◎暗黒の三日間は、聖書には三か所ある
暗黒の三日間に相当するものは、古事記では、天照大御神の岩戸隠れや、出口王仁三郎のいう大峠だが、三日間とはされていない。
西洋では、暗黒の三日間は、ヨハネの黙示録には記載されていないが、聖書には3か所ある。また19世紀の聖アンナ・マリア・タイギによって語られたとされる予言もある。
1.「出エジプト記」のモーセによる濃い暗闇の三日三晩。
奴隷状態にあったイスラエル人を救出する際、神はエジプトに対し十の災をもたらしたが、その9番目が「暗黒の三日間」。
「出エジプト記」(10章21:23節)
三日の間、人々は互に見ることもできず、まただれもその所から立つ者もなかった。しかし、イスラエルの人々には、みな、その住む所に光があった。
2.旧約聖書「ヨナ書」ヨナが、神の命令に背いてニネベから逃れようとした際に、大魚に飲み込まれ、その腹の中で過ごした三日三晩。
3.イエス・キリストが十字架で亡くなり、墓に葬られてから復活するまでの三日三晩。
いずれも、死から再生の期間として3日をみている。
暗黒の三日間で、悪は滅ぼされ、善が生き残るわけだが、自分が悪ならば滅ぼされ、善ならば生かされる、ということになるので、本日只今より本気で悟りを開く覚悟が必要であると思い至らしめられる。
人は、髪の毛一本白くも黒くもできない。
神の御心のままに。
※(GEMINIから)聖アンナ・マリア・タイギ(Blessed Anna Maria Taigi, 1769-1837年)は、カトリック教会で列福されたイタリアの神秘家であり、数々の予言を行ったことで知られています。彼女の予言の中で特に有名で、一部のカトリック教徒の間で広く語られているのが**「暗黒の3日間」**です。
これは、ヨハネの黙示録に直接記述されているわけではなく、主に彼女を含む複数の聖人や神秘家の「私的啓示」として伝えられているものです。教会は、これらの私的啓示を信仰の必須事項とはしていませんが、信じることは禁じていません。
聖アンナ・マリア・タイギが予言したとされる「暗黒の3日間」の主な内容は以下の通りです。
- 世界全体を覆う激しい暗闇:
- 全地球が3日3晩にわたって深い闇に包まれるとされています。
- 何一つ見えず、人工的な光(電気、通常のランプなど)は機能しないとされます。
- 疫病と悪魔の活動:
- 空気が疫病に満ち、主に(しかしそれだけでなく)信仰の敵を滅ぼすと言われています。
- 悪魔があらゆる恐ろしい姿で現れ、空気を汚染するとも伝えられています。
- 安全を守るための指示:
- この期間中は、家の中に留まり、窓を閉めておくことが強く推奨されています。
- 好奇心から窓を開けたり、家から出たりする者はその場で死に至るとされます。
- 唯一の光となるのは、祝福されたロウソクの炎であると言われています。このロウソクは、神を信じない者の家では点灯せず、信仰の恵みの状態にある者が点火すれば、3日間燃え続けるとされています。
- 人々は、家の中でロザリオを唱え、神の慈悲を乞い、悔い改めるべきだとされています。
- 浄化と新たな時代の到来:
- この「暗黒の3日間」の間に、教会の敵や神を冒涜する者たちが滅ぼされ、地球は浄化されるとされています。
- この大いなる浄化の後、世界には平和と信仰の新しい時代が訪れると考えられています。
解釈と注意点:
- この予言は、人類が神に立ち返り、悔い改めることを促す警告として捉えられています。
- 具体的な時期については言及されていません。
- 繰り返しになりますが、これはカトリック教会の公式な教義ではなく、私的啓示の一つです。信じるかどうかは個人の判断に委ねられています。
聖アンナ・マリア・タイギは、その生涯において神秘的な「太陽」を常に視界に持っていたとされ、その「太陽」を通して過去、現在、未来の出来事を見ることができたと言われています。彼女の生活は困難に満ちていましたが、信仰と慈善に生きた模範的な母親であり妻でした。
※ユダヤの過越の由来について(GEMINI)
神はエジプトのファラオがユダヤ人を解放しないため、エジプトに様々な災いをもたらしました。最後の災いは、「エジプト中の初子(長子)を死に至らしめる」というものでした。しかし、神はユダヤ人に対し、子羊の血を家の戸口の柱と鴨居に塗るように命じました。神の使いがエジプト中を巡る際、この血が塗られた家は「過ぎ越して」、災いを免れたとされています。
この出来事の直後、ユダヤ人は急いでエジプトを脱出しました。その際、パン種を発酵させる時間もなかったため、種なしパン(マッツァー)を焼いて持っていったとされています。