◎日本人ヘイトと日本人逆差別は亡国への道
笹目秀和が、仕事に打ち込むことで開ける、すなわち事上磨錬について語っている。
笹目秀和は、終戦時民間人でありながら、兵士でもないのに不当にもソ連に11年も抑留され、シベリアで炭鉱掘りや薪割りをやらされ。最後まで共産主義思想へ転向しなかったので、11年目の昭和32年まで帰国ができなかったらしい。
笹目秀和が、サーヤさまの山本護衛官に語る。
『どんな仕事であっても、それになりきり、打ち込むことだね。そうすると宇宙にみなぎっている霊気、先天の炁(き)がどっと流入してくる。ヨガでは、先天の炁(気)のことをプラーナと呼んでいるのではないかな。
山本君の護衛の仕事は楽ではないけれども、己を捨て、こだわりを捨てて無心に打ち込むことだ。そこから自然と楽しみが生まれてくる。わしが、炭鉱掘りや薪割りを楽しんだようにね。
サーヤさまはまだ学生だから、日々の修行と心得て無心にひたすらに学業に打ち込むことだね』
(日本のカルマを背負った男 「笹目秀和」と二人の神仙/宮崎貞行/ヒカルランド P244-245から引用)
ある仕事に無心に打ち込むとプラーナが流入してくる。神に入るというやつだ。プラーナは、半物質なのでそれが入って来ると活性化、元気になるということだが、人によっては、それ以上のものを感得する場合がある。
例えば、妙好人という念仏の達人の中には、元気になって、すべてが南無阿弥陀仏である世界をも通過して、それ以上の境地に進む者がいることである。
笹目秀和は、二人の神仙に命じられ、日本のカルマを享け北東アジアに2か国の建国を命じされたが、白頭山のリョ神仙の予言どおり建国に失敗し、それが1945年の日本の敗戦につながって行く。
とかく笹目秀和については、太陽や月の精気を食むなどの超能力が使えることで色眼鏡で見られがちだが、笹目秀和だけが、日本のカルマを背負った特別な人間ではなく、個々の日本人一人一人が日本のカルマを背負っているのである。
最近日本の大学院では、院生の9割が中国人だという。日本の大学の教授陣も十年もすればほとんど中国人になるのだろう。
40年前経済学のゼミの半数以上がマルクス主義経済学だと聞いて驚いたものだが、それは敗戦時に大学から放逐されなかったのが左翼系の教員だった結果なのだろうと知ったのはずっと後年のことだった。
中国人院生(留学生)は月に15万円だかの生活費が日本国から支給され、日本人院生にはそれはないと来れば自ずと院生の9割が中国人になろうと言うもの。日本人ヘイト、日本人逆差別も極まれり。
日本は、このように思想学問の世界でも中国の侵略を許しており、将来日本政府の専門家会議のメンバーもほとんどが中国国防動員法に支配された反日思想の中国人教授になるという悪夢も近いのだろう。
こういう日本のふがいない状況を出口王仁三郎は、第二次大戦時の日本に比してこんにゃくと評している。神一厘の仕組みがあるからなどと安心していては、反日国家の華流、韓流にどんどんやられ、チベットのように気がついたら亡国になっていましたなどということになりかねない。
日本人ヘイトと日本人逆差別は、亡国への道。
チベットも亡国の何十年前から、高僧は、チベットが中国の植民地になることを幻視していたことを、チベットものを読むと時々見つけることができる。
台湾有事に際し、中国はいわば自動的に敵国に変わるので、相応の体制が必要のはずだが、そういう気配もないのが、将来の日本人の苦難を増幅させる。
政治家、政府、マスコミの責任は、大きい。NHKラジオ国際放送で電波ジャックした中国人の氏名がいまだに公開されないのも奇怪である。そこまで口を出される日本国政府のふがいなさ。