退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「キャラクター」について2

2013-03-04 02:46:53 | Weblog
「晴れ。風は吹く。

昨夜も知らない間に寝てしまう。
お気楽な身分ではある。

今日で野暮用が終了。
とりあえず結果も伴ったのでOK。

なんだかんだと丸一日休みの日がなかったのでこれからは少し楽になるか。
貧乏ヒマなしは基本だけれど。」

と書いて昨日も寝てしまう。
「春眠暁を覚えず」ということにしておこう。

「古川ロッパ昭和日記 戦後篇 昭和20年-昭和27年」を読み始める。

それにしても「戦争」がそれほど影響を与えていないと思われる生活ぶりがなかなか。
仕事仲間から「天皇」とまで呼ばれるものの本人は相当我慢しているギャップよ。

エノケンとの「差」も意識されている。
ちょいと「上流」にアピールしたいというあたりは「出自」のせいか。

あるいはわが国で「洒落た感覚」に訴えようとするとこうなるのかも。
そもそも「豊か」である人々の数からすれば自動的に「少数派」にはなる仕組み。

同じ「天皇」つながりで思い出すのは黒澤明。
いずれも「不遇」だったのが「証拠」になるとも考えられて。

さて。

ここで思い出すのはピカソ。

ジェイムズ・アイヴォリー「サバイビング・ピカソ」によると
彼はむしろ周囲を狂わせる存在だったらしい。

そこまでくればむしろ「天晴れ」だけれど
少なくともロッパ・黒澤の二人はそうはならなかった。

この「在り方」の違いがそもそもどこにあるのかと思うと
とりあえず「キャラクター」というあいまいな「答え」しか見つからない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする