徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

新型インフルエンザ・注意喚起

2009-08-21 03:29:49 | Weblog
新型インフルエンザが大流行の兆しを見せている、ということで、領事館からのメルマガと、大学からのメールで注意が促された。

手洗い、うがいの重要性、目や鼻、口には手を触れない、マスクを着用などが共通に書かれていた。が、片方にしか書かれていない項目はちょっとおもしろかった。

例えば、領事館からのメルマガの最初(手洗い・うがいよりも前)の項目は、

水、食料を備蓄して、不要な外出を避ける

だった。いったい、どのくらいの備蓄をしろ、というのでしょう。確かに、ドイツにはケラー(地下の物置)がついているので、相当備蓄できるでしょうけれど、でも、毎日ひきこもるわけにはいかない。

大学からのメールはドイツ語だったので、本当にあっているかどうかはちょっと不安だけれど、一番お国柄が出ているなぁ、と思ったのは、

鼻をかんだティッシュはごみ箱に直行

ドイツのティッシュは日本のポケットティッシュよりも厚く、何回か鼻をかんでから捨てる。だから、『ティッシュは使い捨てにしてね』と書かれていた。使い捨てに関しては、(トイレを想定していると思われる)普通のタオルよりもペーパータオルを使ってね、ともあった。

そのほか、

握手やあいさつのキスはしないように

ともあった。これは領事館からのメルマガにもあっていい項目かもしれないけれど、通常、日本人は握手やキスはしないからなぁ。

あとは、大学の建物のドアは開けっぱなしにして、ノブに触らないようにする、とか、食べ物飲み物はシェアしない、などあった。

なるほど!と思ったのは、『発熱したり、新型インフルエンザの兆候が現れたら医療機関に行きましょう』というのは領事館からのメルマガにも、大学からのメールにもあったけれど、大学からのメールのほうにはさらに、

ホームドクターにかかる時は予約しましょう

というのがあった。なぜなら、

待合室での感染を避ける

ため。
日本の病院なら、インフルエンザぽかったら、隔離する部屋がすぐにあるのだろうけれど、ドイツのホームドクターのところにはそういう部屋がないのだと思う。インフルエンザ以外の症状で来ている人と待合室でバッティングしたら、大変なことになりそうだからなぁ。

というわけで、私は2か所からの注意喚起の情報を読み、手洗いをこまめにすることにした。なんだかんだ言っても、異国で病気になるのは怖い。