徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

バイバイパーティ

2006-11-06 01:11:48 | Weblog
卒業式も終わり、続々とドイツを離れる人が出てきた。明日の夜、帰国する人が金曜日にパーティを開いた。彼女は私の仲のいい友達の1人だった。2年前、彼女を見たときは

男か女か分からなかった

髪の毛は短く、声は低く、体格がいいので胸があるとかないとか、外見的な特徴からは判断不能だった。が、彼女の友達と話をするとき、その友達は、彼女のことを「she」と呼んだ。ということは女性なのかな、と思ったけれど、当時、英語にまったく自信のなかった私は(そして、彼女は男性かも、と疑っていたし)「聞き間違いかも」と思っていた。

そして、その後、2泊3日で小旅行に行ったとき、2人から3人で1部屋を使うときの部屋割りで、彼女と一緒になった。

さすがに男女一緒には泊めないでしょう。でも、ドイツだったらありかも?

と思っていた。が、結局女性だった。他にも多くの人が彼女を男性だと思っていたことが後日判明。もちろん、彼女の名前から女性を想像した人もいた。私からしてみれば、そんなメジャーな名前ではないし、名前からはとても性別は分からなかった。今から思えば、名前の最後が「e」なので(でも発音はしない)、ここから女性って判断したのかな、と思う。

パーティは彼女と彼女の友達が用意した料理がたくさん並んでいた。もちろん、私も巻き寿司を持って参加した。サラダ巻きが好評だった。

食べて、踊って、飲んで、と、いつもどおりのパーティだったけれど、彼女に内緒で彼女宛のカードをみんなで書いた。

私はやっぱり最後までいることはできず、途中で帰った。彼女に抱きつきながら何か言おうと思ったけれど、言葉に詰まり、何もいえなかった。でも、ちゃんと彼女は感じてくれ、「分かってるから」と言ってくれた。そして、

メール書くから。あおがたとえ返事をくれなくても書くから

と。私が「返事はもちろん書くよ。当然じゃん」と言ったら、「私が最近出した2通のメール、両方とも返事なかったじゃん」と。

え、大勢に宛てたパーティのお知らせに返信しないといけなかったんですか・・・

どんどん友達が帰ってしまうのがさびしい。別のクラスメイトは、ルーマニアでインターンシップを見つけ、日曜日にルーマニアに発った。
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