くもりのち晴れ。やや蒸す。
遠藤賢朗「コティとラリックの物語 魅惑の香水瓶」を見て読む。
ガラス瓶の魅力を味わう。
個人的にはもっと色鮮やかなものを想像していたのだけれど。
どちらかというと形が中心になっていた印象。
気に入ったものは数点といったあたりか(もっとも「現物」を見ていないので微妙)。
漆塗りや刀の鍔の影響が伺える作品もあり。
本書のコレクションがあった湘南江の島香水瓶美術館は4年前に閉館した模様。
「箱根ラリック美術館」というのがあるようなので興味のある向きはそちらまで。
とりあえず作品の画像を載せておく。
おそらく「香水瓶」という限定をはずした方がラリックの魅力は味わえるはず。
「目の保養」という意味ではそちらが好ましい。
「砂漠に暮らす者」には「オアシス」が必要。
「生きるためのエネルギー」としてどこかで「美」を補充しておかないと。
もっとも「所有したいという欲望」はなくそれが「存在していればいい」だけ。
見られる「環境」さえあれば十分。
「『カワイイ』の濫発」にうんざりするのも事実。
できればもう少し言葉豊かに表現したいもの。
「キレイ」という感覚が人それぞれなのはわかるとして「圧倒的な美しさ」はある。
ときどきそうしたものに触れてどうにか「正気」を保っているような。
これもある種の「中毒」なのだろう。
一見「健康そのもの」ではあってもさまざまな「病気」を抱えているらしい。
やっかいだと思いつつ今後も付き合うしかなさそう。
遠藤賢朗「コティとラリックの物語 魅惑の香水瓶」を見て読む。
ガラス瓶の魅力を味わう。
個人的にはもっと色鮮やかなものを想像していたのだけれど。
どちらかというと形が中心になっていた印象。
気に入ったものは数点といったあたりか(もっとも「現物」を見ていないので微妙)。
漆塗りや刀の鍔の影響が伺える作品もあり。
本書のコレクションがあった湘南江の島香水瓶美術館は4年前に閉館した模様。
「箱根ラリック美術館」というのがあるようなので興味のある向きはそちらまで。
とりあえず作品の画像を載せておく。
おそらく「香水瓶」という限定をはずした方がラリックの魅力は味わえるはず。
「目の保養」という意味ではそちらが好ましい。
「砂漠に暮らす者」には「オアシス」が必要。
「生きるためのエネルギー」としてどこかで「美」を補充しておかないと。
もっとも「所有したいという欲望」はなくそれが「存在していればいい」だけ。
見られる「環境」さえあれば十分。
「『カワイイ』の濫発」にうんざりするのも事実。
できればもう少し言葉豊かに表現したいもの。
「キレイ」という感覚が人それぞれなのはわかるとして「圧倒的な美しさ」はある。
ときどきそうしたものに触れてどうにか「正気」を保っているような。
これもある種の「中毒」なのだろう。
一見「健康そのもの」ではあってもさまざまな「病気」を抱えているらしい。
やっかいだと思いつつ今後も付き合うしかなさそう。
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