徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

花火

2009-08-26 04:50:13 | Weblog
私が住んでいる街でも花火大会があった。

入場料13ユーロ

え?入場料?
もしかして、そんなに高く打ち上げない花火で、ちゃんと入場しないと見られないのかなぁ、と思いつつも、研究室の人と行ってきた。

もともとは、誘ってくれた人(夏期休暇中)が、『友達と一緒に行くんだけど、あおも一緒に来る?研究室の人も誘ってみて』ということだったので、新しく来た中国人のポスドクも含め、全部で4人集まった。

夕方7時過ぎに集まり、みんなで相談した結果、とりあえず、会場外からも花火を見られるから、その場所をチェックして、そのあと、会場入り口まで行って、そこで、中に入るかどうか、決めよう、ということになった。誘ってくれた人の友達は入場したい人たちだったので、この時点で誘ってくれた人の友達とは別行動が決定。

飲み物や食べ物を調達しながら、

畑のなかをさまようこと10分

花火を見られそうな場所に到着した。

やっぱり畑の中

会場までは結構距離がありそうだったので、本当に見られるのかどうか、心配になった。が、中に入らなくていい、という人が多かったので、会場入り口には行かないことになった。ちなみに、花火打ち上げ開始は

午後11時

確かに、夏時間だから、8時スタートでは早いけれど、11時って。会場のすぐ横にはマンションが建っているのに。11時からスタートするなら、終電を気にしないといけない時刻じゃない。
9時過ぎには寒くて畑の中に座っていられなくなった私たち。会場の入り口まで行ってみよう、ということで行ってみた。

入場料13ユーロだけあって、

中はちょっとした遊園地

だった。そういえば、まだ明るい時間には気球も飛んでいた。

一緒に行った人が、『中に入ってみたい』と言い出したけれど、『もう遅いよ。今から入っても、13ユーロ分は楽しめないよ。だから、最初に決断しようって言ったんだ』と。そうか。花火打ち上げが11時スタートだったのに、7時集合だったのは中で遊ぶ時間もあったのか。

11時ちょっと前から花火が始まった。各国対抗の花火大会らしく、私たちが見たのはスペインの花火だった。

日本と違うな、と思ったのは、

音楽つき

なこと。日本では、花火の音も楽しむけれど、こちらでは、音楽に合わせて(というほどでもないけれど)打ち上げられる。それほど高くまで打ちあがらない花火が多かったけれど、会場外でも楽しめた。

でもやっぱり、

日本の花火のほうが凝っている

気がする。何かの形だったり、途中で色が変わったり、というのはなかった。逆に、日本では見たことのない花火もあったけれど。一緒に見たインド人ポスドクは、『きれい。来てよかったよ』と興奮していた。

考えてみると、日本の花火大会って太っ腹。入場上無料であんなに長く、きれいな花火を打ち上げてくれるなんて。