

1. 最初はつかまってよい。左前足のかかとが後ろの足のつま先に触れて20秒間立ったまま。これを3回繰り返す。次に左右の足を替える。最後は椅子などにつかまらない。これだけでできるまで数週間かかることもある。


2.正面のいすなどにつかまりながら、両かかとを1,2秒間上げて下す。これを10回やって1分休憩を×3セット。

3.正面のいすなどに両手でつかまりながら、右足で立つ。次にその手を放す。最初は1秒もできないかもしれないが、段々伸ばしていって20秒が目標。20秒を3回連続でできれば卒業。左足も同様。うまくできない理由は、立っている脚に完全に体重を移動できていないからです。
 両手でつかまって完全に片足に体重を乗せるとよい。

4.正面のいすなどに両手でつかまりながら、左に一歩、次に右に一歩サイドステップ。目標は両手を放して右に3回、左に3回。

5. 椅子から手をつかわないで立ち上がる。できない場合は、おしりに枕を1個か2個当てて座面を高くしてやる。目標は10回立ち上がって1分休憩のセットを3回。

6.片手で椅子につかまりながら、綱渡りのように、前足のかかとが後ろ足のつま先に触れるように前方に3,4歩歩いて反転を3回。慣れてきたら手を放してこれを行う。

7.後ろ向きに三歩あるいてUターンして後ろ向きに三歩。これを3回繰り返す。慣れたら手を放してやる。

8.両側につかまれるものを用意して、片手で椅子につかまりながら、高さ15cmほどの踏み台を片足ずつ足指でタップする。左右各20回が目標。慣れたら手を放してやる。

9. 片手で椅子につかまりながら15cmほどの棒をまたぎ越し、戻る。左右各足で10往復ずつ。慣れたら手を放し前後20回が目標。

10.椅子につかまりながらゆっくりと高さ10cm踏み台を後ろ向きに降り昇る。右足で降り、右足から昇る。これを10回。左足で降り、左足から昇る。これを10回。慣れたら手を放す。だんだん踏み台の高さも挙げて18センチ高が目標。

 

最後に全体の進め方のコツをしゃべっています。

1.1日2回全メニューを行い、2か月で完成を目指します。全然できないメニューがあってもかまわず全メニューをやっていく。

2.エクササイズを行うときは、バランスを維持するのに苦労すればするほど、バランスが良くなるということを心に留めておいてください。

3.バランスとは、何が起こっても体の中で重心を維持する能力です。重心を体の中心から遠ざけるほどバランスが良くなります。

4.バランスを維持するのに苦労すればするほど、バランスが良くなります。

5.これをプログラムのようなものだと考えてください。片足で立つためのプログラム、後ろに歩くためのプログラム、横にステップするプログラムのようなものです。これらのことを練習していない場合、プログラムは錆び付いてしまいます。

自分でも片手に重い荷物を持った場合、バランスがしっかりしていることがあるが、それは例外的なケースであって、カラ手で歩行時にバランスをしっかりとるには、筋トレでもヨーガでもストレッチでもなくこのような練習がいるのだろうと思う。
当面これにチャレンジしたい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小雪(初冬)のウォーキング・バランス改善・筋トレ

2023-11-27 06:06:07 | 天人五衰、ロコモ、フレイル

◎片足立ち時間の延長にチャレンジ

1.歩行バランス改善に着手した理由。

椅子からスット立てるようになったが、歩行の距離は改善していないので、どうやら歩行姿勢を制禦するバランス系の筋肉が痩せすぎているようだということに思い当たった。

おまけに何か月か続けた毎日の3分間片足立ち練習も、1回せいぜい5秒と、事実上片足立ちになったとたんに終了ということで進歩がなかった。

(参照1:高齢者のリハビリにおける、バランス感覚を鍛えるトレーニングをご紹介!https://rehab.cloud/mag/2807/)

また、(A)有酸素運動等を主体とした運動では バランス機能回復は遅延する。

(B) バランスと下肢筋力が歩行能力に影響し,筋力低下は最高酸素摂取量や6分間歩行の独立規定因子である。由。

(参照2:赤十字リポジトリ (nii.ac.jp)

【“心臓リハビリテーションにおけるホームエクササイズの重要性を再認識した一例”/沖縄赤十字 医誌 Med. J. Okinawa Red Cross Hosp. 】

https://redcross.repo.nii.ac.jp/records/11877  )

要するに、スクワットとフロント・ランジと踏み台昇降による有酸素運動で大きな筋肉をつけることには成功したが、歩行全体から見れば、バランスには何も着手されてなかったので、歩行全体としては顕著な進歩がなかったということ。

 

2.歩行バランス改善トレーニングメニュー

歩行とは、片足立ちの連続なので、片足立ちの練習がバランスの練習となる。

(1) youtube:” 【日替わりトレーニング総集編】立ったまま靴下が履きたい等バランスを良くしたい方に向けた片足立ち向上を目的としたトレーニング集/フラミンゴの介護予防チャンネル“

https://www.youtube.com/watch?v=HUi7TZ104oU

これは、高齢者向け約20分のメニューだが、ポーズの種類も多く、地味にきつい。世の中には、片足立ちが3分、5分でできると主張する動画も多いが、関連筋肉の瘦せ具合にもよるが、実際には10種類以上あるこのメニュー位はやる必要があるのではないか。

始めて数日しか経っていないので、筋や筋肉が張っているところがある。

このメニューに習熟してくれば、次の(2)に進める日もあるか。

 

(2) youtube :“【立ったまま】1日10分を1週間でしなやかな体をつくる!体幹バランストレーニング【インナーマッスル強化】”/SAKI エレコアメソッドhttps://www.youtube.com/watch?v=ij9l7JtzmtE

これは、主にバレリーナ向けの筋トレとストレッチ。動きの基本は、(1)は、(2)に似たところがある。

 

更に海外ページでは、

(3) youtube :“10 Minute Standing Abs & Balance Workout for Seniors & Beginners” /SeniorShape Fitnes

https://www.youtube.com/watch?v=zG2jc6P3nC8

これは、高齢者向けで、基本は上記(1)に共通しているものが多い。

 

(4) youtube :” Top 5 Gluteus Medius Exercises”

https://www.youtube.com/watch?v=GwPe0JwYbrA

これはややハードだが、医師の患者に対する中臀筋のリハビリ・エクササイズを紹介しているもの。

 

(5) youtube :“10 MINUTE BALANCE WORKOUT AT HOME - Improve Balance and Coordination”/ OutWork

https://www.youtube.com/watch?v=Wes6zK8HxGE

これは、アスリート向けだが、動きの基本は高齢者向けと同じであることがわかる。

 

なお、ストレッチはこれで対応しています。

youtube :”8 MIN POST-RUN STRETCHING - NO EQUIPMENT”/ Run and Stretch

https://www.youtube.com/watch?app=desktop&v=UAcO8sb7KWc

 

ありがとう、荻野秀一郎さん(フラミンゴの介護予防チャンネル)。

ありがとう、SAKI(SAKI エレコアメソッド)さん。

Thank you,  Lauren(Senior Shape)! 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

立冬のウォーキング、筋トレ、観想法+呼吸法

2023-11-10 06:57:30 | 天人五衰、ロコモ、フレイル

◎椅子からスット立てるようになる

 

4、5年ぶりに椅子からスット立てるようになった。椅子からノークッションで立ち上がれるようになるというのは、革命的。

この改善の原因は、主に3つだと思う。

 

1.今年4月から始めた一日10分のスクワット&フロントランジ。これは、14種の10分メニューが2週間で一周するが、これを繰り返す。

【中野ジェームズ修一 【2日目】14 days challenge StayHomeWorkout】

https://youtu.be/GJX4AkicJXI?list=PLMM5fBijBV5iJ5bv75KwgiYXwmUhCaJCx&t=17

 

スクワット万能のように言われることが多いが、このメニューの半分はフロントランジ。

フロントランジの動きの基本は、古神道の天の鳥船の禊とほぼ共通している。フロントランジも片足立ちのために重要である。

 

2.今年6月から始めた室内散歩1日50分。これは、酷暑日対策でもあった。(不要の外出は避ける)

【竹脇まりな】

https://youtu.be/0SRK8vquWjI?t=141

 

室内散歩では、前進する力・踏み上げる力が不足することに最近気がついたので、それをつけるために踏み台昇降を最近始めた。

 

3.20分弱の踏み台昇降を日に2回。これは10日ほど前から始めたが、それまで10回に一回程度椅子からスット立てたる程度だったのが、ほぼ毎回スット立てるようになった。

踏み台昇降後には8分間ストレッチ。

【Run and Stretch】

https://youtu.be/UAcO8sb7KWc?t=44

 

これだけ読めば最初から踏み台昇降をやっておけば、もっと早くスット立ち上がれるようになったのではないかと思われるかもしれない。ところが、足腰の弱りは2年くらい前が底だったが、その頃にも3か月くらい毎日40分程度の踏み台昇降をやった時期があるが、ほとんど効果がなかったのだ。おそらく、最初に太ももや臀部やふくらはぎなど大きい筋肉を一定程度太くしないと、膝やくるぶしなど大きい筋肉のない部位も力がついていかないのではないかと考えている。

 

また最近になって白隠軟酥の観のような観想法+呼吸法を始めたのも、この結果の誘因になったかもしれない。

 

こうした結果、もうひとつの課題であったうすら貧血症状も以前に比べると改善してきたように思う。

 

足腰の顕著な弱りは、階段を手すりなしでは上がれなくなった時で、それは6、7年前に発生していたと記憶しているが、その頃からこうした運動を始めていればよかったのだろうが、モチベーションも今ほどはなく、何より方法がわからなかった。

お医者さんに相談してもあまり親身でなく、また薬やサプリで緩和するのも本筋ではないと考えていたが、結局老化にまつわる症状をなんとかしようというトライアルである以上は、自分で考え試してみる試行錯誤になるのはやむをえないと思う。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋の室内ウォーキング、筋トレ、観想法+呼吸法

2023-10-21 07:26:41 | 天人五衰、ロコモ、フレイル

◎実際にやって初めて効果を実感するもの

 

9月下旬に最高気温30度越えは一回あったが、以後20度台が続いている。肉体は秋分までの酷暑モードから徐々に切り替わってきた。散歩場所も徐々に室内から屋外へと移し、ノーマルな状態に戻そうとはしている。

ところが、6月から9月までの4か月弱、屋外ウォーキングをほぼやらなかったせいで、屋外散歩しても以前のようなスピード、距離にならないのに愕然。いつも散歩時にすれちがう老人男性も同様のようでスピードはとても遅くなっている。

酷暑の4か月は、散歩がほぼできなかった4か月であって、関東圏では老人の運動機能低下は広汎に起きているのかもしれない。

その間もほぼ毎日50分の室内散歩を行い、途中で上半身筋トレ(10分)も加えてきた。

室内散歩は確かに全身を動かして血行を促すという効果はあるが、屋外散歩に比して脚全体の負荷が小さいのではないかと思った。禅道場で行う経行(きんひん)も屋外。だが、屋外散歩がベターだが、雨の日、強風の日は、室内散歩となるのは、やむを得ない。

最近、ちと思うことがあり、白隠の夜船閑話の軟酥の観にならい、腹式呼吸と軟酥の観風の観想法を始めてみた。

これは、著効があったようだ。こんなことならもっと早くトライすべきだったと反省している。

まず腹式呼吸は、若い頃から時々やっていたが、2、3回やってもあまり効果が感じられないことからあまりやることはなかったが、20分、30分と効果が出るまで繰り返すものだということがわかった。最初から2、3回やっただけで効果が出るのは天才だけである。

軟酥の観風の観想法は、20代の頃から11月には不調になることがあり、時々試してはいた。これも最初のうちはまねびだが、習熟していくうちに効果が出るものだろうと思う。

まことに冥想法は、実際にやって初めて効果を実感するものであり、効果を実感すればますますやるもの。だが、そのやり方の絶対性は、やらずに本やネットで眺めたりしているだけでは何も起こらない、と改めて思った。

冥想法には、効果を求めるタイプの冥想以外に効果を求めないタイプの冥想もある。古神道で言えば、幽斎と顕斎の違いである。

 

参考:幽斎と顕斎

『道之大本 第三章

一.神を斎(いつ)きまつるには、顕斎、幽斎の二つの大別あり。

二.顕斎は、天つ神、国つ神、八百万神を祭祀するものにして、宮殿あり、祝詞あり、幣帛ありて、神の洪恩大徳を報謝して、敬虔の意を表するの道なり。

三.幽斎は、真神を祈る道にして、宮社もなく、祭文もなく、幣帛もなし。ただ願望するところを、吾人の霊を以て祈祷し奉るの道なり。

四.要するに顕斎は、祭祀を専とし、幽斎は祈祷を専とするの道なり。

五.真の神は霊なり。故に其至霊に対するは、霊を以て祈るべし。

六.顕斎のみに偏るも非なり。幽斎のみに偏するも亦(また)非なり。

七.ある宗教の唱ふる如く、「神は霊なり」として、霊のみに偏し、形あるものを祭ることを忌み嫌いて、顕斎の道を無みし、偶像宗教などとそしるもの、あまり偏見にして、未だ全き教理といふべからず。

八.斎きまつるには、神像必ず不可ならず。されど祭祀祈祷の大道を誤りて、顕斎のみによりて福祉を祈るは非なり。祈りは霊を以てせざるべからず。』

(出口王仁三郎著作集第一巻/出口王仁三郎/読売新聞社から引用)

※幽斎が、効果や目的を求めない冥想である。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

残暑の筋トレ事始め

2023-09-15 03:42:10 | 天人五衰、ロコモ、フレイル

◎瘦せた筋肉の回復、プランク、禊

 

1.筋トレ

一か月前から上半身筋トレを始めた。ダンベル代わりに1.5Lペットボトル。時間は、一日10分で、メニューは、Caroline Girvanのyoutubeで、上半身ダンベル。

10 Min DUMBBELL UPPER BODY WORKOUT at Home

Caroline Girvanのよいところは、目線が、きっちり「教えてあげる」目線であるところ。小柄だが雰囲気も明るく説得力がある。

 

さて老境に入って生涯初めての筋トレ。最初の頃は、何度もペットボトルを落としそうになり、掌のひら周辺の筋や、ひじや二の腕の筋が痛んでいた。

この筋トレは、腕ばっかりだが、両腕を差し上げるポーズ

があり、これは自ずと臍下丹田にも力が入り、思わず両足を踏ん張る。天の鳥船など禊の神事では、“渾身で”という注意事項があるが、この踏ん張りこそが渾身だと思う。自重ではない運動にヒントあり。

もともと腕はほとんど筋肉がついていないような具合だったので、まだペットのダンベルを更に重くするまでには至っていない。ただ、腕全体の血行がよくなったっぽいことと、あおむけに寝た状態で両腕で頭上に本を開いて読めるようになったこと(40年ぶりか)が効果と言えば効果。

一般に筋トレは、筋肉破壊、修復の期間があるので、3日に一回程度がよいなどと言われるが、1日10分だけでもあり、ほぼ毎日やっている。カーリングの藤澤五月さんを目指しているわけでなく、主目的は痩せた筋肉の回復と身体全体の血行増加。

 

2.プランク

プランクもやり始めて1か月程度。最初は10秒だったが、今は50秒まで延びた。きっかけは、将棋の西山朋佳女流三冠が足痛のため長時間の坐り対局に耐えられず不自然な姿勢で対局していたのだが、治療のためテレビでプランクをいきなり30秒もやらされていたのを見たため。

プランクはうつ伏せで両肘を立てて胸から下半身を一直線に伸ばす姿勢を維持するもの。これで腹からお尻、腿にかけての血流がドッコンドッコンするもの。上半身と下半身をつないで、これほど血流を直接に動かすとは驚かされた。静止姿勢だが、重要なポーズだと思う。

 

3.古神道の禊の神事

禊の神事には、以下の5種あるが、合気道の植芝盛平の動画や、青森総鎮守善知鳥神社の禊(みそぎ)行事作法次第のYouTube

を参考にして、雄詰(をころび)の禊までは毎日やるようになった。伊吹の神事は、今のところ出口王仁三郎の説明に近い動画が見つかっていない。

(1)振魂の行事

(2)天の鳥船

(3)雄健(をたけび)の禊

(4)雄詰(をころび)の禊

(5)伊吹の神事

いずれも基本は、下方三チャクラである臍下丹田(スワジスターナ)強化を狙う行だが、そうではない部分も一部含まれている。

 

この夏の猛暑日も80日を超えた。涼しくなりかけた時に体調を崩しやすいが、今年は異常熱波の長い夏の後だから、余計に体調に配慮が必要だと思う。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする